2020年

2月

29日

棚作り

  皿2枚と蓋付き器に8回ほど拭き漆をしました(左写真)。これで完成とします。蓋付き器は旋盤を始めた頃の作品です。ストーブで燃やそうと思ったのですが、肉厚だったので削り直しました。皿は頼まれて10日程前に削った物です。棚作りの依頼がありましたので、作成を開始しました。高さ85センチ、幅60センチ、奥行20センチと小型です。栗材で柱と横桟を加工しました(右写真。

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2020年

2月

28日

飾り棚作り(その5)

 天板と側板はあられ組みして接着していますが、あられ組みの先端部分が1ミリ程飛び出すようにしてあるので、この部分を手鉋で削り、サンディングしました。飛び出し無で作ると、先端の木口部分が綺麗に上がらないのでこのようにしています。角の面取りをし、気になるところにサンドペーパーをかけて完成です。塗装は依頼者がやることになっています。午後、納品し、その後は眼科医院への通院をしました。

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2020年

2月

27日

飾り棚作り(その4)

 飾り棚を仮組してみました(左写真)。行けそうですので、ばらして全パーツにオービタルサンダーを掛けました。組み立てに入りますが、先ずは棚板と仕切り板、底板を接着剤を付けて組み立て、2時間程放置しました。次に側板、天板の取り付けですが、接着個所が多く、なかなか大変です。パイプクランプがあと4本欲しいところですが、手製の長ねじクランプも使って何とか組み立てました(右写真)。

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2020年

2月

26日

飾り棚作り(その3)

 天板と底板に仕切り板を差し込む溝を掘りました(上左写真)。棚板と仕切り板は直交させるので、互いに板幅の真ん中まで板厚の幅で切り込みを入れます。テーブルソーの刃を最高位置まで上げ、切り込みを2本入れ、切り残しは手鋸で切り、鑿で取り去りました。2本の切り込み幅を正確にする必要があり、緊張の連続でした。何とか組めました(上右写真)。左写真は底板に幕板を接着しているところです。

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2020年

2月

25日

飾り棚作り(その2)

 側板と天板のあられ組み加工をしました(左写真)。帯鋸で縦に切り込みを入れ、横方向はジグソーを使いました。側板を先に加工し、天板を側板の下に置き、側板のほぞ幅を天板に罫書きしてから天板を加工するという方法です。側板には棚を差し込む溝をトリマーで掘りました。深さ5ミリ、幅12.5~13ミリです。側板から棚板にビスを打つ予定なので、ゆるみを充分取り、組み立てが楽に出来るようにしました。右の写真は棚板、仕切り板の木端に縁材を貼ったものです。解りにくいですが、板の左端が縁材です。合板の厚みは12ミリで、縁材の幅は13ミリにして接着後、はみ出した部分を鉋で削りました。

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2020年

2月

24日

飾り棚作り

 知り合いの方から飾り棚作りを頼まれました。高さ150センチ、幅78センチ、奥行25センチと大型です。棚板5枚と縦の仕切り板が2枚入るので、15個のスペースが出来ます。左写真は材料を所定の寸法にカットしたところです。写真の右の板は側板、天板、底板で1×12(19ミリ厚、285ミリ幅)の板から切り出しました。写真の左側の板は棚板と仕切り板で、3-6の針葉樹合板(12ミリ厚)から切り出しました。合板の木端が飾り棚の前面に見えることになるので、木端に無垢材を貼ることにしました。右の写真は8ミリ厚の縁材を接着しているところです。縁材の上に角材をあてがい、クランプで圧着しています。縁材がずれないように、25センチ間隔で細い釘を打ちました。釘を抜くために頭を3ミリ程出しておき、押さえの角材には25センチ間隔で、径6ミリの穴を開けておきました。材料代を押さえようとした結果、手間がかかります。

