販売什器の作製(その4)

 下側の箱が出来たので、前面の扉の作製に入りました。先ずは蝶番を埋め込むために、ボール盤にパワービットを取り付け、径35ミリ、深さ12ミリの穴を開けました。次にテーブルソーで扉下部を45度の斜めカットをしました(左写真)。フェンスに厚板を当てがって、カットしています。これは扉を開ける時に手をかけられるようにするためです。全厚み24ミリの内10ミリ程は残しています。次に蝶番を付ける付ける側の木端の表側の角をR6ミリの面取りをしました。これは側板と扉木端のクリアランスを減らすためです。扉の加工が終わったので、扉、棚板、背板をベルトサンダーで研磨しました。扉に定盤をねじ止めして、側板に付けた金具に差し込みました。扉の上げ下げ、クリアランスの調整など、初めての作業ですので、結構時間がかかりました。

戸棚作成