スツール作り

 左写真は数年前に作って、我が家で使用しているスツールです。那須塩原市のお店の方からこれと同じものを作って欲しい(ただし寄木の飾りは不要)と言われ、栃の厚板を渡されました。栃材は厚さが60ミリ、長さは2Mくらいあり、大変重いです。作業台の上で、先ずは長さ方向に3つに切り分けてから、帯鋸でカットし始めました。スツールの天板は径290ミリの予定です。帯鋸の挽き割りは最高で300ミリですので、天板用の部材は幅300ミリにカットしました。300ミリの部材の挽き割は大変です。なかなか進みません。1枚切ってから、ブレードをよく見ると、ヤニがしっかりついてます。ヤニ取りのスプレーをしてもほとんど取れません。マイナスのドライバーでこすると何とか取れますが、大変時間がかかります。カッターでやると大変効率がいいことが解りました。ヤニを取ってから挽き割りしてみるとだいぶ切りやすくなりました。右の写真はカット、挽き割がある程度出来たところです。明日も帯鋸との格闘になりそうです。

戸棚作成