2019年

5月

31日

犬檻の修理

 3年程前に近所の方に頼まれて、部屋に置く犬檻を改造し、外の濡れ縁に置けるようにしました。屋内に置く家具ですので、濡れ縁の上で、雨も当たり日光にもさらされるので、塗装は酷いものになっていました。再塗装の依頼があったので、昨日分解し、パーツの一部を交換し、塗膜をサンディングし、再塗装しました。左写真は今日組み立てて、軽トラに載せたところです。納品し、据え付けてきました。右の写真は欅角材を帯鋸で挽いたものです。切り口がガチャガチャです。3~4日前からこんな状況です。ブレードの一部が曲がったためかも知れません。鋸刃を左右から押さえる樹脂製のパーツ(セリ)を刃に密着するように調整しましたところ、少しは改善しましたが未だ良くありません。対策はあるのでしょうか。どなたかご存知でしたら教えて下さい。帯鋸はマキタの2116NAです。ブレードは76ミリ幅の全刃ステライドです。

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2019年

5月

30日

バラが咲いた

 我が家のバラが咲き始め、いい状態になってきました。バラ作りや庭の整備はもっぱら家内の仕事になっており、私は松の手入れと、その他の木の剪定くらいしかやりません。ただし今日は大きくなり過ぎたモッコウバラを切り倒し、残骸を処分したので、手伝いました。モッコウバラの根本は径6~7センチにもなっていました。幹、枝、葉っぱの量は半端ではありませんでした。

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2019年

5月

29日

帯鋸用補助具

 帯鋸で長い材料も一人でカット出来る様に補助具を作りました(写真)。長さ約2メートルの楢の厚板を帯鋸で挽くためです。帯鋸は工房の窓の近くに置いてあり、長い材料を挽く際は窓を開けて作業をやりますが、重い材料の場合は前方で支えるものが必要です。高さ調整の出来る手作りのローラーがありますが、これを支えるために約90センチの台が必要です。高さ約50センチの小テーブルがあるので、その上に置く台を作り、クランプで固定しました。建屋の外側のコンクリート面は傾斜しているので、角材で台を作り、テーブル脚の下に置きました。楢材は問題なく挽くことは出来ましたが、反りや虫食いが酷く、予定の品物が出来そうにありません。依頼者に相談します。

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2019年

5月

28日

松の芽摘み

 ここ数日暑い日が続いていましたが、今朝は曇り空で、涼しい日になりそうなので、松の芽摘みをしました。左の写真が芽摘み前の松で、新芽が15センチ前後まで伸びています。これを放っておくと大柄な松になってしまいますので、4センチ前後に切り詰めます。また新芽は一か所から4~5本出ますので、2本程度は切り詰め、その他は生え際から切り落とします。更に混みあった枝は剪定します。午後3時頃までかかって1本完了しました(右写真)。結構手間がかかります。後日、もう1本やります。

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2019年

5月

27日

汁椀の拭き漆

 午前中に汁椀に4回目の拭き漆をしました。写真は今日の午後に撮ったものです。写真で右の方に並んでいるのが木目の詰んだ欅材のものです。やはり漆の吸い込みが多く、かなり黒っぽくなっています。黒くてもいい感じに仕上がってくれればいいのですが。ここ数日暑い日が続いていますが、湿度は低いですね。拭き漆を開始する際の24日は漆室内の湿度は13%でした。開始しても漆室内の湿度は50%程度までしか上がりません。それでも1日で乾いているようです。

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2019年

5月

25日

郵便受けの再塗装

 2年程前に作った我が家の郵便受けですが、塗装が傷んできたので再塗装しました(写真)。玄関前に置いていますが、日光が良く当たるので、塗装が2年程で傷んできますね。2色使いなので、屋根、本体、脚部を分解して塗装しました。分解と言ってもビスを何本か外すとばらせます。塗料は油性ですが、幕を作るタイプのペンキでなく、塗料が木の内部に浸み込むタイプのものです。どちらが丈夫なのかいまだに良く解りませんが、再塗装する際は浸潤性の塗料の方が楽なのでこちらを使っています。

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2019年

5月

24日

汁椀作り(その3)

 汁椀3個完成しました。4月に3個作っていたので、これで6個になりました。昨日完成した5個の汁椀と合わせて11個に拭き漆をしました。6個の汁椀の欅は非常に木目が詰んでいるのですが、空気を良く通すことが解っていたので、漆が多く入り込み黒くなるのではないかと心配しておりましたが、漆を塗るとやはり吸い込みが多く、特に椀の底付近は木口になるので、黒くなったようです。拭き漆には向かない欅だったかも知れません。

