2018年

6月

30日

木工休み

 今日は出かける用事が出来、木工は休みました。写真は昨日挽いた蓋付き器です。2年程前に粗挽きしておいた欅材の器です。径20センチですが、木の縦方向と横方向で6ミリくらい直径の差が出ました。今後更に変形があると、このようなデザインでは蓋がうまく出来なくなる可能性がありますね。

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2018年

6月

29日

スツール完成

 スツールは接着剤も乾きました。脚と座板の歪みはほぼ治りました。脚と桟はもう一度軽くサンディングしてから、仕上げに荏油を塗りました。デザイン的には脚の形を少し改善し、寸法的にもう少し華奢にするべきと思いました。昨日のブログでスツールをスイーツと書いてしまいました。お恥ずかしい限りです。

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2018年

6月

28日

スツール作り(その4)

 スツールを接着組み立てました。最初に桟を十字に組み、これに4本の脚を取り付け、脚を座板に差し込みました。脚の下部は座板の周囲から垂線を下した場合、約12ミリはみ出すはずですが、1本の脚は6ミリ程度しかはみ出しませんでした。これを修正するために、写真の様に座板を作業台に固定し、はみ出しの少ない脚にロープをかけ、作業台の端に止めつけ、角材を使ってテンションをかけて固定しました。かなり強く引っ張って12ミリはみ出させました。

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2018年

6月

27日

スツール作り(その3)

 脚の途中に桟のような角材を入れることにしました。名称は解りません。30×26ミリの角材の両端をほぞ加工し、相欠きして十字形に組みました(上左写真)。この桟を脚に差し込むほぞ穴を掘るために、上右写真の様にカーブする台を作り、台と一緒に脚を角鑿盤にセットして、ほぞ穴を掘りました。左の写真は仮組したところです。脚の上部を少し修正し、脚の下部の開き寸法を15ミリ大きくし、315ミリにしました。この後、分解し、座板は旋盤で窪みを付けてからサンディングしました。脚と桟はトリマーテーブルで角を3Rで面取りし、サンディングしました。明日は組み立て接着出来そうです。

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2018年

6月

26日

スツール作り(その2)

 角鑿盤で座板の裏にほぞ穴を開けました。角鑿盤は主に戸障子などの角材にほぞ穴を掘る機械なので円盤などの板の内側に穴を掘るわけにはいきません。そこで左の写真のような台とフェンスを作り、角鑿盤にセットしました。これで4個のほぞ穴を開けたのですが、とんでもないミスを犯しました。座面を7ミリ程の窪みを掘ったことを忘れて穴の深さを調節したので、座面を見るとほぞの部分がめくれたような状態になり、修理も不能なようです。仕方なく、座板を作り直しました。円盤を作りほぞ穴も開け、脚と仮組しました(右写真)。組んでみると脚の下部をもう少し開いた方が良いことが解りました。写真では座板の径より脚下部の開き寸法が小さく見えますが、実際には座板径290ミリに対し、脚の下部での開き寸法は300ミリです。これを10~15ミリ大きくした方がバランスが良いと思われました。まだ修正可能です。仮組した座板はまだ座面の窪み加工をしていません。後日加工します。

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2018年

6月

25日

スツール作り

スツール作りを始めました。どこかで見かけたデザインが頭に残っていたので、それを再現しよう思いましたが、あまりはっきりとした記憶ではないので、試作することにしました。欅材を30ミリ厚に挽き、旋盤で径290ミリの座板に仕上げました(左写真)。座面に深さ約7ミリの窪みを付けました。次に欅材で26ミリ厚の板を準備し、脚を作りました。ベニヤ板で型を作り、墨付けし、帯鋸、ベルトサンダー、手鉋で形作りました(右写真)。

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2018年

6月

23日

カスタネット作り(その3)

 講習会の際、支給されたかりん材のカスタネットを完成させました。削りは堅いですが、やはりかりん材ともなると出来上がりの風格が違うような気がします。

 パドックの時計はオフコーポの数字セットを使おうと思い、入荷を待っていましたが未だに入荷しないようなので、シャムガキの角棒と丸棒を使うことにしました。左の写真は12時、3時、6時、9時の位置に9.5ミリの穴を角鑿盤で掘っているところです。その他の数字は径8ミリの丸棒を入れる穴をボール盤で掘りました。右の写真は角材、丸棒を埋め込んだところです。

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6月

22日

木工休み

 午前中、町の健康診断を受けました。バリウムも飲みますので、午後は休養とし、木工は休みました。

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2018年

6月

21日

カスタネット作り(その2)

 カスタネットの穴開け冶具を作り直しました(左写真)。今度は中央の穴を深く掘ったので、上下の円盤を一緒に入れられます。桜材で3個のカスタネットを作りました。ゴム紐がまだ入手出来ていないので、未完成です。

