花台作り

 知り合いの方から花台作りを頼まれました。新規に作るのではなく、既存のテーブル天板を使って欲しいとのこと。事情があって捨てるわけにいかないので、径75センチ程の天板を径50センチ程にして、高さは35センチ希望です。天板を調べてみると、上面と下面の木目がほぼ合っているので無垢板と思い作業を始めました。先ずは円盤カットですが、治具を持ってないので、上左写真のように、帯鋸脇に台を置き、帯鋸定盤と同じ高さになるように台に下駄を履かせ、作業台に固定しました。帯鋸ブレードから25センチのところに台の下からビスを打ち、ここを円盤の回転中心にして、カットしました(上右写真)。綺麗に切れました。しかし天板は無垢板でなく、MDFに突板を貼ったものでした。見事に騙されました。栗と思われる角材から40ミリ角の脚材を切り出し、十字型の貫とほぞ組にしました。この天板の裏には厚さ23ミリの四角の板が貼ってあり、接着してあるので、剥がすことは諦め、この板に脚を固定することにしました。脚と貫を接着して、天板の上でクランプしました。脚と天板は未だ固定していません。脚を塗装してから天板に固定します。

戸棚作成