2019年

9月

30日

カウンター作り

 知り合いの方からキッチンに置くカウンターを頼まれました。左写真のように幅150センチ、高さ80センチ、奥行き50センチと大型です。写真左下の抽斗の上には引き出すことが出来る台を置き、この上に電気釜を置くそうです。右の扉の内部には上下に移動出来る棚板を2枚取り付けます。真ん中の空いてる部分には3個のゴミ入れを置くそうです。天板、側板などは25ミリ厚のパイン集成材を使うことにしました。

 長さ4Mのパイン集成材から天板、側板、仕切り板を切り出しました。天板と側板はあられ組みにします。左写真は帯鋸で天板の木口部分に縦の切り込みを入れているところです。板厚が25.3ミリ程度あるので、縦の切り込みは寸法は26ミリにしました。天板は大きく重いので、帯鋸の手前に手作りのローラーをセットして、作業しました。右の写真は小型帯鋸で凹型の底をカットしているところです。ローラーを置いて動きやすくしましたが、重くて大変でした。以上の作業は昨日(日曜日)にやりました。

 あられ組みの切り欠きをした天板の下に、側板を置き、天板の切り欠き部分を彫刻刀で側板に写しとり、側板のあられ組み加工をしました。仕切り板には上部木口部分に3個のほぞを加工し、それに合わせて天板にほぞ穴を開けました(左写真)。角鑿盤は使えないので、径21ミリのドリルで穴を掘り、鑿で仕上げました。天板に側板、仕切り板を組んでみました(右写真)。

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2019年

9月

28日

引き出し作り(その9)

 引き出しは生地完成したので、ニスを塗りました(左写真)。本体しか写っていませんが、引き出しの前板にも塗りました。右の写真は手芸用針坊主です。引き出しと一緒に頼まれていました。中央の柱の頂上に針坊主を付けるそうです。オイルが乾いたら、頂上から少し下がったところに4本のフックをつけます。ハサミや定規をかけるようです。台に刺した棒は糸立てです。桜材で作り、荏油を塗りました。

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2019年

9月

27日

引き出し作り(その8)

 5.5ミリ厚の合板から引き出し底板を切り出し、引き出しの組み立て接着をしました。2本のパイプに4組の締め付け具をセットし、この上に2個の引き出しを載せ、長ねじのクランプ、Fクランプなど総動員して接着しました。その他に本体外側のサンディングをやりました。

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2019年

9月

26日

木工休み

 午前中は免許更新、その他で潰れ、午後は会社OBとの麻雀をやりましたので木工は休みました。

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2019年

9月

25日

買い物

 知り合いの方からカウンター作りを頼まれました。大型の家具なので材料が沢山必要です。ジョイフル本田宇都宮店まで材料購入に行ったので、木工は休みました。

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2019年

9月

24日

引き出し作り(その7)

 引き出しの前板、箱板に底板を差し込む溝を掘りました。テーブルソーにダドブレードカッターをセットして掘ったので能率がいいです。溝幅、深さは6ミリにしました。前板の面取りも終わりましたが、底板用の合板を切らせたので、接着は後日にやります。写真は本体の接着作業が終わったところです。棚板を側板に差し込むのが大変でした。なかなか沈んでくれなくて、やり直しも考えましたが、少しずつクランプ締めを進めた結果、何とか納まりました。2回に分けて接着するべきでした。

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2019年

9月

23日

引き出し作り(その6)

 パーツがほぼ揃ったので、仮組してみました(上左写真)。概ね予定通りでした。底板と側板の接続補強のため、上右写真の様に底板と側板の接続下部に20×20ミリの角材を接着しました。引き出し部材を所定の寸法にカットし、テーブルソーで前板の切り欠きをしました(下左写真)。前板は厚み22ミリですが、5ミリ程は本体より飛び出した形に作ります。こうすると引き出しと本体の間の隙間を隠せます。

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2019年

9月

20日

引き出し作り(その5)

 側板と天板はあられ組みにします、左写真は小型帯鋸で、凹部の底をカットしているところです。トリマーで背板を差し込む溝も掘りました。棚板を所定の寸法にカットしました。パーツがほぼ揃いました(右写真)。22日にJWA講習会があり、明日から出かけますので木工は休みます。

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2019年

9月

19日

引き出し作り(その4)

 側板の溝加工をしました (左写真)。側板は450ミリ幅のパイン集成材です。長さ700ミリにカットし、2枚並べてルーターで幅11ミリ、深さ5ミリの溝を掘りました。ここに棚板(引き出し受け材)を差し込みます。引き出し受け材は2本の角材を側板に取り付ける方法でも良いのでしょうが、棚板を取り付けた方が強度が増すと思い、こうしました。右の写真は棚板を接いだところです。150ミリ幅の杉板3枚を接ぎ、450ミリ幅にします。これを横方向に3等分して3枚の棚板をとります。

