柿の器

 黒柿で器を挽きました。先日ペンダントを作った黒柿とは違う材料です。黒柿と言っても黒の部分はほとんど朽ち落ちてしまったものですが、外側がこぶ状になっており、木目が面白そうなので、器を挽いてみました。虫穴、干割れなどいろいろな欠点がある材料なので、どんな器になるか最終の形は全く分らずに挽始めました。結果的に高さ70ミリ程の湯飲みのような器になりました(左写真)。虫穴その他の欠点を漆で埋めてみようと思い、漆を塗りつけました(右写真)。漆を盛るためには何かを混ぜて少し固くしないと一度では埋めきれないですね。乾いたらもう1回漆を塗ってみます。

戸棚作成