2020年

8月

31日

戸棚作り(その5)

 2枚の側板を作業台に固定し、ルーターで棚板を指し込む溝を彫り、背板を受ける切り欠きを掘りました(左写真)。この後、側板に幕板、後横桟を差し込む溝を彫り、幕板、後横桟を加工しました。棚板の幅、長さを所定の寸法にカットし、仮組しました。勿論一発でうまく納まることはないので、微調整しながらの組み立てです。

 

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2020年

8月

29日

戸棚作り(その4)

 天板、側板の長さ、幅を所定の寸法にカットし、あられ組み加工をしました。先ずは帯鋸、ジグソー、彫刻刀でで天板を加工してから、側板にあてがい、カット位置を写しとり、側板の加工をしました。仮組してみました(上の写真)。底板と側板はほぞ組にしました。ほぞ穴は角鑿盤を使いたかったのですが、ほぞ穴が側板下部から18センチ程上がったところになるので、角鑿盤のふところ寸法が足りません。ドリルで穴を開け、ジグソーでカットし、鑿で調整しました。結構時間がかかります。底板の下に引き出しを取り付けるので、この板も棚板と言った方がいいかも知れません。

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2020年

8月

28日

集塵機目詰まり

 棚板の接ぎをやりました(左写真)。棚板は2枚使いますので、3枚接ぎを2組作るということです。昨日自動鉋をだいぶ使いましたが、木屑が集塵されなくなりました。ダクトを外してみるとしっかり木屑が詰まっていました。右の写真はサイクロン近くのダクトで、木屑が上方に昇っていくところです。写真を撮るために角材を挟んであります。ダクトのどの部分を外してみても木屑が詰まっていました。結局、サクロンの中まで木屑が溜まっていることが解りました。サイクロンのゴミ受けにはアクリル板の窓を付けてあり、木屑の溜まり具合を常にチェックしながら作業していました。ゴミ受けが満杯になったわけではないのにサイクロンが目詰まりした原因は不明です。元通りにメンテするのにだいぶ時間がかかりました。

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2020年

8月

27日

戸棚作り(その3)

 昨日接着の準備をした側板を接着しました(左写真)。3枚ずつ、計6枚の板を接着し、クランプしています。右の写真は天板と底板を接着したところです。その他今日は引き出し箱板(6枚)、背板(7枚)を帯鋸、自動鉋で所定の厚さに整えました。

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2020年

8月

26日

戸棚作り(その2)

 戸棚のパーツ作りを開始しました。側板、天板、底板、棚板は10~12センチ幅の板を3枚接いで作ります。先ずは材料を所定の厚さ(20ミリ)、長さに加工しました。板18枚、さねは12本必要です。左写真はテーブルソーにダドカッターをセットして、側板の木端に溝を彫っているところです。溝幅は6ミリ、深さ9ミリです。板の端付近で溝を止めたいパーツは、彫り残し部分をトリマーテーブルで処理しました。右の写真は側板の接着準備をしたところです。接着は明日やります。

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2020年

8月

25日

戸棚作り

 那須塩原市のお店の方から戸棚作りを頼まれました。右の写真のような形で、高さ100センチ、幅80センチ、奥行35センチと大型です。材料は栗です。ガラスの引き戸が付きます。ガラスは割ってしまうこともあるので、交換出来るように作らねばなりません。依頼者と一緒に検討の結果、ガラスを引き戸の上から差し込む形に決めました。框の厚さは23ミリとしたいというので、先ずは框の組手部分を試作してみました(上写真)。上左写真で手前のパーツが上部横框で、奥側が縦框です。上右写真はほぞを差し込んだところです。縦框には幅3.2ミリの溝を彫りました。この溝に3ミリ厚のガラスを差し込みます。

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2020年

8月

24日

お皿作り(その3)

 皿下側のチャック掴み代を削りました。真空チャックで保持して削りました。掴み代の中心にはコンパス用の小穴がありますので、この小穴にテールストックの先端をさしてバキュームチャックに押し付けると、ほぼ芯が出るのですが、完璧には行きませんので、微調整はします。皿が薄いためか、真空度は0.06MPA前後までしか上がりませんが、何とかなりました。もう少しで完了です。

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2020年

8月

22日

お皿作り(その2)

