丸太の什器(その3)

 長いドリル刃、接着剤などが届きましたので、丸太の什器作りを再開しました。先日作った治具に丸太を置き、チェーンソーで予定の長さにカットし、角をサンディングし、電気ドリルで径18ミリの穴を開けています(左写真)。3段に重ねた丸太は39センチの高さになっていますが穴の深さは36センチです。深穴ですので、ドリルを持つ手が振り回されます。一気に開けようとすると、木屑が刃の溝につまり、回転が落ちるので木屑を払いながら3回くらいに分けて進めるようにしました。両端と中央の3か所に穴を開け、ここに33センチにカットした鉄の丸棒に接着剤を付けて差し込みます。丸棒の径は16ミリです。接着剤は木やコンクリート、金属などを接着出来るもので、コーキング剤のような硬さがあります。穴にも丸棒である程度接着剤を塗り、鉄棒にはしっかりと接着剤を塗り、穴に差し込みました。旋盤で削っておいた木栓をたたき込みます。はみ出した木栓を鋸でカットし、鉋で仕上げます。3か所に鉄棒を差し込み、いかだ状のものが完成です。これを3個作り、重ね上げました(右写真)。

戸棚作成