2022年

3月

31日

丸太の什器(その13)

 棚に背板をビス止めしました。90ミリの角材2本で土台を作りました(左写真)。長さ2250ミリです。この上に2個の戸棚を置いてビス止めします。背板の前に7本の丸太を積み上げ、更に戸棚の上に4本の丸太を並べます。組み立てのための治具を作りました。組み立ては我が家のカーポートでやります。カーポートのコンクリート面は約2度の傾斜があるので、土台を水平に置くために2本の高さの異なる角材を準備し、この角材の上に土台を置きます。土台の上に棚を固定し、背板の後ろで丸太を積み上げるために、背板から100ミリの間隔を置いて、合板を立てました。下の写真はこれらを配置してみました。下左写真は収納棚側から見たもの、下右写真は背板側から見たもので、こちらに丸太を積み上げます。

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2022年

3月

30日

丸太の什器(その12)

 棚板をダボに乗せると。結局8枚中4枚にがたつきがありました。ダボの取り付けはほぼ正確に出来たのですが、15ミリ厚の棚板に反りが発生し、がたつきの原因になっています。左写真は棚板がダボに当たる部分にトリマーで窪みを掘っているところです。がたつきのない棚板には深さ4ミリの窪みを付け、がたつきのある棚板はその程度に応じて深さを浅くしました。一応がたつきは無くなりました。右写真はコンパネをカットしているところです。棚の背板として背面にビス止めします。

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2022年

3月

29日

丸太の什器(その11)

 棚板以外のパーツをベルトサンダーでサンディングしました。側板と仕切り板にダボのソケット(96個)を金槌でたたき込みました。接着剤を付けて組み立てました(左写真)。大きいのでクランプが大変です。棚板を付け位置の寸法に合わせてカットし取り付けました(右写真)。4枚中2枚は若干のがたつきがあります。棚板がダボに当たる部分を半円状に窪みを付けますが、この深さで調整するかどうかですが、がたつき無に調整しても、将来棚板が反ったりすると又がたが発生しますね。

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2022年

3月

28日

丸太の什器(その10)

 仕切り板も入れて仮組しました(左写真)。板に多少反りが発生していますが、組み立て接着で直ると思います。この2個のスペースに2段の棚板を取り付けます。棚板を上下に3段階にアジャスト出来るようにするために棚受けダボを3段に取り付けます。左写真のものを2個作っていますので、ダボ穴は何と96個となります。右写真はトタン板に穴を開けた治具を使って穴開けしているところです。ダボをねじ込むナット部分の径は9ミリなので、径8.5ミリの穴を開けています。 

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2022年

3月

26日

丸太の什器(その9)

 天板、底板のあられ組の切り込み位置を側板に写し取り、側板のあられ加工をしました。微調整をしながら仮組をしました(左写真)。天板、底板を並べ、トリマーで深さ6ミリ、幅10ミリの溝を掘りました(右写真)。この溝に仕切り板を差し込みます。仕切り板の上下を切り欠き幅10ミリのほぞ加工をしました。

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2022年

3月

25日

丸太の什器(その8)

 天板、底板は長く、しかも重いので長さカットは丸鋸でやりました。治具をセットするので時間がかかります。側板と仕切り板は昨日、テーブルソーでカットしました。天板、底板、側板はあられ組にします。左写真は帯鋸で天板にあられ組の切り込みをしているところです。この後ジグソーで溝底を切り取り、鑿で仕上げました。側板の墨付けは天板、底板の切り込みに合わせます。右写真で下の4枚が天板、底板、上の4枚が側板です。側板の加工は明日に持ち越しとなりました。

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2022年

3月

24日

丸太の什器(その7)

 今日は8枚の棚板を接ぎました。左写真はビスケット接ぎをするための準備です。接ぎ部分にジョインターで溝を掘りますが、その位置を印付けしています。板に直接印を入れると消すのが結構大変ですので、マスキングテープを2枚の接ぎ部分に跨がせて貼り付け、ここにサインペンで濃く印付けしています。この後カッターナイフを2枚の板の間に入れてマスキングテープを切ります。右の写真はジョインターで溝を掘ったところです。木屑をサイクロンで吸引しながら掘っています。ジョインター付属の木屑袋では5個掘るといっぱいになるので使い物になりません。

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2022年

3月

23日

丸太の什器(その6)

 今日も板接ぎです。残りの底板1枚と側板、仕切り板6枚を接ぎました。左写真は側板、仕切り板の3枚を接いだところです。棚板は8枚使います。その材料16枚を準備しました(右写真)。厚さは15ミリです。

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2022年

3月

22日

丸太の什器(その5)

