桜の器仕上げ削り(その3)

 粗挽きしてあった桜の器を更に3個(左写真)、仕上げ削りすることにしました。器内部に作っておいた掴み代を整え、これをチャックで掴み器の外側を削りました。サンディングになりますが、逆目を消すのにサンドペーパーではかなり大変なので、今回はディスクグラインダーにフランジディスクを取り付け(右写真)て研磨してみました。逆目を取る作業がだいぶ能率的に出来ました。ただしフランジディスクの研磨跡を消すのに多少の時間はかかります。

上左写真は外側を研磨したところですが、節穴が出てきたり、割れが出てきて3個中2個は接着剤で処理をしたので、仕上げは明日に回しました。上右写真は節穴を接着剤で埋めたところです。エポキシ系接着剤に木の粉を混ぜたものです。マスキングテープの一部に穴を開けて塗りました。1個だけは仕上がりました(左写真)。

 

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コメント: 2
  • #1

    MU工房 (火曜日, 31 3月 2020 20:59)

    仕上がりいいね。

  • #2

    ひねもす工房 (水曜日, 01 4月 2020 17:43)

    コメントありがとうございます。拭き漆にする予定なので、サンディングで逆目を徹底的に取りました。

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