椅子の修理

 吊るし雛用飾り台は400#水ペーパーをかけてから、2回目のペンキを塗りました。2個の椅子の修理を頼まれました。上左写真は背もたれ部分を外して逆さまに置いたところですが、座板を受ける桟が折れています。折れた桟を交換して修理します。材料は楢の無垢材です。接着剤を使ってほぞ組してある2個のほぞを 抜くのが大変でした。引っ張ってもたたいても抜けません。ほぞの付け根付近を手鋸でカットし、径6ミリのドリルでほぞの残骸に穴をたくさん掘り、鑿で取り去りました。溝幅は9ミリでした。右の写真は桟の外形をカットしたところです。

戸棚作成