壺型地球儀作り(その2)

 午前中はお客様対応、その他で木工は11時頃開始しました。先ずは南半球の欅の内側に径60ミリ、深さ80ミリの穴を開けました。勿論、いきなり60ミリのフォスナーで開けるわけにはいかないので、21ミリ、40ミリ、50ミリ、60ミリと段階を踏んで開けました。次に径20ミリのドリルをボール盤にセットし、60ミリの穴の周りを取り囲んでに2重に穴を開けました。ボール盤では深さ50ミリ弱までしか開けられないので、上左写真のようにして電ドルを使って、内側の穴を深さ70ミリまで掘り足しました。旋盤から下ろしてドリルで穴を開けることは考えたことがありませんが、那須塩原市のお店の方のアドバイスに従ってやってみました。この材料は欅の中でも非常に硬い物なので、こんなこともやってみました。この後旋盤に乗せ、ボールガウジで内側を削りました(上右写真)。小さな穴がたくさんあるので、ガタガタ、ガリガリと大変です。それでも穴開けが少し楽になったような気がします。肉厚が15ミリ程になるまで削りました(下左写真)。暑いので4時前に作業を止めました。

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コメント: 2
  • #1

    つねさん工房 (金曜日, 01 9月 2023 19:16)

    無垢の欅で地球儀作りとは大変ですね。中ぐり考えましたね。上手くできますように!

  • #2

    ひねもす工房 (金曜日, 01 9月 2023 22:01)

    コメントありがとうございます。本体の削りは見通しがつきました。寸法も小さいので、今までの寄木地球儀よりずっと楽です。地図書きは根気も必要で、実は少し不安になっています。

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