桜の器に漆塗り

 今月初めに挽いた桜の器に5回目の漆を塗りました(左写真)。漆室は今までと同じもので、加湿の方法も同じく皿にタオルを置き、水をはり、別の濡れタオルを1本前面の扉の内側にぶら下げるという方法です。温度は約30度に保っていますが、湿度が55%程度までしか上がりません。1日では完全には乾かないような手触りなので、2日ずつ乾かして塗り重ねました。5回で終わりにします。

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コメント: 4
  • #1

    つねさん (火曜日, 14 12月 2021 19:04)

    この寒さの中よくやりますね。きれいな仕上がり流石です。
    当方は今週から「年末大掃除」の真似事開始。今週は自宅内外,来週は工房で最後の週はのんびりです。昨年もでした。あまり根を詰めず程々にされたら。余計な事ですね。

  • #2

    ひねもす工房 (火曜日, 14 12月 2021 20:47)

    コメントありがとうございます。もう年末の大掃除ですか。当方は29日ころからです。木工が半分仕事のようになってしまいました。ただし、のんびりとやっていますよ。夕方も4時頃には切り上げるようにしています。よいお年をお迎え下さい。

  • #3

    菅野和治 (水曜日, 15 12月 2021 10:46)

    漆は塗りもそうですが、乾燥もむずかしいですね、私もダンボールに濡れタオルを底に
    置いた、簡易の室使っていますが、今の時期は室内に入れて20度以上を保つようにして、3日おいて次の塗り(主に拭き漆ですが)をしています。
    来年1月の講習会でお会い出きればと楽しみにしております。

  • #4

    ひねもす工房 (水曜日, 15 12月 2021 16:08)

    コメントありがとうございます。漆の乾燥ですが、これまでの経験では温度30度、湿度60%程度を保つと1日で乾いていました。今の漆室を作った頃、30度で湿度70%になるように、濡れタオルをたくさんぶら下げてことがあります。この状態では室の中が結露でびしょびしょの状態になりました。菅波さんに話したところ、湿度をそんなに上げる必要は無いですよと言われ、その後は60%を保つようにしていました。今度の講習会でお会いしましょう。

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