ベンチ作り(その2)

 上左写真は帯鋸でテーパー状にカットした面に手鉋をかけたところです。手鉋は台直しをしておいたので、だいぶ削りやすくなりました。脚はベンチを側面から見ると裾が広がった形に作るので、脚の上下の木口も斜めにカットする必要があります。頂角が7.2度の三角形のジグを作り、テーブルソーで木口を斜めにカットしました。脚上部で天板を受ける部分に桟を渡すために、脚上部にほぞ穴を開けるのですが、角鑿盤の台に同じ三角形のジグを置き、その上に脚を置き、ほぞ穴を開けました。右写真で天板の上に載っているのが、ほぞ穴を開けた脚です。天板の両サイドの木口には角材を取り付ける設計になっています。上右の写真はルーターで天板木口に11ミリ幅の溝を掘っているところです。木口の周りに角材をクランプで止めて、ルーターを安定させて、深さ16ミリの溝を掘りました。幅65ミリ、厚さ40ミリの角材にテーブルソーで高さ15ミリの突起を作り、接着剤を付けて天板の木口に叩き込みました(右写真)。

戸棚作成