ドールベア作り(その9)

 ドリルキーを径6ミリの物に変え、腕のゴム穴を深さ8ミリまで広げました。次に胴体後ろに尻尾を差し込む穴を開けました。前回の冶具を使い、クランプで押さえ、径5.5ミリ、深さ6ミリまで開けました(左写真)。右の写真は胴体上部、首の部分の穴開けです。径40ミリの穴を掘った角材をドリルキーの真下に固定し、ここに胴体を立て手で支えて、径6ミリ、深さ25ミリの穴を開けました。

 頭の下部(首を差し込む部分)を平らに削りました。今回は左の写真の冶具を作ってディスクサンダーで削りました。頭の前後を支える部分は板に穴を掘りました。前後の板は長さを変え、頭を少し下向きにして削れるようにしました。後頭部に当てた板はビス止めしましたが、鼻を支えている板はねじで止めずに凸状にカットして底板にはめ込み、頭の寸法のバラツキを吸収出来るようにしておきました。次に平らに削った部分に穴を開けました。右の写真の様に前回の冶具を使って、径15ミリ、深さ20ミリの穴です。この後、球状の鑢をボール盤にセットし、穴を径16ミリに広げ、首が入るようにしました。

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コメント: 2
  • #1

    MU工房 (土曜日, 03 11月 2018 20:25)

    ベアやってますね。
    私の作り方と違うので楽しく拝見しています。
    私の場合は胴体の穴は角物の時点で穴を空け、その他の穴あけ工程は冶具は作らず旋盤に材をつけたままです。
    製作工程が全く違うのに同じものが出来るから一緒の場所で作ったら面白そうですね。
    頑張ってください。

  • #2

    ひねもす工房 (土曜日, 03 11月 2018 21:24)

    コメントありがとうございます。旋盤ドリル冶具なるものを持ってないものですから、こんなやり方をしています。旋盤ドリルを検討してみたいですね。MU工房さんで使用しているものの写真をメールでいいですから送っていただけると有難いです。

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