鉋刃の研磨(その2)

 自動鉋の刃を研磨しました(右写真)。こちらは刃の幅が30ミリ程になっているので、刃を研磨機にセットする際に20~30ミリ幅の鉄板を刃の後方に添えてやらないと、刃の出具合を調整することが出来ません。この調整は慎重にやる必要があります。 研磨後、手押し鉋、自動鉋にそれぞれ刃を取り付けるのですが、手押し鉋の刃は取り付けが大変です。機械が大変古いので、刃の出具合を調整する機能が全くありません。後方定盤に1Mの金属製定規を横に立てて、刃を押さえるボルトを少ししめて、刃を定規に当たる程度に刃の前後からドライバーや金槌で調整します。刃に金槌が当たらないように気を付けねばなりません。大変時間がかかります。

戸棚作成