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2019年

5月

23日

汁椀作り(その2)

 高台処理には4月に作ったジャムチャックを使いました(上左写真)。ビニールテープを巻いた部分が椀の内面の形状にほぼあっているので、椀を押し付けると強く支えられています。テールストックを使い、高台内側を削ってから、テールストックを外しても突起部分を削ったり、サンディングすることが出来ました(上右写真)。右の写真は4月に削った物と同型の椀です。これも5個頼まれたので追加で削っています。

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2019年

5月

22日

汁椀作り

 汁椀の内側を削りました。サイズは径114ミリ、高さ85ミリです。先ずは径20ミリのドリルキーで深さ65ミリの穴を掘りました。ボールガウジ、スピンドルガウジ、サイドスクレーパーで削りサンディングしました。高台にはチャックの掴み傷が出来ますが、後で仕上げます。

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2019年

5月

21日

サイドテーブル作り(その3)

 サイドテーブルの天板と脚に接着剤を塗り、組み立てました(左写真)。親戚の方から汁椀の注文を受け、作り始めました。欅材で外側を削り、サンディングした(右写真)ところです。

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2019年

5月

20日

サイドテーブル作り(その2)

 天板の周囲下側を面取り?しました。縁厚28ミリを15ミリまで削るので、旋盤で削りました(上左写真)。直径450ミリなので真空チャックで保持してアウトボードターニングしました。次に脚材に角鑿盤でほぞ穴を開け、天板に差し込む部分はテーブルソーと帯鋸でほぞ加工しました。2本の横桟(?)は十字型に組むので中央部分を相欠きし、両サイドは脚に差し込む部分をほぞ加工しました。脚と横桟の角を手鉋で面取りし、全パーツの加工が完了しました(上右写真)。脚と横桟を組み、接着しました(左写真)。天板と脚は組んだだけで、未だ接着していません。 

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2019年

5月

18日

サイドテーブル作り

 残っていた薪用丸太を処理して、工房脇に積み上げ、シートを被せました(左写真)。机と一緒に頼まれたサイドテーブルを作りはじめました。天板は厚さ28ミリ、直径450ミリの円形です。高さ450ミリで30×30ミリの4本の脚を付けます。材料は楢材で円盤は丸く削り済みで、角材は予定の太さに削ってありました。天板にほぞ穴の罫書をして、角鑿盤でほぞ穴を開けました(右写真)。角鑿盤は角材の加工がし易いように出来ているので、角材押さえなどを外し、手製の台を取り付けて加工しました。

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2019年

5月

17日

薪作り

 数日前から机接着の合間に薪作りを進めていました。今日は未だ2個目、3個目の机作りが続いていますが、薪作りの続きをやりました。工房脇に積み上げていますが、高さ1.5m程になりました。後少しで終わります。これで2年分以上はあると思います。

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2019年

5月

16日

机作り(その7)

 机、1個ですが生地完成しました。脚の下部に横桟を入れてないので、不安定になるかなと、少し心配しておりましたが意外にしっかりと出来ました。楢材は堅いのでこのようなデザインのものにはいいと思いますね。

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2019年

5月

15日

机作り(その6)

 幕板と天板を接合しました。両面に接着剤を塗り、クランプで押さえ、ビスを打ち込みました。長い方の幕板に取り付けた角材には3本、短い方には2本のビスを打ちました。短い方の幕板と天板の木の目が直交するので、両者の収縮率が異なると思われます。接着剤での固定は少し気になるところですが、まあ大丈夫でしょう。

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2019年

5月

14日

机作り(その5)

 天板と幕板を固定するために、幕板に角材を取り付けました。接着剤を両面に塗り、角材をクランプで止め、ビスをねじ込みました(写真)。2個目の机は側面2組を接着しました。

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2019年

5月

13日

机作り(その4)

 側面2組を幕板で接続しました。スムーズに進んだわけではありません。接着剤を付け、幕板を差し込み、クランプで締め付けましたが、幕板と脚の間に1ミリ程の隙間が出来てしまいます。側面を接着した際にはみ出した接着剤をマイナスドライバなどで掻き出したつもりですが不十分だったようです。幕板を左手で掴み、脚に当て木してハンマーでたたきほぞを抜き、接着剤を拭き取りました。ほぞ穴内部の固まった接着剤を鑿、彫刻刀などを使って取り去り、接着やり直しで何とか納まりました。天板と幕板の固定は角材を接合部内側に当ててビスと接着剤を使って接合します。そのための角材を12本準備しました。太さは23×23ミリです。ボール盤で下穴も開けました。