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2020年

2月

22日

雛飾り用台などの作成

 家内が友人から手作りの雛様を頂きました。これを飾るために、台と金屏風を作って欲しいというので、1日かけて作りました。金屏風は170×140ミリ、厚さ10ミリの板を4枚準備し、蝶番代わりに短冊状に切った布を貼りました。裏には赤い羅紗布、表には金紙を貼り、黒のマスキングテープを縁に貼りました(上写真)。台は500×240ミリ、厚さ20ミリの板に赤い羅紗布を貼りました(下左写真)。雛様を載せるとこんな具合です(右写真)。

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2020年

2月

21日

スピンドルサンダーの改善

 スピンドルサンダーと言っても、ボール盤を改造してスピンドルサンダーとして使っていたものです。ボール盤は十数年前に購入した古いもので、何年か前に、回転部分を引き上げるバネが壊れてしまいました。ボール盤は別途購入し、壊れたものは、スピンドルサンダーとして使っていました。木でローターを作り、マジック式サンドペーパーを巻き付けて使用していました。オフコーポで左写真の軸付きサンダーセットが売られていたので購入してみました。スピンドルは長さ51ミリで径が38、25、19、13ミリの4種類がセットになっており、サンディングスリーブを簡単に取り付けられます。右の写真は改造が済んだところです。

 スピンドルが台の穴の中を出入り出来るようにしました(上左右の写真)。穴の深さは約40ミリです。ただし自動で上下するわけでなく、手動です。欅材で左写真の部材を作り、スピンドルを任意の高さに止められるようにしました。この部材は回転はしません(ボール盤からボルトナットが飛び出ていたので部材に穴を開けてこの穴にボルトナットが入り込んでいます)ので、ハンドル手で動かすと、その位置で止まります。ハンドルの硬さは部材上部のボルトで調節出来るようにしました。径の違うスピンドルのために、木で円筒形の物を作り、穴に入れられるようにしたいと思ってます。

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2020年

2月

20日

煙突掃除

 吊るし雛用ハンガーは400番水ペーパーをかけ、2回目の塗装をしました。お皿2枚はその他の器と一緒に1回目の漆を塗りました。

 最近、薪ストーブの燃えが悪くなってきました。前回の煙突掃除は昨年の暮れだったので既に2か月近くになるので、煤が溜まっているはずです。今日は比較的暖かかったので、午後火を止めて煙突掃除をやりました。煙突は室内で約2メートル立ち上がり水平に2.4メートで外に出ます。そして約6メートル上に伸びています。左写真は立ち上がり2メートルの部分の煤を下にかき落とした状態です。だいぶ溜まっていました。水平部分もしっかり溜まっており、断面積で見れば半分以上が煤で塞がっていました。掃除後薪を入れて燃やすと、まことに良く燃えてくれました(右写真)。

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2020年

2月

19日

お皿作り

 知り合いの方からお皿の注文をもらいました。旋盤作品の注文を受けるのは珍しいです。径260ミリ程の皿ですが、厚さ34ミリの欅板を使いましたが、この手の皿には30ミリ厚くらいが適当ですね。欅板を帯鋸で円盤にカットし、次に高台側にチャックの掴み代を作るのですが、フェイスプレートを使うとビス穴が削り切れない恐れもあるので、今回は4つ爪のドライブを使いました。円盤の丸面が主軸に垂直になるように注意する必要がありますが。上左写真は皿上面を削り、サンディングしたところです。皿の中心を縁より7ミリ程低く削り、最初の粗研磨だけは上右写真に示したカーブを付けた木片に粗いペーパーを巻き付けて研磨しました。目の細かいペーパーはスポンジに巻いて研磨しています。皿の下面は真空チャックで保持して削り、研磨しました(下左写真)。縁の付近を6ミリ程度の厚みにしました。2枚生地完成しました(下右写真)。

