分蜂

 吊り棚は2個目も完成させ、今日引き渡しました。左の写真は新たに設置した蜜蜂の巣箱です。横の鉢植えはキンリョウヘンです。5月には分蜂がありそうなので2~3日前から準備を始めました。この巣箱の右の方に今までの巣箱があり、蜜蜂が元気に活動しています。昨日の朝、巣箱をみると、出入り口付近にいつもより多めの蜜蜂が飛び交っていました。分蜂とは新たな女王蜂が成虫になる頃に古い女王蜂が半分くらいの働き蜂を引き連れて新しい住家を求めて引っ越しをすることです。昨日の時点で私は未だ分蜂するとは思っていませんでした。甘かったですね。11時頃巣箱の傍に行ってみると、何とすでに分蜂が始まっていました。巣箱近くの数M上空に無数の蜂が飛び交っていました。準備不足で群れを捉えることは出来ません。私が群れに近づくと群れは近くの神社の杉の木の梢の方に移動し、そのうちにいなくなりました。移動した方角が解らず、追いかけることも出来ませんでした。この引っ越しをする蜂を捉えて新しい巣箱に入れようと思っていましたが、失敗です。いわき市の彫刻家に連絡すると、今年は分蜂が早く、最も早いものは4月14日だったそうです。今年は桜の開花が大変早く、蜜蜂の分蜂も早かったようですね。捕獲に失敗はしましたが、この巣箱はしばらくここに置いとくことにしました。あちこちで分蜂があるはずで、ここに住み着いてくれる群れがあるかも知れませんので。巣箱の横に置いたキンリョウヘンの花は蜜蜂が好むフェロモンを出すそうです。

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コメント: 2
  • #1

    つねさん工房 (日曜日, 23 4月 2023 20:10)

    大物家具を作ったり、ミツバチ飼育したり、大変な作業と労力に感心してます。
    分蜂残念でしたね。自然の営みは人間の都合を待ってくれない。良い経験になったと思います(失礼)。あちこちの旅行も良いですね。

  • #2

    ひねもす工房 (月曜日, 24 4月 2023 19:46)

    日本蜜蜂は本来野生の生き物で、基本的にはほったらかしで良いものらしいです。それでも我々が飼育するとなるとつい、いろいろと世話をしてしまいますね。真夏の暑さ対策で巣箱の下に網を取り付けて、風が入るようにしたり、冬の寒さ対策で巣箱を毛布や段ボールで覆うとか、餌として砂糖水を与えるとか。彼らの働きぶりは本当に凄いですね。いつも感心させられています。

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