 丸太の什器の収納棚部分を作り始めました。松材で作ります。収納棚部分は横幅が2250ミリと長いので、1125ミリのものを2個作り、結合します。高さ700ミリ、奥行きは300ミリです。150ミリ幅の板を接いで作ります。なんと36枚の板を接いで18枚とします。天板、底板、側板、仕切り板計20枚の板を厚さ23ミリまで削りました。写真は天板と底板4枚の内の3枚を接着しているところです。板厚は23ミリです。

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2022年

3月

21日

お彼岸

 午前中は丸太の什器依頼者との打ち合わせ、午後は丸太の什器収納部分の材料引き取り、お彼岸の墓参りなどのため、木工作業はありませんでした。

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2022年

3月

19日

壺作り

 今日は欅材で壺を挽いてみました。初めての経験です。直径140ミリ弱、高さは約130ミリです。ホローイングブレードも持っていません。壺内部はフォスナービットで径60ミリ、深さ110ミリまで穴開けしてからボールガウジで削りました。肉厚は15ミリ程にしました。左写真は内側削りが終わってから真空チャックで保持して、底部を仕上げたところです。

 

 

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2022年

3月

18日

蓋付き器作り(その4)

 蓋部分を前回削った際、大きな節穴が出てきましたので、昨日エポキシを塗っておきました。摘み部分を削ってから、ジャムチャックに蓋部分を差し込んで、下側を仕上げました。上右写真に見えるように、蓋に現れた節穴は径7ミリくらいの大穴です。ようやく生地完成となりました。右の写真は旋盤の回転センターですが、回転が悪くなったので、ベアリングを発注しました。この回転センターは厚さ5ミリのベアリングを2個使用するタイプです。今日届きましたので、ベアリングを交換しました。硬くて抜くのが大変でした。ギアプーラーをかけて、ベアリングが変形するまで強く回してやっと取れました。新品のベアリングは手で簡単に押し込むことが出来ました。スムーズに回転するようになりました。

 

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3月

17日

丸太の什器(その4)

 3本組の丸太を3段に積み、深さ36センチの穴を6個開けました。両サイドの4個の穴には長さ46センチの鉄棒を差し込んであります。接着剤は付けていません。この状態で3本ずつ車に積み、依頼者宅に運び、接着は依頼者がやります。キーボックスはニスが乾いたので組み立てました。

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2022年

3月

16日

丸太の什器(その3)

 長いドリル刃、接着剤などが届きましたので、丸太の什器作りを再開しました。先日作った治具に丸太を置き、チェーンソーで予定の長さにカットし、角をサンディングし、電気ドリルで径18ミリの穴を開けています(左写真)。3段に重ねた丸太は39センチの高さになっていますが穴の深さは36センチです。深穴ですので、ドリルを持つ手が振り回されます。一気に開けようとすると、木屑が刃の溝につまり、回転が落ちるので木屑を払いながら3回くらいに分けて進めるようにしました。両端と中央の3か所に穴を開け、ここに33センチにカットした鉄の丸棒に接着剤を付けて差し込みます。丸棒の径は16ミリです。接着剤は木やコンクリート、金属などを接着出来るもので、コーキング剤のような硬さがあります。穴にも丸棒である程度接着剤を塗り、鉄棒にはしっかりと接着剤を塗り、穴に差し込みました。旋盤で削っておいた木栓をたたき込みます。はみ出した木栓を鋸でカットし、鉋で仕上げます。3か所に鉄棒を差し込み、いかだ状のものが完成です。これを3個作り、重ね上げました(右写真)。

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3月

15日

蓋付き器作り(その3)

 器の内側に付けた接着剤を削り、ジャムチャックで回して高台下部を処理しました(上2枚の写真)。蓋を削り始めました(右写真)。1個目の器用に準備した材料ですが、2個目の器に使うことにしました。摘み部分は槐を使っています。

 昨夜8時頃から今日の夕方6時過ぎまで、何故かこのホームページを開けず、ログインも出来ませんでした。jimdoサポートにメールで連絡しました。7時半頃、ログインできたので今ブログを打っています。

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2022年

3月

14日

蓋付き器作り(その2)

 キーボックスに水ペーパーをかけて2回目のニスを塗りました。12日(土曜日)に2個目の蓋付き器を作り始めました。こちらは虫穴は無いのですが、節穴が何個か出てきました。エポキシ接着剤に木屑を混ぜたものを塗っておきました(左写真)。今日エポキシを削り、サンディングし、高台側を掴み、内側を削りました。内側にも勿論節穴が出てきましたので、エポキシを塗っておきました(右写真)。

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3月

12日

キーボックス作り(その6)

 キーボックスに透明ニスを塗りました(左写真)。蝶番を取り付ける掘り込み部分にはマスキングテープを貼っておきました。

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3月

11日

キーボックス作り(その5)

