帯鋸刃のチェック(その2)

 一昨日、帯鋸刃の曲がり具合を調べようと思い、70個程の刃の飛び出し具合をノギスで計ってみました。今日残り60個程を調べてみました。確かに0.3~0.4ミリ程のばらつきはあるのですが、これが測定誤差なのかどうかがはっきりしません。またチェック前の推定では、曲がりが鋸刃1周の中でどこかに集中していると思っていましたが、そのようにも見えません。集中してあれば、何とかしてその部分の修正をしようと考えていましたが、それもかなわず、刃を帯鋸にセットしました。再度試し切りをしました。結果は以前と同じですが、材料を送るスピードを遅くして挽くとかなり改善されることが解りました。写真で上は普通の速度でカットしたもの、下は遅く送ってカットしたものです。ほぞ加工などは遅く送るようにすれば何とかなりそうですので、このまま使うことにしました。

 昨日、二本松市のKさんの工房を見学させてもらいました。KさんはJWAの会員で、木工や木工旋盤を趣味にやっております。工房建屋もドイツからキットを取り寄せ、自分で建てたそうです。ドイツ製らしく、しっかりしたものです。工具類は充実しており、高価な電動工具も沢山揃っていました。居間には旋盤作品が沢山飾ってありました。左写真は幼児向けのヘリコプターのおもちゃですが、なかなか凝っておりました。内部にギヤーやシャフトを組み込み、テール部分の棒を持って前進させると、大小のローターが回転します。右の写真はドールベアですが、JWA講習会で学んできた以上に様々なジグを工夫して取り組んでいました。

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コメント: 2
  • #1

    つねさん (火曜日, 04 6月 2019 17:06)

    Kさんの作品、温かみがあって良いですね。ドールベアも白熊・羆・ハーフ熊くん揃ってgood。バンドソーのブレード、厄介な問題ですね。my工房でも同様な事があり、チェックしたら何枚かブレードの刃先が僅かに曲がっていて、研ぎと直しを依頼。結果はOKでした。
    研ぎ屋に挽いたサンプル持参で相談すれば良いかも。(自分では研げないので)

  • #2

    ひねもす工房 (火曜日, 04 6月 2019 20:14)

    コメントありがとうございます。帯鋸ブレードの件、近くに専門手店もありませんが、知り合いに方に相談してみます。

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