茶筒作り

 花梨と思われる材で茶筒を作り始めました。床柱として使われていた材なので、多分十分に乾燥していると思います。長さ27センチ程の材を4つに分割し、丸く削りました。直径72ミリ程の茶筒が出来そうです。チャック掴み代を作りながら、各部材に帯鋸で分割しました。左写真で後ろにあるのが、身、2列目が中蓋、一番手前が蓋のパーツです。右の写真は身の部分に穴を掘っているところです。先ずはドリルで径21ミリ、深さ108ミリの穴を開け、次に径40ミリのフォスナービットで穴を広げましたが、ビットの長さが足りず、深さ80ミリ程しか広げられません。後はスピンドルガウジで彫っていますが、深さ108ミリは私の技術と、道具では難しく、うまく行くかどうか解りません。今までに作った茶筒は高さ110ミリ程でしたが、今回は高さ130ミリの予定です。少し欲張り過ぎたかも知れません。

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コメント: 4
  • #1

    つねさん (水曜日, 05 8月 2020 20:44)

    穴掘りは難しい。内径65~68mm位で深さ108mmは難しいですね。my工房では80mmが限界でした。たなつる工房さんは、朴で110mmは掘っていました。カリンは堅いが、トライしてみて下さい。期待してます。

  • #2

    ひねもす工房 (木曜日, 06 8月 2020 17:34)

    コメントありがとうございます。身の部分の内径は60ミリですが、こちらは多少のばらつきがあっても問題ないと思われるので、ドリル、フォスナービット、スピンドルガウジで何とか掘りました。蓋部分の穴堀が難しいですね。今日、1個見事に失敗しました。

  • #3

    テックさん (月曜日, 10 8月 2020 05:26)

    茶筒の身の深い穴は刃物で掘るのは、非常に難しいです。小生は2 5/8”(66.7mm)の径のフォスナービットでやりました。もちろん一回で穴をあけようとすると、発熱で材が駄目になりますので、刃物で62~63mmぐらいまで削って、最後の数ミリをフォスナービットで仕上げます。もちろん完全な円の穴があきます。国内ではこの様な大きなフォスナービットは売っていませんが、アメリカのAmazonから買えます。6,700円ぐらいです。
    https://www.amazon.com/Steelex-D1021-2-5-Forstner-Bit/dp/B0000DD0RB
    安いホールソーを使うという手もありますが、中心に穴があくので何か工夫が必要でしょう。フォスナービットの先端はグラインダーで落として底に穴があかないようにします。下記のサイトでは身と蓋の両方にフォスナービットを使っていますが、蓋は浅いので刃物でやればよいでしょう。
    http://techsan.web5.jp/Link223.html

  • #4

    ひねもす工房 (火曜日, 11 8月 2020 19:06)

    コメントありがとうございます。1個目の茶筒の身の部分は径58ミリ程にあげたかったので、40ミリのフォスナービットで下穴を開けてから、スピンドルガウジで穴を広げました。2個目、3個目の茶筒の身の部分は径60ミリのフォスナービットを使いました。先ずはドリルビットで径21ミリ、深さ102ミリの穴を開け、次に40ミリのフォスナービットで穴を広げるのですが、ビット長さが足りず、深さ80ミリまで掘りました。次に径60ミリのフォスナービットで深さ80ミリまで掘りました。再度40ミリのフォスナービットを取り付けて掘ると、ドリルチャックが茶筒に当たらないので、深く掘れます。もう一度60ミリのフォスナービットに付け替えると奥まで掘ることができました。

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