テーブル作り(その10)

 10時頃、天板が届きました。梱包を解いてみると大問題を発見。天板の周囲の裏側は斜め(天板上面に対して30度)にカットする設計ですが、周囲4辺の内150センチの1辺しかカットされていません。直ぐに依頼者に連絡。納期が迫っているので、業者に返品も出来ず、結局当工房でカットすることになりました。天板の大きさは150×80センチで厚さは2.8センチです。丸鋸でカットすることにしました。丸鋸の刃は45度までは傾けることは出来ます。天板の木口、木端に丸鋸を乗せて、刃を30度傾けてカットするしかありません。刃の出具合、定規のセットなど難しく、結構時間がかかりました。上の2枚の写真は木口をカットしているところです。天板を立てて作業台に固定し、角材を天板の端にクランプし、丸鋸をすべらせました。天板は床から150センチの高さがありますので、作業台に乗って作業しました。カットの後、鉋で焦げ目を消したり、縁を面取りしたり、サンディングもあり、枚数も2枚ありますので、夕方までやっても終わりません。明日に少し残りました。

戸棚作成