紫檀の汁椀(その2)

昨日挽いた汁椀のチャック掴み代をパーティングツールで切り落とそうとしましたが、材料が固くてらちがあきません。手作りのツール(写真)を使ってみました。切れ味はいいです。しかし突然大きな音とともに椀が後方に飛びました。掴み代の一部が欠けました(写真)。原因不明です。このようなことは初めての経験です。刃物の当て方を間違ったのでしょうね。

 2個目の椀を挽始めました。上左写真はフォスナービットで穴を掘っているところです。径20ミリ、40ミリ、50ミリ、60ミリと径を上げていき、写真は径60ミリのビットで、深さ約50ミリまで掘りました。この後内側を削ってみると割れが出てきました。1個目より程度はいいですが、残念です。上右の写真は真空チャックで保持して高台の仕上げ削りをしました。1個目もこの保方法に切り替えました。右写真は生地完成品です。

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