モニター台の作成(その6)

 板接ぎした脚材の幅、長さを所定の寸法にカットしてから、角鑿盤で貫を差し込むほぞ穴を開けました(左写真)。角鑿盤は建具の框材などの角材用に出来ているので、奥行きが浅く、幅の狭い材料しかかけられません。そこで定盤や材料押さえの部品を取り払い、手製の木製台を取り付け、奥行きを確保してしています。これで材料の端から135ミリくらいまでほぞ穴を開けられます。ほぞ穴の寸法は25×12.7ミリとしました。12.7ミリとはインチサイズで2分の1インチのことです。貫通穴ですので、一度に開けると、下側が欠けて奇麗に加工できないので、上下両サイドから掘りました。そのために卦引きを使って墨付けし、上下のずれがないように、慎重に進めました。化粧べニアとコンパネの接着は今日2枚終わらせ、10枚完了しました。

戸棚作成