ハブの溝堀り

 左写真は馬車か牛車の車輪のパーツと思われるもの(ハブ?)に、ガラス製品を乗せたところです。ハブの径は約21センチ、ガラスの径は16センチです。飾り物をガラスの内部に置くのですかね。ガラスが安定するように、溝を掘って欲しいとの依頼を受けました。右写真のようにトリマーをコンパス状に動かして溝を掘りました。トリマービットは径4.5ミリです。堅い木の木口を掘るので、1ミリずつ掘り下げ、5周して深さ5ミリまで掘りました。ハブの中心には内径40ミリの鉄パイプが埋め込まれていたので、ここに円柱状の木を差し込み、その中心に釘を刺してコンパスの中心にしました。

 トリマーをコンパス状に動かすために左写真のように、トリマーベース板の下側の板を外し、9ミリ厚の木の板をねじ止めしました。中心軸からビットまでの距離をアジャスト出来るように、ボルト穴を楕円形に掘りました。右写真はベンチの完成写真です。

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