 お皿の裏側削りとチャックの掴み代作りが終わったので、表の削りをやりました。複数枚を同じ形に仕上げなければならないので、計測回数がやたらと多くなり、気ままに削りを楽しむわけにはいかないですね。手押し鉋と自動鉋で厚さを揃えたのも、同じ形に上げるために必要な墨付けをするためでした。表の削りは9枚終わりました。チャックの掴み代は未だ処理出来ていません。

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2020年

8月

21日

お皿作り

 つば付きの皿作りを頼まれました。厚さ3.6センチ、幅41センチ、長さ180センチ程の材料が支給されました。木取りしてみると15枚取れました。材料に反りがあったので、手押し鉋と自動鉋で厚さ33ミリに揃えました。旋盤に載せ、裏側を削り、チャックの掴みを作りました。

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2020年

8月

20日

額縁作り(その3)

 油絵用の額縁は、はみ出したカンザシを鉋で削り、サンディングして生地完成です。鏡用木枠は4個の角に治具を使って溝を彫りました(左写真)。枠の厚みが16ミリなので、ダドカッターは1枚にしました。これで溝幅は約3.2ミリになります。右の写真はカンザシを入れて接着したところです。

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2020年

8月

19日

額縁作り(その2)

 油絵用の額縁は、角に6ミリ幅の溝を彫り、カンザシを入れて接着しました。鏡用の額縁はサンディングして接着しました(写真)。この額縁は1個追加発注を受けたので、角材を準備し、留め切り加工、段欠きをやりました。

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2020年

8月

18日

額縁作り

 額縁作りを頼まれました。1個は41センチ×32センチの油絵を入れるためのもの。もう1個は鏡の縁です。大きさは40×40センチです。左の写真は縁材を留め切り加工し、切り欠きをしたところです。この後瓢箪面取りをして、接着しました(右写真)。

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2020年

8月

17日

茶筒作り(その4)

 木工を再開しました。3個目の茶筒の中蓋を作りました。1個目は失敗しましたので2個生地完成したわけですが、蓋と身の嵌め合いは完璧とは言えません。次に期待をして、取り敢えず2個に蜜蝋ワックスを外側だけ塗りました。内部も塗るべきかどうか良く解りません。

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2020年

8月

12日

オイルミストトラップのフィルター交換

 真空ポンプに取り付けたオイルミストトラップは塩ビ管などを使った手作りのものです。フィルターにはJWA顧問の伊藤さんに頂いた油吸着マットを使っています。取り付けて1.5年経過したと思っていましたが、勘違いで2.5年経っていました。真空ポンプは頻繁に使っているわけではありませんが、マットを交換することにしました。上左写真はオイルミストトラップを分解したところですが、木管部分(右写真で塩ビの異形継ぎ手から飛び出している部分)はどうしても抜けません。多分木にオイルが浸み込み、径が太くなってしまったと思われます。この木管は抜けなくてもマット交換は出来ます。マットにはしっかりオイルが溜まっており、絞ると50ML程出てきました。勿体ないのでポンプに戻しました。右写真の下は新品マットを3重に巻いたものです。芯は塩ビ管に沢山の穴を開けたものです。これを上の穴あきトタン板の管に差し込み、組み立てました。下の写真は真空ポンプに繋いだところです。

 お盆につき、明日から暫く木工を休みます。茶筒作りは未だ終わっていませんが、盆明けに作ります。

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2020年

8月

11日

茶筒作り(その3)

 2個目の茶筒の中蓋を作りました。先ずは身の部分にはめる側を削り、高さ21ミリ程度に切り落とし、残った部分に穴を掘り、ここに蓋を差し込み、蓋の上部を削りました(上左写真)。2個目完成です。蓋が少しきついのですが、後で調整することにして、3個目の作成に入りました。3個目は蓋と身のはめあいを変えてみました。2個目は蓋の穴の入口と奥の径を少し変えて、奥の径を入口より0.4ミリ程小さく作っていましたが、3個目は同寸としました。身の方も勿論同寸です。この方が良さそうです。上右写真は身と蓋を合わせて、蓋上部を削っているところです。この後、蓋と身の合わせ目にビニールテープを巻いて、テールストックを外し、蓋のトップ部分を仕上げました。最後に身の部分の掴み代を切り落としました。切り落とした部分の仕上げは、蓋側にまな板チャックをはめて、チャックで掴み、底部分の削りとサンディングをやりました。

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2020年

8月

10日

お皿作り(その3)

