2019年

1月

31日

木工休み

 昨日、欅の丸太を軽トラに積みこむ際、二人で持ち上げたのですが、意外に重く、よろけて丸太と一緒に地面に手をついてしまい、手をちょっと痛めました。大したことはないと思い、午後も作業していました。夕方ちょっと痛みがひどくなりましたので、風呂上がりに湿布薬を貼りました。今朝痛みはあまりありませんでしたが、手の甲に少しむくみがありました。大事を取り、今日は木工を休みました。夕方頃にはほとんど痛みは無くなったので、明日は木工を再開するつもりです。

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2019年

1月

30日

薪作り

 知り合いの方に「欅の木を伐採したので使えるようなら持って行って欲しい」と言われ、ひょっとしたらナチュラルエッジの器に使えるかも知れないと思い、貰って来ました(左写真)。直径は太い所で約23センチです。ただし芯の付近に大きな虫穴が見えました。長さ45センチ程にカットし、帯鋸で二つ割(右写真)にしてみるとほとんどの物にひどい虫穴があり、旋盤作品には無理と解りました。普通虫が食うのはシラタ部分と聞いていましたが、この欅材は赤みの部分ばかりが虫に食われていました。虫穴の無いものは二つ割した4個のみでした。ほかの物は全部薪(ストーブの燃料)用にカットしました。

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2019年

1月

29日

スツール納品

 那須塩原市(黒磯)のお店にスツールを納品に行って来ました。白河関跡の前を通ったので写真を撮ってきました。左の説明文にもあるように古代関跡と認められているようで国の史跡に指定されています。春にはカタクリの花がしっかりと咲き乱れます。

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2019年

1月

28日

スツール完成

 今日は埋め木の出っ張りを処理しました。先ずは径5ミリの穴を開けた薄いプラスティックシートを埋め木の周りにあてがい、出っ張りをカット(上左写真)し、次に切り出しナイフで出っ張りを切り取り(上右写真)、最後に彫刻刀で仕上げました。軽くサンディングして完成です。

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2019年

1月

26日

スツール作り(その11)

 残り3個の天板取り付けをやってから、天板釘止めの部分に埋め木をしました(写真)。径5ミリの丸棒をサンドペーパーで少し細くしてから、テーブルソーで長さ6ミリにカットしました。釘穴、丸棒双方に接着剤を付け、金槌で叩き込みました。穴は深さが5ミリ前後なので、丸棒は頭が1ミリ程度飛び出しています。今日天板を取り付けた3個にも埋め木をしました。

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2019年

1月

25日

スツール作り(その10)

 残り3個の脚を接着、組み立てをしてから、昨日組み立てた3個の脚に天板を取り付けました。先ずは天板を2個のクランプで脚に仮止めし、天板に開けた下穴に径1.5ミリのドリルキーを入れ、下穴位置を印付けしました。天板を外し、幕板に径1.5ミリ、深さ15ミリの穴を開けました。幕板、天板に接着剤を付け、4個のクランプで天板を固定し、径2ミリ、長さ25ミリの8本の釘を打ち込みました。釘の頭は5ミリ程沈めます。右の写真では12個のクランプで止めていますが、クランプの数に限りもあるので、3個のスツールにはそれぞれ8個のクランプで明日まで放置します。

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2019年

1月

24日

スツール作り(その9)

 昨日仮組した3個の脚部分を接着剤を付けて組み立て、クランプしました(左写真)。残り3個の脚部分はほぞとほぞ穴を調整し、接着出来るようにしました。右の写真は6枚の天板です。315×315ミリにカットし、角をディスクサンダーで丸く面取りし、上面の木端を鉋で面取りしてから天板表裏をベルトサンダーでサンディングしました。次にボール盤で、天板に径2ミリの穴を8個ずつ開けました。幕板に天板を釘止めするための下穴です。更に穴上部を深さ5ミリまで、径5ミリに広げました。埋め木用の穴です。

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2019年

1月

23日

スツール作り(その8)

 昨日スツール3個分の片面6個のほぞとほぞ穴を調整し、仮組してみました。作業台に立たせたものがそれですが、下に寝かせたものは残りの片面で、1.5脚分、作業台の左奥の物と合わせて3脚分となります。

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2019年

1月

22日

スツール作り(その7)

 幕板、貫のほぞは脚の中で突き合わせになるので、帯鋸で先端を45度にカットしました。左の写真は天板を除いたスツール1脚分のパーツです。サンディングしてから接着に入りました。右の写真は1.5脚分のパーツに接着剤を付け、組み立ててクランプしたところです。

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2019年

1月

21日

スツール作り(その6)

