ペンダント作り(その3)

 捨て板を斜めにカットしました(左写真)。テーブルソーのブレードを11.3度に傾けています。ブビンガを貼る部分は捨て板の木端6ミリから幅の中心まで(30ミリ)カットしているので、この直角三角形の頂点の角度は6/30=0.2のタンジェントとして三角関数表から11.3度と求められます。捨て板を使わずに、幅60ミリ、厚さ18~20ミリのブビンガを使えば、捨て板とブビンガの接着作業が不要になります。ただし堅木をこの寸法で斜めカットすることは鋸にかなりの負担がかかります。捨て板には柔らかい榎の端材を使ったので、切削面にほとんど焦げ目が付きませんでした(右写真)。

 パーツが揃ったので、最終接着をしました。断面が右写真のようになっているので、クランプすると強い力でずれることになります。ずれ止めのため、十数本の釘と2個のハタガネ、2個のクランプを使いました。

戸棚作成