2個目桜茶筒の仕上げ

 2個目の桜茶筒を仕上げました。1個目は本体と蓋のはめ合いの感触が今一でした。ノギスの測定部が蓋の穴の奥まで届かず、奥の方の径が確認できていませんでしたので、穴の径が入り口から奥まで一定になっていなかったと可能性があります。そこで今回は上左の写真の様なジグを作りました。円柱の先端に径66ミリの円盤を作り、これを昨日削った蓋に差し込んで(中央の写真)みました。やはり円盤は途中で止まりました。奥の方の径が入り口より小さかったのです。そこをサンディングし、奥まで円盤が進むようにしてみました。それから本体を削り、蓋を差し込みながら調整し、最後の0.3ミリ程度はサンドペーパーで研磨する方法でやってみました。昨日のものよりだいぶはめ合いがいい感じに上がりました。ただしサンドペーパーで研磨すると本体が熱を持ち、木が膨張するのではめ合いがきつめの段階でやめた方がいいですね。右の写真は出来上がですが中蓋はまだ出来ていません。

  9月21日、さいたま市でJWAの講習会があります。明日から出かけますので明日のブログは休みます。

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