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2019年

9月

18日

引き出し作り(その3)

 今月4日、5日と引き出し作りを始めましたが、杉板の水分率が45%前後と高かったので、杉板を日陰の風通しのいいところで桟積みにして、引き出し作りは中断していました。15日に水分率を測定すると10%前後まで減っていました。重量も半分以下になっていたので、引き出し作りを再開しました。杉板は幅150ミリです。箱板の板幅は200ミリ前後、棚板の幅は430ミリ程になるので、板接ぎする必要があります。手押し鉋、自動鉋をかけてからトリマーで木端に幅4ミリ、深さ5ミリの溝を掘りました(左写真)。板厚は12ミリです。幅9ミリ、厚さ4ミリの雇いさねを準備し、先ずは箱板の板接ぎをやりました(右写真)。幅200ミリ前後のものを4枚一度にクランプしました。

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2019年

9月

17日

納品

 ハンガーラック5個とテーブル(写真)を那須塩原市のお店に届けてきました。天気も良かったので、那須高原まで足を延ばし、イタリア料理店(ジョイアミーヤ)で昼食を頂いて来ました。美味しかったです。

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2019年

9月

16日

ハンガーラック作り(その5)

 残り7個の柱と土台を接着してから、横桟の込み栓用ほぞあなを鑿で修正しました。込み栓には10分の1の傾斜が付いているので、ほぞ穴にも傾斜を付けます。ほぞ穴上部の端から2ミリの位置に線を書き、ここから斜めに鑿を打ち込みます。この作業は難しいですね。鑿が壁から逃げるので、最初は鑿をほぼ垂直に立て、徐々に傾斜させるようにして何とかテーパー付きほぞ穴に修正しました。これで生地完成です

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2019年

9月

14日

ハンガーラック作り(その4)

 柱には20×20ミリのほぞ穴を開けてあります。角鑿盤でほぞ穴を開けると下の方が狭まる傾向があり、裏側を調整しないと横桟を指せません。彫刻刀で調整するのですが、木口状の壁を削るのは大変で、時間もかかります。次に込み栓を創りました。幅22ミリ、厚さ6ミリの板を準備し、この板をテーブルソーでテーパーを付けました(左写真)。傾斜角は10分の1です。厚さ10ミリ程の杉板の一辺を傾斜10分の1にカットしたものに材料を押し当て、一緒に進めるとテーパーカット出来ました。長さ90ミリにカットし、次のテーパーカットするという方法で20個の込み栓を切り出し、サンドペーパー、ディスクサンダーなどで面取りしました。次に柱、土台を面取りし、サンディングしてから差し込んで接着しました(右写真)。土台と柱が直交してないものは、長いクランプをかけて修正しました。今日は3個だけ接着出来ました。

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2019年

9月

13日

ハンガーラック作り(その3)

 柱、土台にほぞ穴を開け、上下横桟には込み栓用のほぞ穴を開けました。土台下部は両サイド45ミリ残して高さ10ミリ切り落としました(左写真)。テーブルソーで深さ10ミリの2本の切り込みを入れてから、小型帯鋸で切り落としました。帯鋸には6ミリ幅の鋸刃を付けています。柱下部をほぞ加工し、土台に差し込みました(右写真)。未だ接着剤は塗ってません。右の写真中央の5本は上部横桟で、ここにはハンガーをかけるので、トリマーテーブルで上側の両角をR9ミリの面取りをしました。

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2019年

9月

12日

ハンガーラック作り(その2)

 ハンガーラックの部材を所定の長さにカットしました。ほぞ穴を開ける部材に墨付けしてから、木口の部分にR6ミリの面取りをしました。柱、横桟、土台それぞれ10本ありますので端を揃えてクランプし、まとめてトリマーをかけました。写真を撮り忘れました。右の写真は角鑿盤で、柱に横桟を差し込む部分のほぞ穴を開けているところです。材料の下に25ミリ厚の板を置いてあります。角鑿に木屑が詰まり、度々回転が止まります。その度にインバータをリセットしながら加工しました。角鑿の不具合かも知れませんね。

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2019年

9月

11日

ハンガーラック作り

 テーブルと一緒に5個のハンガーラックも頼まれました。左写真に写っているのが見本です。高さ150センチ、幅100センチ程です。上下の横桟を柱に差し込み、込み栓で固定する方法ですので分解して運んだり収納することが出来ます。材料は栗です。角材を帯鋸、自動鉋で所定の寸法に仕上げました。写真で作業台に乗っているのがそれです。

