ひじ掛け作り

 那須塩原市のお店の方からアームチェアー用の肘掛け作りを頼まれました。ケーキ皿は未だ完成していませんが、肘掛け作りの方が急ぎというので、ケーキ皿作りは中断しました。左写真と同じものを金属パイプの椅子の左側に付けます。長さ355ミリ、最大幅140ミリです。径82ミリの穴を開け、カップのホルダーにします。椅子の右側は355×45ミリの長方形です。23ミリ厚の栗で7組作ります。昨日、材料を削り、長方形にカットしておきました。左写真の左の方にボルトが見えますが、このボルトで椅子のパイプに固定します。そのボルト穴を開けるのですが、径6.5ミリの貫通穴を開け、更にボルトの頭を約25ミリ沈めるために径12ミリの穴を開けねばなりません。大小の穴の芯を合わせなければならないので、少々難しいです。先ずは長方形のまま、ボール盤で径6.5ミリ、深さ45ミリ程の穴を開けました(右写真)。

 

 次に帯鋸で台形に斜めカットしました。電ドルに6.5ミリのキーを付け、穴を貫通させました。7枚のパーツを重ね、クランプで押さえて、ボール盤で左写真の様にして芯を合わせながら径12ミリの穴を深さ40ミリ程あけました。12ミリの穴の開け始め部分は実は斜めカットの際に、写真の下サイド面に対し平行になるようにしておき、12ミリの穴を開けてから斜めのカット線に合わせてカットしました。結構手間がかかります。この穴の他に右写真の様に、もう2個穴が必要で、こちらも径6ミリと径8ミリの2段穴です。椅子の右側に付ける長方形の肘掛け板もほぼ出来ました。週明けは径82ミリの穴開けとなります。

戸棚作成