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2018年

6月

20日

カスタネット作り

 カスタネットの縁の一部を斜めに削り取る冶具を作りました。左写真の上方左側です。これをベルトサンダーのベルトをまたぐように載せます。16度の傾斜面になっています。この上にカスタネットをのせて縁を斜めに研磨します。その右の冶具は昨日作った穴開け用の冶具ですが、間違えました。カスタネットの上下の円盤を合わせて同時に穴あけをするのですが、円盤を沈める穴が浅くて1枚しか入りません。後で作り直します。手前の円盤はスペーサーです。カスタネットをチャックで保持するとき、ワークが沈み過ぎないようにこのスペーサーを使います。5.5ミリ厚を1枚、4ミリ厚を2枚作りました。その左はカスタネットのカーブを削るためのテンプレートです。2.5ミリ厚のべニア板で作りました。これら冶具を使って桜材でカスタネット1個完成しました(右写真)。蜜蝋ワックスを塗りました。

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2018年

6月

19日

ペンダント作り(その5)

 上左写真は接着のクランプを外したところです。自動鉋で捨て板を削り、厚みを11ミリにしました(上右写真)。次に糸鋸や帯鋸で円盤にカットしました。帯鋸の方が早いですね。冶具を使い、旋盤で削り、塗装しました(下左写真)。塗装はサンディングシーラーとクリアラッカーです。肌色の部分は楓材ですが、パドックの赤色が少し付いてしまいました。デザイン的にはまあまあと言えますかね。

 カスタネット作りのための冶具を作りました。今回のJWA 講習会はカスタネット作りでした。冶具が色々と必要です。写真で手前はカスタネットのゴムを通す穴と突起物を入れる穴を開ける時に使います。上右はカスタネットの円盤を削る時にチャックに取り付け円盤を回転させるための物です。上左は円盤に傷を付けずに保持するための冶具です。講習会で支給されたのですが、会場に置き忘れて来たらしく見当たらないので、塩ビ管をカットして作りました。この他に円盤の縁の一部を斜めに研磨する際に使う冶具を作ります。結構いろいろな冶具を作る必要があります。

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2018年

6月

18日

ペンダント作り(その4)

 今日も薄板貼り合わせのペンダント材料作りをしました。今回はペンダントの断面を製図して模様を考えながら材料の厚みを決めました。真ん中には5ミリ厚のパドック、それを3ミリ厚の楓で鋏み、更に5ミリ厚のブビンガ(花梨と言って頂いたのですがどうもブビンガのようです)で鋏むことにしました。ブビンガは捨て板(桜)に接着しました(上左写真)。捨て板は断面が長方形の一部をカットして5角形にしてこのカットした部分に6ミリ厚のブビンガを貼り、自動鉋でブビンガの断面が3角形になるように削りました。捨て板の反対側にもブビンガを貼り、自動鉋にかけて長方形に削りました。次にこの捨て板を長方形の対角線付近で挽き割ると上右写真の上段と下段の形になります。この順序で接着しました(下右写真)。

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2018年

6月

14日

ペンダント作り(その3)

 貼り合わせた材料は厚さが21mm程あるので自動鉋にかけ、厚さ10mmまで削りました(上左写真)。糸鋸で円盤に切り抜き、旋盤で削りました(上右写真)。左の写真は偏心穴を開け、塗装まで完了した状態です。写真で上の2個と下右の1個は同型の裏表です。下左は偏心位置を180度変えたものです。平らに貼りつけたものより面白いと思いますが、貼り合わせ枚数や樹種を再検討する必要がありますね。

 16日はさいたま市でJWA講習会があり、明日から出かけますので、15日、16日のブログは休みます。  

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2018年

6月

13日

ペンダント作り(その2)

 昨日、薄板を貼り合わせた材料でペンダントを作りましたが、出来栄えが今一面白くないので、今日は薄板を斜めに貼り合わせてみました。左の写真の断面が三角形の材料は幅60mm、厚さ17mmの桜材をテーブルソーの刃を傾けて、2枚に挽き割ったものです。その間の薄板は3mm厚のエンジュと楓です。右の写真はそれを接着しているところです。斜め接着ではこのままクランプするとずれてしまうので、両端の近くに2本のビスをねじ込んでクランプしました。

 2年程前に粗挽きしてあった欅の蓋付き器を仕上げてみました。取っ手の高さが低すぎました。しらた部分が多い材料だったので、ものになるかどうか解りません。

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2018年

6月

12日

ペンダント作り

 昨日薄板を5枚貼り合わせておいた材料から糸鋸で4枚の円盤を切り出し、ペンダントに削ってみました。考えていた程の面白いものが出来ませんでした。上段中央の物は寄木のコブレットを作った時のチャックの掴み代部分で作ったペンダントです。こちらの方が面白いですね。もう少しペンダント用に工夫すればいけるかもしれません。ただし、カヤは寄木には向かないですね。この材料は寄木にすると、塗装した時に、他の木の色で汚されたり、木口は磨いても艶が出ません。

