2020年

3月

31日

桜の器仕上げ削り(その3)

 粗挽きしてあった桜の器を更に3個(左写真)、仕上げ削りすることにしました。器内部に作っておいた掴み代を整え、これをチャックで掴み器の外側を削りました。サンディングになりますが、逆目を消すのにサンドペーパーではかなり大変なので、今回はディスクグラインダーにフランジディスクを取り付け(右写真)て研磨してみました。逆目を取る作業がだいぶ能率的に出来ました。ただしフランジディスクの研磨跡を消すのに多少の時間はかかります。

上左写真は外側を研磨したところですが、節穴が出てきたり、割れが出てきて3個中2個は接着剤で処理をしたので、仕上げは明日に回しました。上右写真は節穴を接着剤で埋めたところです。エポキシ系接着剤に木の粉を混ぜたものです。マスキングテープの一部に穴を開けて塗りました。1個だけは仕上がりました(左写真)。

 

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2020年

3月

30日

桜の器仕上げ削り(2個目)

 2個目の桜の器を仕上げ削りしました。1個目と同じ時期に粗挽きしたもので、形もほとんど同じに仕上げました。(上2枚の写真)。左の写真は棚倉町の「花園の桜」で未だ満開ではありませんが、昨日降った雪が未だ残っていると聞いたので、撮影に行って来ました。風で池の水に少しさざ波がたっていましたが珍しい写真が撮れました。満開の頃には写真愛好家など大勢の人が訪れます。

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2020年

3月

28日

ククサカップ完成

 ククサカップが完成しました。ククサの作成は3回目となりました。形はいずれもパクリではありますが、それでもようやく自分なりにほぼ思った形に出来ました。ただしもう少し肉厚にした方が良かったとも思っています。塗装は木固めエースを塗ったのですが、3回塗りでは今一の感じだったので、4回目を塗ってみるとだいぶ感じが変わりました。5回塗ると更に変わるのかどうか解りませんが、今回はこれで完成とします。

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2020年

3月

27日

桜の器仕上げ削り

半年程前に粗挽きしておいた器の仕上げ削りをしました。上左写真は器内部に作っておいた掴み代をチャックで掴んで、外側を削りサンディングしたところです。逆目のところがなかなか綺麗になりませんね。最初の120番のサンドペーパーはかなり長くかけました。その次は240番、最後は400番ペーパーを使いました。上右写真は高台部分を掴んで内側を削り、サンディングしたところです。この後真空チャックで保持して高台部分を仕上げました。これで生地完成です(左写真)。径160ミリ、高さ70ミリです。どんぶりですね。

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2020年

3月

26日

額縁作り

 知り合いの方から額縁を頼まれました。手拭のような生地にかいた絵(90センチ×33センチ)を入れるので、大きいです。栗材を幅30ミリ、厚さ25ミリに製材して、留め加工、切り欠き、面取りなどの加工をして組み立て接着しました(左写真)。右の写真は欅の塊りをチェーンソーや帯鋸で厚さ20センチ、幅33センチ、長さ29センチに製材したものです。3月11日に輪切りにした欅とは別部分です。何を作るかは未定です。

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2020年

3月

25日

サイドテーブル完成、ククサの塗装

 サイドテーブルは生地完成しました(左写真)。テーブルソーの定盤の上に置いてみると、4本の脚の着地具合に若干のがたつきがあったので、脚1本を1ミリ前後、ディスクサンダーで削り、安定させました。ククサカップに水ペーパーをかけて3回目の木固めエースを塗りました(右写真)。だいぶ色が濃くなりました。

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2020年

3月

24日

サイドテーブル作り(その4)

 サイドテーブルの天板に脚を差し込み接着しました(左写真)。乾いたら生地完成です。

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2020年

3月

23日

サイドテーブル作り(その3)

 脚、桟材を所定の寸法にカットし、ほぞ穴、ほぞ加工、相欠きなどの加工をしました(左写真)。脚の下部一辺は高さ150ミリまで斜めカットもしています。角の面取り、サンディングをしてから組み立てに入りました。桟材を十字に組み、柱に差し込んで接着しました(右写真)。天板と柱は未だ接着していません。

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2020年

3月

21日

サイドテーブル作り(その2)

 天板を旋盤にのせ、周囲を丸く削り、縁下側を斜めに、厚みの半分まで、角度で30度に面取りをし、サンディングしました(左写真)。直径が450ミリあるので、アウトボードターニングにセットし、真空チャックで保持し、テールストックも使いました。1年程前にアウトボードターニング出来るように、装置を自作しました。木材と鉄板などを組み合わせて作ったので、木材の収縮もあったようで、芯合わせをしてみると、テールストックの芯が主軸芯より1.5ミリ程下がっていました。テールストック下の木のブロックとその下の鉄板を止めている8本のボルトに厚さ1.4ミリのワッシャーを入れて固定すると芯がほぼ合いました。右の写真は天板裏に脚を差し込むほぞ穴を開けているところです。脚の角材は30×30ミリなので、ほぞ穴は24×24ミリ、深さは20ミリとしました。今日はその他に脚材8本と、桟材4本を製材しました。

