2019年

3月

30日

箱作り(その4)

 パイン集成材の箱に取り掛かりました。これは1月に作った物の追加分です。50センチ幅の集成材を仕上がり寸法にカットしました。7個取れました。側板、正面板に底板をはめるための溝を掘りました。テーブルソーにダドブレードを取り付け、6ミリ幅で掘ります。正面板は両サイドは掘りたくないので、途中からカットを始め、途中で止めます。円弧状の掘り残しはトリマーでさらいました(左写真)。底板は5.5ミリ厚のシナベニアをカットしました。部材が揃いました(右写真)。

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2019年

3月

29日

箱作り(その3)

 底板にフロアネイル用の下穴を開けました。ボール盤にストッパーを取り付け、径2ミリの穴を底板1枚当たり14個開けます。底板と本体に接着剤を塗り、底板を本体に重ね、下穴を30ミリくらいの深さに開け、長さ38ミリのフロアネイルを打ち込み、頭が出張っているものはポンチを使って釘締めをしました。フロアネイルは頭の中心に小さな窪みがあるので、釘締めしやすいですね。10個の檜合板の箱が完成しました。

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2019年

3月

28日

箱作り(その2)

 檜合板の箱はフロアネイルという螺旋状の溝のある釘を使います。下穴を開けるためボール盤に位置決め用の板をクランプで固定しました(上左写真)。正面板に計120個、底板に計140個の穴を開けねばなりません。正面板と側板に接着剤を付け、フロアネイルを打ちました(上右写真)。側板を立て、正面板を重ねて釘打ちを楽に出来るように補助道具も作りました。左の写真は側板に正面板を釘打ちしたところですが、底板は未だ取り付けていません。

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2019年

3月

27日

箱作り

 パソコンでエクセルのファイルが1個、うまく開けないので、パソコンの得意な友人宅に行き、回復作業をやってもらいました。木工は午後からです。 

 以前、パイン集成材の箱(ブックコンテナー)作りを頼まれた方から追加の箱と新たに針葉樹の集成材を使った箱を頼まれました。檜の集成材ですが、片面は節無しですがもう片方は節が沢山あります。節ありの方を表に使うことになりました。サイズは400×300×200(高さ)ですが3×6の板3枚で10個分取れました(写真)。

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2019年

3月

26日

旋盤延長ベッド作り(その13)

 延長ベッドもテールストックやツールレストベースなどで挟まれる部分を3ミリ厚、13ミリ幅の鉄板をねじ止めして補強しました(左写真)。刃物台を高くする延長ポールは欅材で作ってみました(右写真)。刃物台を固定するためにノブボルトを使う予定ですが、未だ付けていません。延長ポール下部は径1インチに削り、ベースに差し込み、固定用のボルトを回しますが、欅材がへこみます。後日ここは径25ミリの鉄棒に変更します。試運転をしたいのですが、適当な材料がありません。木工依頼品がいくつか溜まってしまったので、試運転は後日に回し、依頼品をこなすことにします。

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2019年

3月

25日

延長ベッド作り(その12)

 ジョイフル本田に3×13×910ミリの平鋼があったので買って来ました。早速テールストック下部の鉄板下の板の端を切り欠き、平鋼をねじ止めしました(左写真)。テールストックと主軸の芯を突き合わせた状態で手前の鉄板の前後をクランプで押さえ(右写真)、テールストックを外し、手前の鉄板をねじ止めしました。向こう側の鉄板は45ミリ幅の鉄板を挟んで位置を決めてねじ止めしました。

 ベース板は上部を4本のボルトで旋盤ベッド横に固定してありますが、更に安定させるために、下部を旋盤台の脚にボルトで固定することにしました。脚とベースの間には32ミリ程の隙間があるのでここに欅の角材を通し、角材を脚にねじ止めし、この角材にベース板をボルトで固定しました(左写真)。残る作業は、延長ベッドを3ミリ厚の鉄板で補強することと、刃物台を20センチ程高くするパーツ作りです。

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2019年

3月

22日

延長ベッド作り(その11)

