ウッドデッキの修理

 床を剥がし、階段を外し、手すりを外しました。床材は半分ほどは再度使いますが一部の根太を交換するために、一旦床を全部剥がす必要があります。根太は外側の3枚だけ外し、内側のものは傷みがほとんどないのでこのまま使います。デッキ前側中央の柱1本だけ外しました(上左写真)。他の柱は新しいものが出来たら順次交換します。当初の柱は断面を凝った形にするため、面倒な加工をしましたが、今回はただの角柱です。梁、屋根はこのまま使いますので、柱交換に工夫が必要です。柱下部にはほぞを作り、コンクリートの土台に差し込んであります。柱上部は長いほぞ状に作り、梁を貫通しています。新しい柱は下部は従来通り、土台に差し込みますが、上部はそうはいかないので、古い柱は梁の下で切断し、新しい柱を入れて、梁と固定する必要があります。そのために上右の写真に示すパーツを作りました。厚さ40ミリの檜材をコの字形にカットし、2個のパーツをビスで止められるように加工しました。柱上部をほぞ加工し、ほぞをこのパーツで囲み、梁にビスで固定することにしました。次に柱の加工に入りました。柱は90ミリ角の檜です。3Mの7本の角材を240センチ程にカットします。丸鋸を上下から2回かけて切りました(下左写真)。結構大変でした。ここまでが昨日までの作業です。

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