一輪挿し作り(その9)

 一輪挿し側面にトリマーで縦に溝を彫るための治具を作りました(左写真)。一輪挿しの上にトリマー台を傾斜させて置き、台に2本の角材を止めつけ、その間をトリマーを移動させる構造です。この旋盤は主軸のプーリーに36個の穴が開いており、この穴にストッパーをねじ込む形になっています。穴を1個ずつ飛ばして18本の溝を彫ることにしました。ストッパーを締めたり緩めたりを18回繰り返します。1本の溝を2回に分けて掘りました。1回目は深さ約2.5ミリ、2回目は1.5ミリ程掘り、計4ミリの深さです。ストッパーの操作は36回になりました。溝はサンドペーパーで仕上げました(左写真)。溝が少し深過ぎたような気がしました。

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コメント: 4
  • #1

    つねさん (土曜日, 18 7月 2020 20:32)

    やりましたね! 治具作りから作品仕上げまでの工程は素晴らしい。
    研究熱心な「ひねもす工房」。応用した新作発表を待ってます。
    最初の角度setが難しそうですね。

  • #2

    ひねもす工房 (日曜日, 19 7月 2020 16:03)

    コメントありがとうございます。角度セットはやってみると簡単でした。コの字型の枠を旋盤ベッドに固定したら、ワーク(一輪挿し)の側面に接して板を置き、ずらせて枠に突き当て、その位置を鉛筆で印付けします。もう一方の枠にも印を付ければセット位置が決まります。

  • #3

    テックさん (月曜日, 20 7月 2020 18:12)

    ケチをつけるようで申し訳ありませんが、治具が少し複雑な様に思います。小生は下記の動画のような方法でやっています。

    https://www.youtube.com/watch?v=C-5Ph3Rni4o

  • #4

    ひねもす工房 (月曜日, 20 7月 2020 21:03)

    コメントありがとうございます。汎用性のある治具を作りたいと思っていましたが、面倒になり、安易なものを作ってしまいました。テックさんの治具、大変参考になります。

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