 テールストック下のブロックは3段の接着が済み、最下部に鉄板をねじ止めしました。残るは最上部の4.5ミリ厚の鉄板とその下の11.5ミリ厚の欅板をねじ止めするだけです。ここで6段のパーツを延長ベッドに載せ主軸との芯合わせをしてみました。左右は首を振れば合わせられます。上下は何故か1ミリ程高くなりました。ブロック最下部の後方の鉄板と厚板の間に0.3ミリ程の鉄板を挟むと主軸とのずれは0.5ミリ程になりました。挟む鉄板の厚みを調整し、芯合わせ出来そうです。ここで新たに問題点が見つかりました。一つは最上部の鉄板とその下の欅薄板をブロックにねじ止めしなければなりませんが、この作業はテールストックと主軸の芯を突き合せた状態でやりたいのですが、それではテールストックが邪魔してねじを打てません。もう一つの問題はテールストックをレバーで固定する際にはベッド上部の鉄板と板を強力に挟み込むので、欅板ではつぶされるかも知れません。これは設計ミスかも知れません。この欅板の下部を薄い鉄板で補強する必要があるかも知れません。延長ベッドでも同じ問題がありそうです。

 24日にJWA講習会があり、明日から出かけますので、明日は木工を休みます。

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2019年

3月

21日

延長ベッド作り(その10)

 テールストックを延長ベッド上に移動し、主軸の芯と突き合わせてみました。ほぼ一致しました(左写真)。延長ベッドを下にずらして取り付けて(右写真)、旋盤ベッドから延長ベッドまでの寸法をチェックしてみると199ミリになっていました。予定寸法より1ミリ少なく上りましたので、テールストックの下に置くブロックを199ミリに変更します。

 上左写真で上1段目と2段目はそれぞれ昨日接着したものですが、今日は1段目と2段目を重ねて接着しました(右写真)。3段目は厚さ40.5ミリに削ってありましたが、1ミリ削って39.5ミリにしました。左の写真は3段目の板に4.5ミリ厚の鉄板をボルトとナットで固定したところです。ボルトで止めた6ミリ厚の短冊形の鉄板は延長ベッドの隙間にはまる幅に削ってあります。この3段目の板は2段目のブロックに接着しますが、鉄板をボルト止めにしたのは何らかの調整が出来るようにするためです。

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2019年

3月

20日

旋盤延長ベッド作り(その9)

 延長ベッド周りはねじ止めで組み立てようと思っていましたが、やはりねじ止めでは安定しないので、接着剤を使うことに変更しました。接着前の調整を始めたところ、不具合が見つかり、一部はやり直ししました。調整と接着準備で午前中いっぱいかかり、接着は午後からになりました(左写真)。アウトボードターニングをやる時は延長ベッドを20センチ下げます。そのためテールストックを20センチ上げる装置が必要になります。木材の塊りとして作ると寸法調整が難しいので、3段程度積み上げて接着することにしました。右の写真ではちょっと解りずらいと思いますが、そのパーツを接着しているところです。

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2019年

3月

19日

旋盤延長ベッド作り(その8)

 ベッドの隙間にはまる短冊の削りの続きをやりました。残り0.1~0.2ミリ程度ですが、砥石より鑢の方が能率が良いので先ずは鑢を使いました。ノギスで頻繁に幅を測り、また金属の定規を切削面に当てて凹凸を確認しながら研磨し、最後は荒砥で平らに仕上げました。これだけ削るのに1時間以上かかりました。延長ベッド周りの組み立てに入りました。先ずはベッドを台に固定するための位置決めです。左の写真の様にベッド、台、垂直板をセットしました。鉄板の短冊には板をねじ止めし、短冊がベッドの隙間から落下しないようにして、旋盤ベッドと延長ベッド双方にかかるように載せました。ベッドの位置が決まったので、ベッド下の角材を台に固定します。Lアングルを一旦角材から取り去り、角材を台にねじ止めしました。ベッド周りは組み立て後も微調整が必要になるかも知れないので、接着剤は使わず、ねじ止めで組み立てることにしました。右の写真はほぼ組み上がった状態ですが、未だ微調整が必要です。

 

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2019年

3月

18日

旋盤延長ベッド作り(その7)

