アウトボードターニング

 先週、幅43センチ、厚さ10センチの欅板を使ってアウトボードターニングをやってみました。削り始めはバランスが悪いので200回転くらいで削りました。延長ポールは欅材で作りました(左写真)。木製ではやはり少し揺れて不安定なので鉄製の延長ポールを購入することにしました。エグゼマックのツールレストは径1インチです。オフコーポでKERVのウォンバット用延長ポールを販売しており、これが径1インチなので購入しました。右の写真は鉄製延長ポールを使って削っているところです。ここまで削っても回転数を400回転以上にするとかなり振動するので、350回転程で削りました。写真ではテールストックを使っていますが、この後はテールストックを外して削りました。削っている内にチャックでの掴みが若干ずれたらしく、器の縁の厚みが16ミリから19ミリまでのばらつきが出てしまいました。チャックは最大近くまで広げ(径130ミリ)て保持し、しっかりと締め付けたつもりですが、保持出来ていませんでした。大型のチャックが必要かも知れません。

 

 器の内側をサンディングしてからチャックを外し、バキュームチャックを取り付けました(上左写真)。自作のチャックで、ゴムパッキン部分の内径は115ミリです。器をセットし、外側を削り直しました。回転速度は450回転でした。上右写真はサンディングが終わったところです。生地完成しました。径410ミリに上がっていました。何に使う器なのか解りません。もっと大きなものが削れるかどうか、後日試してみたいと思っています。

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