充電ドライバーの電池更新

 数年前に買ったリョウビの充電ドライバー(BD70)(上左写真)が4~5年使用したところで電池がへたりました。充電してもすぐに空になってしまいます。しばらく放っておきましたが、電池を交換しようと思い、ネットで検索しましたが、この型の電池が見当たらず、またこの型より少し新しい型の電池パックの値段は結構高く、本体が買えてしまう値段でした。本体、充電器は何ともないので、捨てるのももったいないと思い、Pockyさんの記事を参考にさせてもらい、ニッカド電池を購入し電池パックを更新する事にしました。電池は秋月電子から取り寄せました。KR-2000SC-Cです。単価250円、6個で送料との合計2000円でした。上右の写真は電池を交換した状態です。電池は局部的熱には弱いらしく、オリジナル品は電池と配線の薄板の結合はスポット溶接してあります。我が工房にその設備はありませんのでハンダ付けしました(下の写真)。薄板はオリジナル品のものをラジオペンチで取り外して使いました。金属の種類は不明ですがハンダが良くのります。フラックスを付け、100Wのハンダ鏝を使って、短時間(1~2秒)で済ませるようにしました。また1個の電池には細長い金属片がアルミテープで取り付けてあり、ここからの配線はドリルのモーターへの⊕⊖以外の端子に繋がっており、充電器に繋いだ時にこの配線が有効になるようです。Pockyさんの見解では金属片は温度ヒューズで、充電の際に電池が異常に高温になった時にはヒューズが切れ、充電がストップするようになっているのであろうとのことです。なのでこれも元通りに配線しました。元通りに組み立ててるとドリルは正常に動きました。未だ充電は試していませんが電池更新が出来たようです。

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コメント: 2
  • #1

    chipsnobu (水曜日, 15 7月 2015 20:26)

    古い物でも、色々アイデアを出されて復活、松下の7.2Vのドリルドライバーアイデアを拝借して復活させてみます。

  • #2

    ひねもす工房 (水曜日, 15 7月 2015 21:53)

     コメント有難うございました。結果が出ましたらまたご連絡ください。

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