 扉を本体に宛がい、蝶番位置を決めて、1.7ミリ程掘り込み、蝶番を取り付け、納まり具合を確認しました。完璧とは言えませんが、良しとしました。次にフックを取り付けるための角材を2本準備し、フック位置に下穴を開けてから、背板に接着しました (写真)。写真を撮った後、クランプしました。

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2022年

3月

10日

キーボックス作り(その4)

 扉の角からはみ出したかんざしを帯鋸でカットしてから鉋で削り、サンディングしました。背板は5.5ミリ厚の合板から切り出しました。組み立てする前に、今回はマグネットキャッチャーと蝶番を取り付けました。マグネットキャッチャーは組み立てた後に取り付けるのはビスが打ちにくいのです。また蝶番取り付けには側板に掘り込みを入れる必要がありますが、組み立て後ではトリマーが完全には使えません。左写真は接着剤を付けて組み立てたところです。本体を逆さまにしてクランプしています。

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3月

09日

キーボックス作り(その3)

 扉の角に幅6ミリ、深さ30ミリの溝を掘り、かんざしを入れて接着しました。左写真は幕板に張り付けた彫刻部分を彫っている途中です。硬くて大変です。彫り上がるまでに2.5時間程かかりました。幕板を底板に接着しました。底板と幕板が直角になるように、厚板の角を直角に削り、厚板に添わせてクランプしました(右写真)。大がかりになっています。

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3月

08日

キーボックス作り(その2)

 キーボックスの扉を組み立てました。框材に溝を掘り、木口を45度カットし、トリマーテーブルで瓢箪面取りをし、鏡板の周囲の裏表をそれぞれ4ミリカットし6ミリ厚にして、サンディングしてから接着剤を付けクランプしました(左写真)。右写真の奥は彫刻部分を糸鋸でカットし、幕板に接着しているところです。手前は天板、底板、側板で溝堀が終わった状態です。

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2022年

3月

07日

キーボックス作り

 知り合いの方からキーボックスを頼まれました。欅の厚板から部材を切り出し、厚み調整、寸法カットをやり、天板のほぞ穴、側板のほぞ加工をしました。ボックス下部の幕板には彫刻をするので、デザイン画をのり付けするまでを終わらせました。

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2022年

3月

05日

蓋付き器作り

 丸太の什器は丸太以外の資材が未だ揃わないので、一旦中止としました。蓋付きの器を作り始めました。樹種は不明ですが、径110~120ミリの材料なので、径105ミリ程度で、蓋付きの壺を作り始めたのですが、虫穴が出て来たので穴が見えなくなるまで削ったところ、予定の形と全く違ったものになってしまいました。蓋を付けるか迷いましたが、後日蓋を作ることにしました。

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2022年

3月

04日

丸太の什器(その2)

 丸太のカットをチェーンソーでやることになりそうなので、ブレードを研磨しました(上左写真)。鑢の角度を一定に保つために、上右写真の板をブレードの下に置いて研磨しています。丸太を3本重ねて穴を開けるための治具を昨日作りましたので、これに丸太1本を乗せてチェーンソーで試し切りをやってみました(左写真)。

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2022年

3月

03日

丸太の什器

 旋盤バイトの先端を仕上げました(左写真)。試しに削ってみると素晴らしい切れ味です。びっくりしました。下左写真は丸太で作る什器です。商品を陳列するためのものです。赤い点線部分は紐をかけます。収納棚が見える方が裏側です。前側は径130ミリの丸太を9本束ねるだけです。3本ずつ重ねて鉄筋を通すので、穴を開けるための治具を用意しました(下右写真)。角材に合板を130ミリの間隔を開けてビス止めをしたものを2組作りました。

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2022年

3月

02日

旋盤バイト作り

 鉋刃は幅23ミリになりました。柄に差し込む部分を長さ70ミリに渡り幅9ミリに削りました。上左写真は旋盤で柄を削り、径9ミリの穴を開け、サンディングししたところです。樹種は不明ですが、結構固い木です。口金として径25ミリのステンレスパイプを長さ20ミリにカットし、エポキシ接着剤を塗って組み立てました(上右写真)。杉の丸棒が届きました。左の写真で手前の丸棒は径13センチのもの、奥のシートをかぶせたものは径10センチの丸棒です。長さはいずれも3M程です。どのようなものを作るのかは明日アップします。

 

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2022年

3月

01日

旋盤バイトの研磨など

 ボウルガウジは頻繁に研磨していますが、他のバイトはグラインダーでの研磨はあまりやっていません。今日は全点(20本程)グラインダーで研磨しました。その他に今日は3ミリ厚の鉋刃でバイトを作り始めました。鉋刃の刃の部分を削り取ると幅23ミリになりました。長さは220程です。

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戸棚作成