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6月

11日

時計の組み立て

 時計に塗った蜜蝋ワックスが乾いたので、ムーブメントや針を取り付けてみました。上左はエンジュと栃の文字盤に黒檀の数字を貼ったもの、上右は桜に花梨の数字、左はバオロッサの板にカヤの文字盤を入れ、花梨の数字を貼ったものです。壁にぶら下げるための金具などはまだ付けていません。薄板の数字は手間がかかりますが、時計の出来栄えとしては期待したほどの物にはなりませんでした。

 下左の写真はペンダントを作るために薄板を準備したところです。上から花梨、カヤ(1mm厚)、パドック(3mm厚)、カヤ(1mm厚)、花梨でこの順序で接着しました(下右写真)。明日削ってペンダントを作ってみます。

 

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6月

09日

会津工人まつり

 三島町で毎年今頃開催される「ふるさと会津工人まつり」に行って来ました。葡萄の蔓などで編んだバッグや手提げんどの作品がメインの展示即売会ですが、木工製品も結構ありました。上右の写真は時計など、下左写真は木の貼り絵です。色の違う木を薄くカットして貼りつけたもので、大変緻密な作品です。下右の写真はミニチュア彫刻品とでも言いましょうか、例えば写真上の方のペンチやハサミは長さ2~4センチ程度の大きさです。写真右端の茶色の塊は何でしょうか。便器です。何と、内部に御馳走まで置いてありました。会場は林の中に小さなテントを並べてやっていましたが、人の多さにびっくりさせられました。

 木の貼りえです。気の遠くなるような作業をしていますね。

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6月

08日

休養

 今日は少し疲れを感じたので、木工は休み休養しました。

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6月

07日

時計文字盤数字接着

 黒檀の残りの数字を切り抜いてからサンディングしました。細かくて数も多いので、サンディングも大変で、昼までかかりました。午後3個の時計に文字を接着しました。パドックの時計には接着せず、オフコーポの数字セットを待つことにしました。オフコーポの数字セットはプラスティックですが金色に塗装してあるらしく、一緒に金色の針を使えば、パドックの赤い文字盤に似合うかなと思ったからです。全体に蜜蝋ワックスを塗りました(写真)。

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6月

06日

時計文字盤用数字作り(その2)

 今日も文字盤用数字作りです。かりん材で時計3個分を切り抜いてから、再度黒檀でやってみました。黒い数字を使いたい時計もあるので、1個分は黒檀で切り抜きたいと思っていました。かりん材でだいぶ慣れたので要領も解ってきました。黒檀の厚みは3mm(前回は2.5mm)にしました。切り抜いた後栃板から剥がす際は、接着線に彫刻刀を差し込むようにしました。写真の最下段の黒い文字が黒檀です。9個中1個が欠けましたが、接着剤で修理しました。

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6月

05日

時計文字盤用数字作り

 オフコーポで時計文字盤用の数字セット(16mm)を扱っていますが、現在欠品中です。ずっと入荷を待っていましたが入荷時期も未定とのことですので、薄板を切り抜いて作ることにしました。以前、黒檀で切り抜きを試しましたが欠けてしまいうまく行きませんでした。今回は黒檀の薄板に両面テープを貼り、栃の薄板で挟んでやってみました。切り抜きは出来るのですが、栃板から剥がすと欠けてしまいます。黒檀は諦め、かりん材を3mm厚に削り、4mm厚の栃板に挟んで(左写真)切り抜いてみました。たまに欠けるものも出ますが何とか行けそうです。右写真は今日切り抜いた数字です。

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2018年

6月

04日

寄木のコブレット(その3)

 寄木のコブレット、2個目と3個目を仕上げました(右写真)。写真で左端は先週挽いた1個目、中央は2個目、右端は3個目です。1個目はくびれ部の算盤玉のようなものが少し大き過ぎた感じなので、2個目は少し小さくしてみました。この方が恰好いいですね。3個目は平凡な形になってしまいました。スピンドルガウジの使い方にはだいぶ慣れました。

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2018年

6月

02日

寄木のコブレット(その2)

 寄木の接着が完了したので、削り始めました(上左写真)。材料の長さは42センチで、13~14センチのコブレットを3個作ることにしました。チャックの掴み代を1個だけで済ませるために、写真の様にスリーポイントステディーを使いました。カップの穴を掘る前に径20ミリのドリルで穴を開けました。後はもちろんスピンドルガウジを使用し、最後はラウンドスクレーパーで内側の削りを終わり、サンディングしました。くびれ部分に算盤玉のような出っ張りを作ったので、だいぶ時間がかかりました。スピンドルガウジの使用に全く不安感がなくなりました。コブレットを切り落とす前に、サンディングシーラーとクリアラッカーで仕上げしました(上右写真)。左の写真は完成品です。

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2018年

6月

01日

桜でナチュラルエッジの器

 左の写真は4枚目の楓材を接着しているところです。これが乾けばコブレット用寄木の材料が出来上がりです。この後桜材で3個のナチュラルエッジの器を粗挽きしました(右写真)。日付を入れて、木工ボンドを塗りました。

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戸棚作成