 帯鋸ブレードが届いたので幕板、貫を帯鋸でカットし、自動鉋で30×22ミリに仕上げました。長さは幕板、貫ともにテーブルソーで294にカットしました。長さが中途半端でマイターゲージにストッパーを付けられないので、マイターゲージより少し長い角材にストッパーをねじ止めし、これをマイターゲージにクランプで止めました(左写真)。次にほぞ加工ですが、ほぞ幅は9.5ミリですので、幕板のほぞ加工では2.2ミリの切り欠きをする必要があります。この切り欠きをテーブルソーでやりますとブレードが金属のフェンスに接触してしまいますので、フェンスに板をクランプで止めて切り欠きをやりました(右写真)。今日はほぞ加工は完了せず、明日続きをやります。

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2019年

1月

19日

スツール作り(その5)

 脚の下部内側2面は斜めにカットします。墨付けしてから、帯鋸が使えないのでテーブルソーで斜めにカットしました。墨線まではディスクサンダーで削りました(上左写真)。ディスクサンダーには80番サンドペーパーがついていますので、研磨跡がしっかり付いてしまいます。120番サンドペーパーが付いているベルトサンダーで仕上げました(上右写真)。脚の外側角はトリマーテーブルでR10ミリの面取りをしました(右写真)。夕方帯鋸ブレードが届きました。

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2019年

1月

18日

スツール作り(その4)

 午前中通院したので、木工は10時頃から始めました。脚にほぞ穴を開けました。1本に4個ですので96個の穴開けです。幕板も貫もそれぞれ同じ高さに組むので、2個のほぞが出会う形になります。ほぞの先端は45度にカットすることになります。ほぞ穴はほぞの長さ以上に掘ると強度が弱くなると思われるので、ほぞの長さで止めました。角鑿の穴は底が平にはならないので、ほぞ穴の底付近を鑿で補正する必要があります。96個の穴の補正は結構時間がかかりました。

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2019年

1月

17日

スツール作り(その3)

 幕板と貫の作成に入りました。太さは30×22ミリです。、合計48本必要です。手押し鉋で2面の直角を出し、帯鋸で幅を32ミリに落とし、厚みを24ミリに落とし始めたところ、帯鋸がカタカタと異音を発することに気付きました。電源を切り、ブレードを調べてみると2か所に亀裂が入っていました。ブレードが切れると危険なので、交換することにしました。予備は有りませんので、新品が届くまで帯鋸は使えません。別の作業を進めることにしました。残り2枚の天板の板接ぎをしてから、昨日準備した脚材を長さ535ミリにカットしました。24本ありますので、テーブルソーにストッパーを取り付けてカットしました(左写真)。脚には幕板と貫を差し込むほぞ穴を開けるので、穴位置の墨付けが必要です。右写真の様に脚を全部並べてスケールを固定し、彫刻刀で罫書ました。

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2019年

1月

16日

スツール作り(その2)

 脚材を準備しました。手押し鉋で2面の直角を出し、帯鋸で33ミリ角にカットしてから自動鉋で30ミリ角に仕上げました。トリマーで天板4枚分の溝を仕上げて、2枚分の板接ぎをしました。

 吊るし雛用飾り台は13日に塗った1回目の黒色ペンキが乾いたので、水ペーパーをかけてから2回目のペンキ塗りをしました。工房の2階では寒くてペンキが乾きにくいので、塗装は自宅でやっています。

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2019年

1月

15日

スツール作り

 ブックコンテナーと一緒にスツールを6個頼まれました。昨年10月に6個のスツールを作りましたが、それより高さだけ10センチ程大きいものです。今日天板作りから作成開始しました。材料は欅です。天板は厚さ15ミリ、幅105ミリの板を3枚接ぎます。幅、厚みを整え、木端に雇いさね用の溝を掘りました。テーブルソーにダドブレード、フェザーボードをセットし深さ6.5ミリ、幅6ミリの溝を掘りました(左写真)。定盤に貼ったグリーンのテープは掘り始めと終わりの木口の位置を示したものです。右の写真は6個分の天板のテーブルソーでの溝彫りが済んだところです。

 溝の端には円弧状の掘り残しがあるので、トリマーで掘り足しました(左写真)。雇いさねを入れて接着しました(右写真)。今日は天板2枚だけの接着です。

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2019年

1月

13日

吊るし雛用飾り台作り(その2)

 台座、補強板の面取り、サンディングの後、組み立てに入りました。台座3個を載せられる板を小型テーブルの上に置き、ここに台座を並べて置きました。台座、補強板、柱に接着剤を付け、接着しました。補強板の上にそれぞれ2本の角材を渡し、4個のクランプで補強板を台座に押し付けました。柱上部に角材を渡してクランプで止め、3本の柱が平行に立ち上がるようにしました。真ん中の柱に筋交いをクランプで止めて柱が台座に対し直角になるようにしました。昼までかかりました。

