地球儀作り(その5)

 半球の削りに入りました。先ずは上左写真のようにして半球にファイスプレートを取り付けました。この板状の治具は以前作ったものを使いました。旋盤に取り付けてみると地球儀の極点と回転センターが数ミリずれていました。接着する際に、ずれ防止の対策を取るべきでした。経度線の接ぎ線を合わせることに注意をし過ぎていたようです。フェイスプレートを少し緩めて回転センターに合わせてセットし、フェイスプレートは緩めに占めて削りに入りました。半球の外側を削るためのテンプレートも以前作ったものを少し手直しして使いました。半球2個目を削り出したところ、木屑が集塵ホースに詰まるようになりました。その内にほとんど吸わなくなりました。集塵パイプの先端を旋盤刃物に添わせて集塵していますが、先端は内径40ミリ程度です。何段かの異径断面のパイプを経て、サイクロンに入るところは径150ミリとなっています。詰まったのは何と、径100ミリのパイプと150ミリのパイプの間のシャッター部の箱の中でした。ここに詰まったのは初めてです。復旧にだいぶ時間を取られ、半球削りが完了しませんでした。

戸棚作成