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2020年

3月

20日

木工休み

 今日は出かける用事が出来、木工は休みました。途中で大田原市の物産館?に立ち寄りました。河津桜が7分程咲き見事でした(写真)。苗木を植えて19年とのことです。やはり例年に比べてだいぶ早く咲いたようです。

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2020年

3月

19日

サイドテーブル作り

 那須塩原市の知り合いの方から、サイドテーブルを2個頼まれました。天板は径45センチの円形、高さは45センチです。材料は栃です。幅58センチ、長さ160センチ、厚さ45ミリの板を支給されました。大きいので処理が大変です。カットは丸鋸で切るしかありません。左の写真はアルミの角パイプをフェンスにして板の耳の部分をカットしたところです。アルミ角パイプは強く推すと曲がるので、中程も角材で固定しました。右側も少しカットして46センチ幅にしました。2枚の天板用に長さ100センチ程にカットしました。かなりねじれがあり、このままでは自動鉋にかけられないので、電気鉋で片面を平らに削りました。我が工房の自動鉋は最大幅30センチなので、近所の建具屋さんの自動鉋を借りて、厚さ30ミリに削りました。帯鋸で円盤にカットしました(右写真)。

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2020年

3月

18日

ククサカップ作り(その4)

 残り3個のククサ、生地完成しました。形はほぼ予定通りに出来たのですが、もう少し肉厚に作るべきだったと思ってます。実際に飲み物を入れて飲む場合はこの程度がいいとは思いますが、ククサの由来などを考えると、もっと分厚く作るべきだったと反省しています。

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2020年

3月

17日

ククサカップ作り(その3)

 残り3個のククサカップ作りを進めました。カップ周りをディスクサンダーで整形し、糸鋸、ボール盤で取っ手の穴を開け、外形をカットしました。次にディスクサンダーの前に傾斜板を置いてカップ側面を斜めに研磨しました。1個だけはスピンドルサンダー、ナイフで整形し80番サンドペーパー研磨まで行きました(写真)。

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2020年

3月

16日

箸入れの塗装

 箸入れにはこれまで3回ニスを塗りましたが、綺麗に上がりませんでした。ニスが少し古くなっていたので、シンナーを入れ過ぎた可能性があり、十分に乾かない状態で、水ペーパーをかけてしまったようです。3回目を塗った後、4日程かけて十分に乾燥させてから、今日新しいニスを塗ってみました(左写真)。右の写真は知り合いの方から頼まれた金屏風です。9ミリ厚の板に金紙を貼ってから蝶番を取り付けました。蝶番は最小のものを買って来たのですが、少し大きすぎて隙間が目立ちます。台に羅紗布を貼れば完成となります。

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2020年

3月

14日

ククサカップ作り(その2)

 上左写真はディスクの前に15度の斜面を作った板をセットしたところです。この斜面に載せたカップを回して、側面を研磨しました(上右写真)。取っ手の端の部分と下部を糸鋸でカットし、スピンドルサンダーとナイフで削りました。取っ手の穴周りはナイフで削り、その他はスピンドルサンダーとディスクサンダーで削りました。最後はサンドペーパーによる研磨ですが、これが一番大変ですね。1個だけ生地完成しました(左写真)。

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2020年

3月

13日

ククサカップ作り

 木取りしたカップ材に径82ミリの円を書き、取っ手の部分も円となだらかな線で結び、帯鋸でカットしました (左写真)。旋盤に載せて径20ミリの穴を開けました(右写真)。カップの高さが60ミリなので、ドリルキーの先端が深さ50ミリまで届くように穴開けしました。

 カップの内側を削り、サンディングしました(左写真)。逆目が酷く、研磨が大変でした。カップの周囲をディスクサンダーとスピンドルサンダーで研磨してから取っ手部分の穴を糸鋸で切り抜きました(右写真)。取っ手に高さ30ミリの角材をねじ止めし、糸鋸の押さえ金具を外してカットしました。

 カップの外側をディスクサンダーで斜めに研磨しました(左写真)。角度を保てるようにジグを使っています。ここまでできたのは1個で、他の3個は穴開けまででした(右写真)。

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2020年

3月

12日

桜の器仕上げ削り

 半年程前に粗挽きしておいた器の仕上げ削りをしました。先ずは高台部分をチャックで掴んで、器内部に作っておいた掴み代を整え、これをチャックで掴み、外側を削りサンディングしました。次に高台部分をチャックで掴み器内部を削り、サンディングしました。次は高台部分を仕上げるためにバキュームチャックにセットするのですが、この時、器をチャックから外さないで、チャックを主軸から外し、これを反転してテールストックで支えてバキュームチャックに押し付ける(上左写真)と、器とバキュームチャックの芯がほぼ合いますので、真空ポンプを回さずに心出しが出来ますね。上右写真は高台部分を仕上げたところです。下左写真は生地完成です。下右写真は木取りしたククサカップにちゃっくの掴み代として円盤を接着しているところです。知り合いの轆轤愛好家が、いい桜材があったので、ククサカップ用に木取りまでして持ってきてくれました。高さが少し足りなかったので、掴み代部分を接着したわけです。