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2020年

2月

18日

集塵機用ブロアモーターの修理

ベアリングが届いたのでブロアモーターを修理しました。ベアリングをモーターの回転軸にはめ込まねばなりませんが、手で押し込むことは出来ません。上左写真のジグを作りました。36ミリ角の桜材を丸く削り、モーター軸は径9ミリなので、径9.5ミリ、深さ40ミリの穴を開け、先端は径13ミリに絞りました。これをベアリングにあてがいハンマーで叩いてみましたが、全く入る気配がありません。パイプクランプを使ってみました。上右写真の様にセットしました。モーター軸の整流子側の先端には角板に埋め込んだポンチをあてがい、パイプクランプで押しました。それでもきついです。パイプクランプはアルミダイキャスト製なので、ハンドルを無理に回すと、壊れそうですので、慎重に反転も交えて回しました。何とか押し込むことが出来ました。整流子側のベアリングは壊れていなかったのですが、ついでに交換しようと思い、ベアリングは2個取り寄せましたが、こちらのベアリングは整流子との間の隙間が狭く、ギアプーラーの爪をかけられないので、交換は諦めました。下の写真は組み立てたところです。電源スイッチを入れると正常に回転しましたので、サイクロンに取り付けました。

 吊るし雛用ハンガーを塗装しました。油性の黒ペンキです。乾いたらサンディングしてまた塗り重ねます。

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2020年

2月

17日

吊るし雛用ハンガー作り(その2)

 台座と補強板の四隅をディスクサンダーで丸く削り、また4辺の角をトリマーテーブルで丸く面取りしました。台座の底面には下駄の歯状に角材をビス止めし、台座に合わせて整形しました(左写真)。柱の上部にほぞ穴を開け、そこに差し込む横木を準備し、ほぞ加工しました。横木は柱に接着剤を付け、差し込み暫くクランプしました。右写真は接着剤を付け、組み立てたところです。柱を台座に垂直に取り付けるために、結構大掛かりになってしまいました。

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2020年

2月

15日

吊るし雛用ハンガー作り

 椅子の座板に入れた埋め木の頭を削り、サンディングしました。これで完成です。依頼者の方が引き取りにみえたのでお渡ししました。写真撮りを忘れていました。

 知り合いの方から2個の吊るし雛用ハンガー作りを頼まれました。台上からトップまで150センチと大きいものです。1個は重いものをかけるので、頑丈なものにして欲しいとのことです。そこで1個は柱も太く、台も50ミリ厚にしました。柱を削り、台と補強のパーツにほぞ穴を開け、仮組まで進みました(写真)。

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2020年

2月

14日

椅子作り(その5)

 午前中は通院その他で木工は午後からです。座板と受け材に接着剤を塗り、座板を椅子に載せ、座板前部が桟に合う様にクランプをかけ、座板に開けた下穴に電ドルを差し込み、桟に下穴を開けました。クランプしながらビスを打ち込みました。困ったことに背もたれ部は笠木が邪魔して桟に下穴を開けることが出来ません。仕方ないのでビスで穴位置を印付け、ここにフロアネイルをあてがい、ハンマーを寝かせた状態で深さ7ミリ程の穴を開けました。この作業はもちろん接着剤を塗る前に行いました。ビスは15ミリ程度の物を、柄の短いドライバーでねじ込みました。接着剤も使っているので強度的には問題ないと判断しました。その他のねじ止めは長さ25ミリのビスを使いました。埋め木に接着剤を塗り、座板に打ち込みました(写真)。

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2020年

2月

13日

椅子作り(その4)

 椅子の前面と背面に接着剤を入れて桟で繋ぎ、クランプしました。各接合部はほぼ直角になっていたので、斜めにクランプをかける必要はありませんでした(左写真)。座板のねじ止め部分に下穴を開け、埋め木用に深さ8ミリ程度まで径6ミリに広げました。また背もたれにかかる部分を切り欠きました(右写真)。

 小型のサイクロン(手作り集塵機)が4~5日前から異音を発したり、回転が落ちたりするようになったので、調べてみました。先ずはブロアモーターのカーボンブラシを外してみると、未だ使えそうです。回転ファンなどを外してみると、ベアリングが壊れて、シーリングの円盤も外れていました(左写真)。ギアプーラーでベアリングを抜き取り、ローターも抜てみました(右写真)。整流子(ブラシが当たる部分)側のベアリングは壊れていません。ベアリングは629ZZでした。モノタロウに発注しました。