 栃材をお皿用にカットしましたが、しらた部分が多いので、皿には不向きかと思い、挽く前に依頼者に連絡を取りました。取り敢えず1~2枚だけ挽いて欲しいとのことですので、挽いてみました(左写真)。茶筒作りは1個目は失敗し、2個目の蓋は出来ていたので、今日は2個目の身の部分を挽きました。蓋をする部分を慎重に径66に削り、先端部は66.4ミリ程度に削りました。蓋をはめては外し、徐々にサンディングしていきました。現状では少しきついのですが、どこを研磨すればいいかなかなか見極められません。難しいですね。

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2020年

8月

08日

お皿(その2)

 左写真はお皿の上面を削ってサンディングしたところです。右の写真は真空チャックで保持して裏を削りサンディングしたところです。真空度は0.07MP程度しかなりません。板を空気が通り抜けているかも知れませんね。保持力は問題ないですが。4個完成しました。栃のお皿作りに入りました。栃は厚みが40ミリあるので、33ミリ厚に削ることにしました。虫穴や節穴もあるので、片面を手押し鉋で削ってから、帯鋸で虫穴などが見える側をカットしてから、自動鉋で33ミリ厚に削りました。普通の形の皿であればここまで準備する必要はないのですが、この形で、何枚も同じ形に削るとなると、旋盤に載せる材料は一定の厚さにそろえた方がやり易いと考えました。

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2020年

8月

07日

お皿作り

 7月下旬に桜のお皿を作りましたが、同じ型の再追加注文がありました。茶筒作りを中断し、皿作りに入りました。今回は材料は欅と栃です。欅では4枚取れました。栃は木取りでは十数枚取れましたが、虫穴が多く、削ってみないと枚数は解りません。欅から削り始めました。写真は裏側を削り、チャック掴み代を作り、サンディングしたところです。バキュームチャックに押し付けて挽きましたが、真空ポンプは回していません。

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8月

06日

茶筒作り(その2)

 午前中、お客様があり、木工は11時頃からになりました。茶筒の身の部分の穴堀は何とかなりました。サンディングはスピンドルサンダーのスピンドルを電ドルに取り付けてやってみると能率良くっ出来ました。次に蓋部分の穴堀に入りましたが、穴奥を削り過ぎて見事失敗しました。左写真で2個目の蓋を削ってサンディングしたところです。穴の縁部分を66ミリ、奥の方は56.6ミリ程度に削ったつもりですが、うまく行っているかどうか解りません。

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2020年

8月

05日

茶筒作り

 花梨と思われる材で茶筒を作り始めました。床柱として使われていた材なので、多分十分に乾燥していると思います。長さ27センチ程の材を4つに分割し、丸く削りました。直径72ミリ程の茶筒が出来そうです。チャック掴み代を作りながら、各部材に帯鋸で分割しました。左写真で後ろにあるのが、身、2列目が中蓋、一番手前が蓋のパーツです。右の写真は身の部分に穴を掘っているところです。先ずはドリルで径21ミリ、深さ108ミリの穴を開け、次に径40ミリのフォスナービットで穴を広げましたが、ビットの長さが足りず、深さ80ミリ程しか広げられません。後はスピンドルガウジで彫っていますが、深さ108ミリは私の技術と、道具では難しく、うまく行くかどうか解りません。今までに作った茶筒は高さ110ミリ程でしたが、今回は高さ130ミリの予定です。少し欲張り過ぎたかも知れません。

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2020年

8月

04日

木工休み

 今日は午前中、遠い親戚筋の方が見えました。木工に興味は持っているのですが、始める決断が付かない方です。我が工房の現状と、作品を見て帰られました。午後は普段出来なかった雑用をこなし、木工は休みました。

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2020年

8月

03日

栃の皿作り(その2)

 左写真は皿の上部を削りサンデイングしたところです。皿の底は直径で約210ミリの部分を平らに削りました。この後真空チャックで保持して下側を仕上げました。右の写真は完成品です。塗装は依頼者がやります。オイル仕上げだと思います。

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2020年

8月

01日

栃の皿作り

 7月下旬に桜の皿を2枚作りましたが、同じような皿を栃で作って欲しいと、追加注文がありました。ただし寸法はだいぶ大きく、径300ミリ、高さ40ミリです。50ミリ厚の栃材が支給され、3枚取れました。写真はフェイスプレートで保持し、皿の下側を挽き、サンデイングしたところです。大きくて削り量が非常に多いです。集塵機には45Lの木屑受けが付けてありますが、この皿2枚の下を削って満杯になりました。

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戸棚作成