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2020年

3月

11日

欅丸太の処理

 箸入れに水ペーパーをかけてから3回目のニス塗をやりました。右の写真は欅の丸太です。昨年の暮れに知り合いの方から数本の欅丸太を頂きました。長さは1M、直径は50センチ程あります。その内の2本は製材所に預かってもらい、後日適当な時期に製材してもらうことになってます。枝分かれのある部分は工房脇に置いてありますが、旋盤材料に出来るかも知れない部分をチェーンソーで長さ30センチ程に輪切りにしてみました。まだまだ重いので、しらた部分をカットして角柱の様にしてみようと思い、切ってみました。チェーンソーの切れ味も悪く、2辺を切ったところで疲れてしまい、止めました。この段階でまだ50KGほどありそうで、帯鋸にかけるには重すぎます。後日気が向いたらまた切ります。取り敢えず干割れしないように木口にボンドを塗ってみました(写真)。

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2020年

3月

10日

ナチュラルエッジ器作り(その2)

 2個目の桜ナチュラルエッジ器の仕上げ削りをやりました。外側を削っていると節穴のようなものが出てきました(上左写真)。エポキシ接着剤を塗り込み、2時間程おいてから作業を再開しましたが、エポキシを削ったり、サンディングする場合は翌日まで待つとかして、十分に時間を置くべきですね。内側の削り、サンディングを終えてから真空チャックで保持して底外側を仕上げました(上右写真)。

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3月

09日

ナチュラルエッジ器作り

 半年程前に粗挽きしておいた桜材の器(左写真)を仕上げ削りしました。内側に作っておいた掴み代を整えて、ここを掴んで外側を削り、サンディングしました(右写真)。

 内側を削り、サンディングをしました。今回は突き出したエッジ部分のサンディンにスピンドルサンダーのサンド部分を電ドルに付けて研磨してみました(上左写真)。器の回転を止めて荒れた部分を見ながら電ドルサンダーを回したり、器を回転させながら電ドルサンダーをかけたりして何とか研磨を完了させました。器の外側も突き出したエッジ部分の研磨に電ドルサンダーを使ってみました。この部分の研磨は普通の研磨方法では振動してしまい、なかなか難しいですが、このやり方が良さそうですね。上右写真は真空チャックで保持して底外側を削ったところです。

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3月

07日

角鑿ホルダーの作成

 角鑿は5本あるのですが、普段ケースに入れることもなく、その辺に乱雑に置いて、埃まみれになっていました。角材に穴を掘り、ホルダーを作りました(写真)。角鑿で穴を開けただけでは出し入れがきついので鑿で穴を少し広げました。写真の左端はチャックキーです。角鑿に付いていたケースを被せ、埃もつかないようにします。また穴の中を油で湿らせました。

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2020年

3月

06日

箸入れ作り(その4)

 引き出し用の取っ手を作りました。通常は取っ手は既製品を買って付けていましたが、今回は手作りしてみました。35ミリ角の欅を削り、サンディングしました(左写真)。直径は24ミリ、長さ25ミリ程度です。ビス用の下穴をどうやって開けるか、悩んだ末に、右の写真の様に取っ手のくびれ部分を2枚の板で挟み、これをバイスで挟んでボール盤で下穴を開けました。2枚の板は、1枚の板に径17mmの穴を開け、穴の縁をナイフで取っ手のくびれの形に削り、二つに切り分けたものです。

 角を面取りし、全体にサンドペーパーをかけてから、取っ手を取り付けました。引き出し板には下穴を開けておいたので、ここに内側からビスを入れ、ビスは小型のドライバーで支え、取っ手に接着剤を付けて、取っ手を回してねじこみました。これで生地完成です(写真)。この後、ウレタンニスをぬりました。

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2020年

3月

05日

箸入れ作り(その3)

 箸入れの引き出しを組み立てました(写真)。箱板の組手加工、底板用溝堀、サンディングなどをやり、接着しました。

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2020年

3月

04日

箸入れ作り(その2)

 箸入れの部材に溝を掘り、切り欠き加工をし、組めるように調整をして、全体をサンディングしました。3個中2個の接着組み立てをしました(写真)。これ以上はクランプが足りないので残り1個は明日組み立てます。

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2020年

3月

03日

箸入れ作り

 二人の知り合いの方から箸入れを頼まれました。左写真のようなものということです。上部は調味料などを入れるところ、下の引き出しが箸入れです。我が家用も加えて3個作ることにしました。材料を準備しました。引き出しの箱板は檜、その他は欅を使いました。パーツの厚さは10~12ミリにしていますが、見本の写真と比べて少し厚過ぎたかなと思っていますがこれで進めます。

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2020年

3月

02日

棚作り(その2)

 棚を組み立てました。先ずは柱と横桟を接着しました(上左写真)。次に2段目と3段目の棚板の4隅を切り欠いて、接着しました(上右写真)。最上段の棚板は切り欠きをせずに接着しました(左写真)。最上段の横桟にはビス下穴を開けてあります。補強のために、後でビスを下から打ち込みます。

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戸棚作成