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2019年

5月

11日

机作り(その3)

 テーブルソーで脚をテーパー状にカットしました。楢材が堅いからか、ブレードの切れ味が悪くなったためか、切り口にかなり焦げ目がつきます。ベルトサンダーで焦げ目をとり、角を鉋で面取りしました。次は組み立てですが、一度に接着は大変なので、先ずは机の側面2組を接着しました(写真)。下に敷いた紙には脚と幕板の図面が書いてあります。幕板を差し込み、クランプし、図面の上に置いてクランプで固定しました。

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2019年

5月

10日

いわき市へ

 今日は木工を休んで、いわき市の彫刻家宅を訪問し、しばらく木工談義をやりました。帰りにスパリゾートハワイアンズに寄ってきました。

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2019年

5月

09日

机作り(その2)

 脚のほぞ穴、幕板のほぞ加工が終わりました(左写真)。幕板は脚の部分で直交するので、ほぞの先端を45度にカットしています。脚の材料は2枚の板を接いでありました。ほぞがうまく穴に納まるように穴の底を鑿でさらったり、ほぞを微調整したり、結構時間がかかります。脚はテーパー状に加工します。ほぞ穴部分は40×40ミリですが最下部は25×25ミリになるように削らねばなりません。机の内側になる2面をテーパー状にカットします。スツールを作った時は先ず帯鋸で角材をテーパー状にカットし、ディスクサンダーで平らにし、更にベルトサンダで仕上げました。今回は冶具を作ってテーブルソーでテーパー状カットをやってみました(右写真)。写真ではちょっと解りずらいですが、右端の角材が削る脚です。その左がフェンスで、下の合板に斜めにねじ止めしています。合板の左端の下側に角材を接着し、この角材がテーブルソーの定盤の溝にはまっています。写真で丸鋸ブレードの所が削り始めで、脚の手前部分は下の合板から15ミリ飛び出しているので、この状態で材料を冶具と一緒に動かすとテーパー状にカット出来ます。

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2019年

5月

08日

机作り

 額縁と一緒に頼まれた机を作り始めました。楢材で個数は3個です。大きさは高さ720ミリ、天板は700×400ミリです。材料は依頼者がネットで取り寄せたもので、幅や厚みは既に調整済です。脚と幕板を所定の長さにカットしました(写真)。脚の太さは40×40ミリです。脚に幕板を差し込むほぞ穴を罫書き、角鑿盤で掘りました。14×50ミリで深さは28ミリです。2枚の幕板が直交するので、1本の脚に2個のほぞ穴を開けます。

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2019年

5月

07日

額縁納品

 那須塩原市のお店に額縁2点を納品に行って来ました。道中の新緑が大変綺麗です。更に4点の額縁(楢材)を追加依頼されました。帰宅後、薪作りをやりました。

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2019年

5月

06日

額縁作り(その3)

 縁材の端の切り欠きは円弧状になっているので、トリマーで掘り足しました。接着剤を付け、組み立てし、クランプしました(左写真)。接着剤が乾いてから、縁材の表、内側をトリマーで45度の面取りをし、サンディングして生地完成です(右写真)。塗装は依頼者がやります。

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2019年

5月

02日

額縁作り(その2)

 額縁のコーナーは留め切りで接合するのではなく、接合の名前は解りませんが、依頼者の指定により上左写真の様に加工して接合することになりました。初めての加工なので、間違わないようにサンプルを作って確認しました。縦框の幅が左右で異なっているので、結構大変でした。額縁に入れるのは3ミリ厚の鏡と4ミリ厚の合板です。深さ7ミリ、幅12ミリの切り欠きをするため、右の写真の様にテーブルソーにダドブレードをセットし、フェンス横に角材をクランプで止めました。縁材の端まで切り欠くわけにはいかないので、角材にスタート位置とストップ位置を書き込み、切り欠き作業しました(下写真)。

  明日と明後日は旅行に出かけますので、日曜日まで3日間、木工は休みます。

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2019年

5月

01日

額縁作り

 アンティーク家具などを販売している知り合いの方から数点の品物を頼まれました。急ぎの額縁2点の作成に取り掛かりました。大きなサイズで1700×600と1300×600ミリです。縁の高さは30ミリ、幅は50ミリですが、600ミリの縦框は左右の幅が異なり、25ミリと50ミリです。材料は栗材で手押し鉋と自動鉋で角材を予定寸法に仕上げました(写真)。長い角材なので仕上げは結構大変です。

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戸棚作成