 延長ベッドを下にスライドさせるための垂直板に4個の穴を開けました。ベースの穴と同じ位置に開けるのですが、厚みもあるので、ぴたりとは会いません。4個中2個はボルトを通すことが出来ましたが、2個は通りません。ドリルに10.5ミリのキーを付け、垂直板側から貫通させました。延長ベッドと台を垂直板にクランプ止めし(左写真)、納まり具合をチェックし、不具合な部分をカットしました。この後ベッド周りの組み立てになるのですが、旋盤のベッドと延長ベッドをストレートに保つために、ベッドの隙間(45ミリ幅)にぴたりと納まる鉄板が欲しくなりました。テールストックの高さを20センチ上げるためのブロックを作らねばなりませんが、それにもこの鉄板を使うので、6ミリ厚の鉄板から45ミリ幅の短冊を切り出すことにしました。先ずはディスクグラインダーで45ミリより少し幅広の短冊板を切り取りました。幅を測定してみると45.5~45.7ミリに上がっていました。欅の厚板の端から45ミリの所に薄板をクランプで止め、バイスで挟み、ここに鉄板をセットし、先ずはディスクグラインダーで45.2~45.3ミリ程に削りました(右写真)。次に砥石(荒砥)で欅板もろとも研磨しました。欅板に砥石を押し付けることにより、砥石を鉄板に対し直角に当てられるので、良い結果が得られそうです。ただし厚みが6ミリ、長さ300ミリの鉄板を砥石で削るのは大変ですね。今日は45.1ミリ程度まででやめました。明日続きをやります。

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2019年

3月

16日

旋盤延長ベッド作り(その6)

 延長ベッドの台周りのパーツを加工しました。ベッドをベースにボルト止めするための板は40ミリ×40ミリのLアングルで補強しました。この板と台を垂直に接合するのですが、垂直を保つために左の写真の様に三角形の30ミリ厚の板2枚をあてがいました。しっかり止めるために、台と垂直板に幅12ミリ、深さ10ミリの溝を掘り、三角板も切り欠いてはめ込む形にしました。ベッド台周りの構造は当初の設計を若干変更しました。

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2019年

3月

15日

旋盤延長ベッド作り(その5)

 鉄板にベースや延長ベッドを取り付けるボルト穴を8個開けました。正確を期すために印付けにだいぶ時間を要しました。ベース用の樫板にLアングルをビス止めしてから、鉄板に開けた取付穴をベースのLアングルに写しとりました(上左写真)。Lアングルを樫板に取り付けた状態で写しとった位置に径10.5ミリの穴を開けました。ボール盤は小型の物なので、この形状のベースに穴を開けるためには色々な工夫をする必要がありました。旋盤に鉄板を取り付け、ベースもねじ止めしてみました(上右写真)。ここまででほぼ1日かかってしまいました。なかなか進まないものですね。

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2019年

3月

12日

旋盤延長ベッド作り(その4)

 鉄板の上部を凹形に切り取りました。ディスクグラインダーで2本の切り込みを入れ、奥はボール盤で径6.5ミリの穴を沢山開け、切り取り、鑢で仕上げました。次に鉄板に径10.5ミリの穴を4個開け、旋盤にねじ止めしました(上右写真)。旋盤の横端には3ミリの段差がついており、ベッド下部が飛び出しています。そこで、3ミリ厚の2枚の鉄板短冊に2個ずつ穴を開けて、旋盤と鉄板の間に入れてあります。この段差は多分、オプションの延長ベッドを取り付ける際の位置決め用のものと思われます。今回厚板に沢山の穴を開けることになるので、径6.5ミリと径10.5ミリのステンレス用のドリルキーを新規購入しておきました。大変切れ味がいいです。今日はその他、ベース板、延長ベッド周りの木製パーツを設計寸法にカットし、角を面取りして、Lアングルと合わせてみました(右写真)。明日、明後日と旅行に出ますので木工は休みます。

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2019年

3月

11日

旋盤延長ベッド作り(その3)

 6ミリ厚の鉄板を切るのですが、適当な道具がありません。そこで上左写真に示した冶具を作りました。ディスクグラインダーのネジ穴(ハンドルを取り付ける穴)にL字形の木片を取り付け、下に合板をねじ止めしました。上右写真はカットしたところです。300×300の鉄板から280×240の鉄板を切り出しました(左写真)。下側の合板が燃えて溝が広がってしまいました。合板を耐熱性のあるものに変えればこの冶具は使えますね。

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2019年

3月

09日

旋盤ベッドの延長ベッド作り(その2)

 ベースに使う樫板を接ぎました(左写真)。右写真は鉄板とLアングルです。右端が6×65×65ミリで長さは1820ミリのLアングルです。その左は3×40×40ミリ、長さ910ミリのLアングルです。鉄板は厚さが6ミリで300×300ミリです。