 午後は残り12個のブックコンテナーの埋め木処理と、面取り、サンディングをしました。埋め木の処理は先ずディスクサンダーで埋め木の出っ張りを削り取り、その後ナイフで仕上げました。

 明日は会社OBとの麻雀のため、木工は休みます。

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2019年

1月

12日

吊るし雛用飾り台作り

 昨年の10月に吊るし雛用の飾り台を頼まれ2台作りましたが、同じ方からまた追加で3台頼まれました。今回は更に大型で、台上面から柱トップまでの高さが160センチです。上左の写真はパーツがほぼ揃ったところです。ここまでは9日にやっておきました。右の写真は台座に柱を差し込むほぞ穴を開けているところですが、我が工房の角鑿盤は角材にほぞを掘るような仕様になっているので、板状のものにほぞ穴を開ける場合は少し工夫が必要になります。角材を固定する装置を外し、板を置ける台をクランプで角鑿盤に固定し、飾り台にほぞ穴を開けました。柱に横木を差し込むほぞ穴を開け、横木のほぞ加工をしてから面取り、サンディングをし、接着しました(下の写真)。

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2019年

1月

09日

コンテナー作り(その5)

 埋め木をするための穴は径6ミリ、深さ6ミリに掘りました。ビスを打ってから、ビスの頭までの深さは5~6ミリとなっていました。径6ミリの丸棒を長さ7ミリに大量にカットしました。左の写真は接着剤を付け、丸棒を入れ、金槌で軽くたたいてから接着剤を拭き取ったところです。右の写真は昨日接着したものを彫刻刀で仕上げたものです。明日、明後日と旅行に出かけますので、木工は休みます。

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1月

08日

コンテナー作り(その4)

 午前中は所用をこなし、木工は午後からです。残り5個のコンテナーの接着をしました。1個の接着にクランプを4個使いますので、3個の接着で、25センチから30センチのクランプを12個使い、それ以上は有りません。右の写真の様に長ねじの手作りクランプを4個使い、接着は終わりました。20センチ以下のクランプは15~16本あるのですが、クランプはいくらあっても不足しますね。

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2019年

1月

07日

ブックコンテナー作り(その3)

 コンテナーの組み立て接着をしました。接着剤を付け、正面板1枚につきビスを2本打ちました。板がずれないようにクランプをかけてビスを打っての組み立ては結構時間がかかりますね。昨日と今日で10個の組み立てが終わりました。埋め木をすると完成です。

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1月

06日

ブックコンテナー作り(その2)

 現在、木工品の頼まれものがいつになく多いのですが、今週は何かと予定が入っておりますので、今日は日曜日ですがブックコンテナー作りをやりました。左の写真はテーブルソーで、側板に底板を差し込む溝彫りをやっているところです。縦横の側板はビスで止める作り方なので、正面側の板は溝を端まで掘ると組み立て後溝が見えてしまうので、溝を途中で止めます。溝の両サイドは円弧状になりますので、この部分をトリマーで掘り足します。右の写真の様に正面板の周りを板で囲いました。こうすると1枚の溝を掘った後、右手に持ったトリマーは回転を止めることなく、左手で次の1枚をセットし、効率良く作業が出来ました。

 正面板にはビスの下穴を開けますが、左の写真の様に板をボール盤にセットし、径2.5ミリの穴を開けました。ビスの頭を隠すため埋め木を入れるため、径6ミリの穴を深さ6ミリ程掘る必要がありますが、この穴は貫通させられないので、板の表面からの穴開けなので、セット位置を変えることになりました。次にシナベニア板をカットし、底板を準備しました。右の写真は組み立てしているところです。側板の間に厚板を入れ、正面板と側板の位置をセットしやすくして、ビスを打ちました。接着剤も使っています。

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2019年

1月

05日

ブックコンテナー作り

 アンティーク家具などの販売をしている知り合いの方から、本を入れたり運んだりするのに使う箱(ブックコンテナー?)の作成を頼まれました。大きさは縦横が330×235、高さ160ミリの箱で底板が付きます。材料は15ミリ厚のパイン集成材、底板は5.5ミリ厚のシナベニヤ板です。個数は15個です。材料のパイン集成材は幅500ミリ、長さ4200ミリという大きな板2枚です。最初に丸鋸で、長さ1M前後にカットしてから、テーブルソーで所定の寸法にカットしました(右写真)。テーブルソーにストッパーを取り付け、所定の寸法にカット出来る様にして作業しました。

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戸棚作成