ブックコンテナー作り(その2)

 現在、木工品の頼まれものがいつになく多いのですが、今週は何かと予定が入っておりますので、今日は日曜日ですがブックコンテナー作りをやりました。左の写真はテーブルソーで、側板に底板を差し込む溝彫りをやっているところです。縦横の側板はビスで止める作り方なので、正面側の板は溝を端まで掘ると組み立て後溝が見えてしまうので、溝を途中で止めます。溝の両サイドは円弧状になりますので、この部分をトリマーで掘り足します。右の写真の様に正面板の周りを板で囲いました。こうすると1枚の溝を掘った後、右手に持ったトリマーは回転を止めることなく、左手で次の1枚をセットし、効率良く作業が出来ました。

 正面板にはビスの下穴を開けますが、左の写真の様に板をボール盤にセットし、径2.5ミリの穴を開けました。ビスの頭を隠すため埋め木を入れるため、径6ミリの穴を深さ6ミリ程掘る必要がありますが、この穴は貫通させられないので、板の表面からの穴開けなので、セット位置を変えることになりました。次にシナベニア板をカットし、底板を準備しました。右の写真は組み立てしているところです。側板の間に厚板を入れ、正面板と側板の位置をセットしやすくして、ビスを打ちました。接着剤も使っています。

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