旋盤延長ベッド作り(その7)

 延長ベッドを下にスライドさせるための垂直板に4個の穴を開けました。ベースの穴と同じ位置に開けるのですが、厚みもあるので、ぴたりとは会いません。4個中2個はボルトを通すことが出来ましたが、2個は通りません。ドリルに10.5ミリのキーを付け、垂直板側から貫通させました。延長ベッドと台を垂直板にクランプ止めし(左写真)、納まり具合をチェックし、不具合な部分をカットしました。この後ベッド周りの組み立てになるのですが、旋盤のベッドと延長ベッドをストレートに保つために、ベッドの隙間(45ミリ幅)にぴたりと納まる鉄板が欲しくなりました。テールストックの高さを20センチ上げるためのブロックを作らねばなりませんが、それにもこの鉄板を使うので、6ミリ厚の鉄板から45ミリ幅の短冊を切り出すことにしました。先ずはディスクグラインダーで45ミリより少し幅広の短冊板を切り取りました。幅を測定してみると45.5~45.7ミリに上がっていました。欅の厚板の端から45ミリの所に薄板をクランプで止め、バイスで挟み、ここに鉄板をセットし、先ずはディスクグラインダーで45.2~45.3ミリ程に削りました(右写真)。次に砥石(荒砥)で欅板もろとも研磨しました。欅板に砥石を押し付けることにより、砥石を鉄板に対し直角に当てられるので、良い結果が得られそうです。ただし厚みが6ミリ、長さ300ミリの鉄板を砥石で削るのは大変ですね。今日は45.1ミリ程度まででやめました。明日続きをやります。

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