棚作り(その6)

 天板を接着し、長ねじクランプで押さえました(左写真)。引き出し作りにかかりました。前板、側板、向こう板、底板を予定の厚さに自動鉋で整え、幅、長さをテーブルソーでカットしました。前板厚22ミリ、側板、向こう板厚15ミリ、底板厚12ミリとしました。向こう板の長さ(箱幅)は本体の引き出し間口より3ミリ短くし、前板は1ミリ短くしました。また向こう板の高さは本体開口部高さより3ミリ短くし、前板の高さは1ミリ短くしました。底板は普通は合板を使いますが、この棚は箱板も底板も全て共木(栗)です。底板は133ミリ幅の板を雇いさねで3枚接ぎにしましたが、接着剤は使っていません。無垢材なので、幅方向の縮みが向こう板や前板に比べ大きくなると思われるので、縮みフリーの状態にしました。各部材に切り欠き、溝堀をして仮組をしてみました(右写真)。

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コメント: 2
  • #1

    つねさん (火曜日, 28 4月 2020 21:04)

    ALL栗無垢材とは、豪勢な棚になりましたね。
    箱物は角度出しが大変だと思います。それにしても幅広い木工制作活動に90度の最敬礼ですね。完成まであと一息、頑張ってください。

  • #2

    ひねもす工房 (水曜日, 29 4月 2020 20:40)

    コメントありがとうございます。引き出しの底板も棚の背板も栗板を並べて作ります。合板の方が縮みもなく、製作も楽で、実用的ですね。

戸棚作成