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2020年

2月

12日

椅子作り(その3)

 貫などの桟のほぞが、ほぞ穴に納まるように、1個1個差し込みながら帯鋸などで微調整を行いました。数が多いのでかなり時間がかかりました。調整後、仮組をしてみました(左写真)。何とか納まりました。この後、部材をばらし、脚の下部を床から14センチの高さまで2面をテーパー状にカットしました。また脚の角1か所(組み立てた時外側になる角)をトリマーテーブルでR9ミリの面取り加工をしました。その他の角は手鉋で糸面取りをしました。組み立ては2回に分けて組むことにしました。背もたれのある背面と前面をそれぞれ接着し、クランプしました(下2枚の左写真)。

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2020年

2月

11日

椅子作り(その2)

 貫などの横桟をテーブルソーや帯鋸でほぞ加工しました。左写真は深さ2ミリの切り欠きをやっています。フェンスにブレードが当たらないように、板をフェンスにクランプで固定しています。天板受けの桟はほぞ穴の中でほぞが直交するので、ほぞの先端は45度にカットしました。

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2020年

2月

10日

椅子作り

 那須塩原市の知り合いの方から2個の椅子作りを頼まれました。左写真は以前に作って納品したものですが、これと同型で、高さ15センチの背もたれを付けて欲しいとのことです。楢材で所定の太さに仕上がっている材料が支給されましたので、長さを指定寸法にカットし、脚材にほぞ穴を開けました。

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2020年

2月

07日

紫檀でペンダント(その2)

 午前中はお客様対応のため、午後から木工しました。残り4個のペンダントを仕上げました。クリアラッカー仕上げです。紫檀は仕上げすると綺麗に上がりますね。ククサカップには3回目の木固めエース塗りをしました。これで綺麗に仕上がれば、4回目は塗りません。

 明日は会社OBとの麻雀のため、木工は休みます。

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2020年

2月

06日

紫檀でペンダント

 ククサカップは2回目の木固めエース塗りをしました。上左写真は知り合いの方から頂いた紫檀の角材です。155×165×800ミリあり、大変重いです。床柱として使っていたもので、背割りしてあります。二つにカットしてから更に板状に挽いて、ペンダントを5個取りました。円盤状に削り、1個だけは削りが完了しました。

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2020年

2月

05日

軽トラ収納箱の日除け

 軽トラの荷台にはプラスチック製の収納箱を置いて、ロープその他の物を入れてあります。プラスチック製なので直射日光でボロボロになると思われるので、トタン板で日除けを作りました。上左写真は板金加工して四隅にリベットを打ったところです。スプレー缶の青い塗料があったので、塗装しました。上右写真は収納箱に日除けを被せたところです。ククサカップには木固めエースを塗ってみました(右写真)。随分色が濃くなるものですね。

 

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2020年

2月

04日

ククサカップ(その4)

 3個目、4個目のククサカップを仕上げました。左写真の物は1個目のカップの取っ手部分の穴をB字型から2つ穴、8の字型にしただけです。どのカップも内径は70ミリくらい、外径は80ミリくらい、高さは63ミリ程です。

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2020年

2月

03日

ククサカップ(その3)

 今回4個の内2個目を仕上げました。干割れが見えていた材料ですが、予想より割れが深くて、予定していたものと違う形になってしまいました。

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2020年

2月

01日

ククサカップ(その2)

 カップの外側下部の研磨を開始しました。先ずはディスクサンダーに左写真のような三角形の台を2個取り付けて、カップを回しながら下部を研磨しました。三角形の台は30度と60度の2種用意したので、2段階に研磨したわけです。この後はスピンドルサンダーとナイフによる削りです。最後にサンドペーパーで仕上げしました(右写真)。朝から午後3時までやって1個だけ出来ました。1回目の作品に比べてだいぶ良くなったと自分では思っています。

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戸棚作成