ハンガーラック作り(その4)

 柱には20×20ミリのほぞ穴を開けてあります。角鑿盤でほぞ穴を開けると下の方が狭まる傾向があり、裏側を調整しないと横桟を指せません。彫刻刀で調整するのですが、木口状の壁を削るのは大変で、時間もかかります。次に込み栓を創りました。幅22ミリ、厚さ6ミリの板を準備し、この板をテーブルソーでテーパーを付けました(左写真)。傾斜角は10分の1です。厚さ10ミリ程の杉板の一辺を傾斜10分の1にカットしたものに材料を押し当て、一緒に進めるとテーパーカット出来ました。長さ90ミリにカットし、次のテーパーカットするという方法で20個の込み栓を切り出し、サンドペーパー、ディスクサンダーなどで面取りしました。次に柱、土台を面取りし、サンディングしてから差し込んで接着しました(右写真)。土台と柱が直交してないものは、長いクランプをかけて修正しました。今日は3個だけ接着出来ました。

戸棚作成