 Lアングルをカットしました。作業台の上に切断機、Lアングル、ストッパーをセットしました。大量の熱が発生すると思われるのでLアングルの切り口近くに濡れ雑巾を載せました(左写真)。切断作業では大騒音が発生しますが、濡れ雑巾の効果で鉄材が赤くなるようなことはありませんでした。右写真はカット上りです。

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2019年

3月

08日

旋盤延長ベッド作り

 スツールの天板をサンディングしてから脚に接着しました(上左写真)。

 旋盤の延長ベッド作りを開始しました。上右写真のようなものを考えました。図の左に示したように、旋盤ベッドの右端に6ミリ厚の鉄板をボルト止めします。この鉄板に図の中央に示したベース(?)をボルト止めします。ベースは30ミリ厚の樫材板の両サイドを6×65×65ミリのLアングルで補強します。このベースに図の右端に示した延長ベッドを止めつけます。延長ベッドの長さは450ミリで、欅材で作り、上部に6×65×65ミリのLアングルを止めつけます。アウトボードターニングをする時はこの延長ベッドを約20センチ下げてベースに取り付けます。下左写真はベースの樫材、延長ベッドの欅材を準備したところです。ベースの樫板は幅が270ミリ欲しいのですが、幅広の板が無いので、2枚接ぎとします。作成開始したのですが、色々な難航が予想され、うまく行くかどうか解りません。

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2019年

3月

07日

スツール作り(その4)

 脚2面を幕板、貫で繋ぎ接着しました。ほぞ、貫が出会う形なので、昨日組んだ際の接着剤が邪魔をして奥まで差し込めない幕板、貫も出てきます。これらは帯鋸でほぞの先端を少しカットしてから組み立てることになりました。

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2019年

3月

06日

スツール作り(その3)

 ほぞの先端を45度にカットしました。ほぞとほぞ穴の馴染み具合をチェックし、嵌めにくい所は帯鋸でほぞを少し削ったり、ほぞ穴を鑿でさらったりして組めるようにしました。この作業は結構時間かかります。脚の下部は帯鋸で斜めにカットしサンディングしました。また脚の角1か所はトリマーテーブルでR9ミリの面取りをしました。全体をサンディングしてから接着に入りました。左の写真の様に脚部一面ずつの接着作業になります。

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2019年

3月

05日

スツール作り(その2)

 幕板と貫を準備しました。30×22ミリで長さは293ミリです。上左写真で上に載ってる16本が幕板と貫、その下は板接ぎした天板、左側は脚です。これで部材がほぼ揃いました。上右写真は8本の脚にほぞ穴位置を罫書しているところです。左の写真は脚にほぞ穴を開け、幕板と貫のほぞ加工をしたところです。幕板と貫はほぞの先端を45度にカットするのですが、明日の作業になりました。

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2019年

3月

04日

スツール作り

 知り合いの木材屋さんからスツールを2個頼まれました。形は今年1月に作った物と同じですが、高さを43センチにして欲しいとのこと。材料は勿論木材屋さん支給で、桜材です。天板は3枚接ぎ(105ミリ×3)で、幅315ミリです。桜材を長さ325ミリ、厚さ20ミリに整え、木端にダドブレードで6ミリの溝を掘り、溝の両端をトリマーで掘り足しました(左写真)。この後さねを準備し、板接ぎしました。脚は角材を30×30ミリに削り、長さを410ミリにカットしました(右写真)。

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2019年

3月

02日

旋盤周りの改善(その6)

 旋盤周りの改善は昨日でほぼ終ったつもりでしたが、今日電気コンセントの再設置、集塵パイプの固定、真空ポンプの再配管、旋盤ベッド下のゴミ受け修正、廃材処理などやったところ、ほぼ1日終わってしまいました。変わり映えはしませんが一応写真をアップしました。

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2019年

3月

01日

旋盤周りの改善(その5)

 旋盤上の集塵パイプを改善しました。上左写真の様にゲイトに径100ミリの自在ダクト管を繋ぎ、その先にエルボを介し、径75ミリの自在ダクト管を垂らしました。エルボの部分は上右写真の様に梁にぶら下げ、集塵ポートを旋盤ベッドの上で多少移動出来るようにしました。左写真は旋盤前の方から見たところです。これで旋盤周りの改善はほぼ終わりました。次はアウトボードターニングを出来るようにする予定ですが、知り合いの方から木工品の依頼を受けているので、それを終わらせてから、取り掛かります。

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