ドア作り(その5)

 ドア表裏の板長を丸鋸で仕上がり寸法+30ミリの長さにカットしました。+30ミリは接着後にカットするためのものです。カットした裏板の上で格子材を組みました(左写真)。タッカー(ホッチキスみたいな道具)と接着剤を使いました。スラッシュ構造では普通はタッカーのみで組むらしいのですが、窓枠や錠前部分などが、プレス接着の際にずれては困るので、接着剤も使用しました。格子の窓枠部分と錠前部分を裏板に墨付けし、窓枠部分は墨線から3ミリ程度内側をジグソーでカットしました。錠前部分はトリマーで深さ6ミリ掘り下げました。表板にも同様の加工をしました。プレス接着の際のずれを防ぐために、表裏の板と格子は同寸に作り、裏板の4角に幅45ミリの板をビスと接着剤で固定しました(右写真)。ドア全体の厚さが50ミリなので、プレス接着の際にこのズレ止めの板が邪魔にならないように幅(高さ)45ミリとしたました。今日の作業は知り合いの建具屋さんにも少し手伝ってもらいました。

戸棚作成