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2019年

9月

10日

テーブル完成

 円盤は昨日までに120個の研磨と残り40個の輪切りが終わっていましたので、今日残り30個と予備10個の計40個を研磨しました。テーブルは幕板に天板を接着しました。幕板の内側から斜めに穴を開け(左写真)、45ミリのビスを10本打ち込みました。これで生地完成(右写真)です。塗装は依頼者がやります。

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2019年

9月

09日

円盤作り

 円盤の上下2面を研磨しました。先ずはディスクサンダーにかけ(左写真)、次にベルトサンダーで仕上げました。ディスクサンダーのペーパーは80番ですので、表面に円弧状の筋が付きます。この筋を消すために180番のベルトサンダーにかけました。木口なのであまり綺麗には仕上がりませんね。

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2019年

9月

07日

テーブル作り(その2)

 昨日接着した両側面の脚、幕板と長い方の幕板に接着剤を付け、接続しました(左写真)。昨日使った図面2枚を一部重ね合わせ、下に敷きました。図面に接していない方の脚には角材を渡し、クランプして脚下部の開き具合を決めました。

 テーブルと一緒に円盤作りも頼まれていました。円盤の直径は10~12センチで厚みは1センチです。角材を丸く加工し、輪切りにして研磨することにしました。数量は150枚。焼き印を押し、何かのイベントの参加者に配るとのことです。米栂の4寸角材が手に入ったので、これを使いました。角材を長さ60センチにカットし、角を落とし、八角形としました(左写真)。以前、椀を作る時に作ったジグが役に立ちました。帯鋸で輪切りにする際は、60センチでは長すぎるので、半分に切り分け、端に厚板をねじ止めして、丸太を安定させました(上右写真)。鋸刃の前に書いた線を目安にして丸太を輪切りにしました。今日82枚の円盤をカットしました。

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2019年

9月

06日

テーブル作り

 知り合いのお店の方に頼まれたテーブルを作り始めました。上左写真の図が大雑把な絵です。材料は楢材で、既に必要な太さにカットしてあります。作業は長さカットからの開始です。角鑿盤で、脚材に幕板を差し込むほぞ穴を開けました。次に幕板をほぞ加工をしました。右の写真のようにジグをセットし、脚が定盤に垂直になるように支えてカットしました。ほぞがほぞ穴に納まるように、ほぞ穴を鑿で調整しました。脚は下部が細くなるようにテーパーを付けます。案内線を書き、帯鋸でカットしてからディスクサンダーで研磨し、更にベルトサンダーで仕上げました。トリマーテーブルで脚の外側の角のみ、R6ミリの面取りをしました。接着剤を付け、脚と幕板を組み、クランプで固定しました。紙に図を書き、その上で押さえました。

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2019年

9月

05日

引き出し作り(その2)

 午前中は通院、その他で潰れ、午後から木工です。引き出しの前板を板接ぎしました。先ずは雇いさねを入れるため6ミリ幅の溝をテーブルソーで掘り、前後の堀残し部分はトリマーで掘りました(左写真)。次に雇いさねを準備し接着しました。右の写真は3組の接ぎをパイプクランプで一緒にクランプしたところです。右端の角材は板が浮き上がらないように押さえたものです。生乾きの杉材はしばらく放置してみます。明日からは別の作業をすることにしました。

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2019年

9月

04日

引き出し作り

 知り合いの方から引き出し(?)の作成を頼まれました。家具の間に置くので幅は狭く、25センチです。奥行きは45センチ、高さは70センチです(左写真)。額縁に2回目の塗装をしてから、ホームセンターに行き、材料を買ってきました。側板、天板はパイン集成材、棚板、箱板は杉材を買いました。箱の前板は手持ちの栗材を使うことにしました。右写真は栗材を製材し、板接ぎの準備をしたところです。買って来た杉材を大雑把にカットしたところ、生乾きの状態であることに気付き、作業を止めました。どうするか再検討ですね。

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2019年

9月

03日

額縁を塗装

 額縁の角を手鉋、サンドペーパーで整形し、荏油を塗りました。明日2回目を塗る予定です。

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2019年

9月

02日

額縁作り(その2)

 額縁の角にジグを使ってカンザシを差し込むための溝を掘りました(左写真)。溝幅は6ミリです。縁材が裾広がりになっているので、鋸刃の高さを決めることがややこしいかなと思いましたが、角を図に書いてみると簡単に決めることが出来ました。溝は上下2段に掘りましたが、上下とも同じ刃高で良いことが解りました。三角形のカンザシを準備し、接着しました(右写真)。きつい状態でカンザシを差し込んだので、クランプはしませんでした。午後は工房周りの草掃除をしました。草が良く生えるので、ひと夏に3度は草刈りをします。

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戸棚作成