三脚作り(その3)

 三脚の柱1本にはほぞ穴を開けます。右の写真のように角鑿盤で、昨日作った三角形の治具を当てて、柱に対し斜めにほぞ穴を開けます。柱の厚みは20ミリです。半分の10ミリは切り欠きますので、深さは10ミリ強です。次は2本の柱を重ねる部分の切り欠きですが、直交する角材の切り欠きではテーブルソーで切れ目を入れて、鑿でさらいますが、この三脚では斜めの切り欠きになるので、位置決めの2本の切れ目は下左の写真のように、丸鋸を使ってやってみました。治具のセットに時間がかかり、柱6本の丸鋸作業にはだいぶ時間を費やしました。丸鋸で入れた2本の切れ目の間は下右写真のように、角度治具を使ってテーブルソーで沢山切り込みを入れ、鑿でさらいました。

 柱1本には斜めのほぞを作りました。柱材に墨付けをして、帯鋸でカットしました。左の写真が三脚1個の柱材ですが、3個分の部材のこれだけの加工で1日終わってしまいました。

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