鉈の柄交換

 黒檀のペンダントは残りの3個を完成させました。上左写真は工房で薪ストーブのために使っている鉈(なた)です。かなり古いもので、柄に割れが出て、目釘も1本無くなり、がたつきも出ているので柄を交換することにしました。高価なものではないので、新品に買い替えてもいいわけですが、DIY精神で柄を作ってみたくなり、作成に取り掛かりました。樫の厚板を厚さ32ミリ、幅72ミリ、長さ200ミリに整え、目釘穴を2個開けました。旋盤に乗せて削れるところは削りました(上右写真)。しかしミスがありました。折角目釘穴の位置を決めてボール盤で穴を開けておいたのに、柄のカーブを反対側に付けてしまいました。仕方ないので柄の反対側から再度穴を開けました。この後、ディスクサンダーで研磨し、更にナイフで削り、サンディングしました。刃を仮組してみました(下右写真)。目釘の代わりに径3ミリのタッピングねじを準備していますが、穴がうまく一致しているかどうか未だ分かりません。

 

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