桜の器仕上げ削り

 半年程前に粗挽きしておいた器の仕上げ削りをしました。先ずは高台部分をチャックで掴んで、器内部に作っておいた掴み代を整え、これをチャックで掴み、外側を削りサンディングしました。次に高台部分をチャックで掴み器内部を削り、サンディングしました。次は高台部分を仕上げるためにバキュームチャックにセットするのですが、この時、器をチャックから外さないで、チャックを主軸から外し、これを反転してテールストックで支えてバキュームチャックに押し付ける(上左写真)と、器とバキュームチャックの芯がほぼ合いますので、真空ポンプを回さずに心出しが出来ますね。上右写真は高台部分を仕上げたところです。下左写真は生地完成です。下右写真は木取りしたククサカップにちゃっくの掴み代として円盤を接着しているところです。知り合いの轆轤愛好家が、いい桜材があったので、ククサカップ用に木取りまでして持ってきてくれました。高さが少し足りなかったので、掴み代部分を接着したわけです。

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コメント: 4
  • #1

    つねさん (木曜日, 12 3月 2020 18:45)

    菓子鉢?きれいに仕上がりましたね。お見事!

  • #2

    ひねもす工房 (木曜日, 12 3月 2020 23:10)

    コメントありがとうございます。サンディング始めると、削りのまずさが見えてきて、部分的な削り直しをやったり、粗いペーパーに戻したりと、結構悪戦苦闘しました。

  • #3

    MU工房 (金曜日, 13 3月 2020 08:39)

    綺麗な仕上がりですね。
    ククサどんな仕上がりになるんだろ?楽しみです。

  • #4

    ひねもす工房 (金曜日, 13 3月 2020 20:00)

    コメントありがとうございます。ククサ作りは今回が3回目になります。前回の反省を踏まえ、カップのカーブを少し改善したいと思ってます。

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