仏壇台作り(その6)

 引き戸の部材を準備しました(右写真)。框材8本と鏡板2枚です。框材はほぞ組の加工をしました。鏡板は14ミリ厚で框に差し込む部分は表裏から4ミリの段欠きして6ミリ厚に加工しました。この材料は昨年、JWAの銘木頒布会でゲットしたものですが35ミリ程の厚さの板で、赤茶色に塗装されており、栃の板と思っていました。削ってみると、栃とは全く違い、年輪が非常に密で、油っぽく、板目が大変奇麗な材料でした。木材屋さんに持ち込んで聞いたところ、「ラオス檜」と言われている材料だそうです。正式名称かどうかは分かりませんが、このような名前で流通しているようです。取引量も少なく、大変高価な木材だそうです。側板もこの板で取りたかったのですが、そこまでは回らず、側板は桜材で取りました。

戸棚作成