2022年

11月

30日

スツール作り(その8)

 十字型の桟をベルトサンダーで研磨してから接着に入りました。先ずは十字型の桟を接着し、クランプしました(左写真)。次に脚をベルトサンダーで研磨し、各部に接着剤を付け、組み上げてクランプしました(右写真)。パイプクランプで脚をほぞ穴に沈める際に、脚と天板の接合部にスコヤをあてがい、直角に注意しながらクランプを徐々に締め付けるといいことが解りました。

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2022年

11月

29日

スツール作り(その7)

 十字型の桟にテーブルソーで斜めに切り込みを入れました。この切り切り込みまで縦方向に帯鋸でカットしました。罫書でカット線を引き、桟の下にテーブルソーで使用した角度付きの角材を置き、フェンスを微調整しながらカットしました(上左写真)。桟のほぞが脚のほぞ穴にうまく入るように、帯鋸で微調整しました。次にトリマーテーブルにR3ミリのぼうず面取りビットをセットし、脚と桟の面取りをしました。脚は曲線になっているので、フェンスはビットから遠ざけてあります(上右写真)。脚も桟も接合部分は面取りできないので、結構時間がかかります。逆目や焦げ目をサンドペーパーで除去しました(下写真)。今日は午後、早めに木工を切り上げ、夕方5回目のコロナワクチンの接種を受けに行って来ました。

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2022年

11月

28日

スツール作り(その6)

 天板と脚のはめ合わせ具合を調整してから、脚にほぞ穴を開けました。十字型の桟?を差し込むほぞ穴です。脚は外形がカーブしているので、カーブに合わせて台を作って、脚の下に敷き、ほぞ穴を開けました(左写真)。右写真は24個のほぞ穴が完了したところです。

 桟の中央にコの字型の切り欠きをして十字型に組みました(左写真)。脚に差し込むために、ほぞ加工をするのですが、脚がハの字型に下が広がるので、ほぞの切り込みを傾斜させる必要があります。傾斜面のある角材を準備し、右写真のようにテーブルソーにセットして、切り込みを入れました。

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2022年

11月

26日

スツール作り(その5)

 天板裏にほぞ穴の墨付けをしました。ほぞ穴は24個になりますので、墨付けに2時間程かかりました。左写真は角鑿盤でほぞ穴を掘っているところです。ほぞの丈は15ミリにしています。天板表は8ミリ程窪んでいるので、ほぞ穴が貫通してしまわないように掘り込む深さを慎重にセットしました。6個の天板にほぞ穴を開けてから、脚とのはめあいを微調整しました。2個出来ました(右写真)。

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2022年

11月

25日

スツール作り(その4)

 脚の外形を糸鋸、帯鋸でカットしてから、ディスクサンダー、スピンドルサンダー、ベルトサンダーなどを総動員して研磨しました。鈴木信一さん手作りで、旋盤に取り付けて使うサンダーも使いました。直径十数センチの円盤の周囲に布サンダーが巻いてあります。ここまで1日がかりでした。角材型の脚なら簡単ですが、この形は時間がかかりますね。

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2022年

11月

24日

スツール作り(その3)

  残り4枚の天板裏の削りを終えてから、脚材と桟木を準備しました。厚みは21ミリとしました。脚は曲線切りとなりますので、帯鋸や糸鋸でのカットになります。かなり時間がかかりそうです。

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2022年

11月

23日

スツール作り(その2)

 挽き割を終わらせ、天板を帯鋸で円に近付けました。天板は6枚取れました。脚材ももちろん6個分取りました。天板裏にフェイスプレートを取り付け、旋盤で上面を削りました。深さ数ミリの窪みを掘りました(上左写真)。上面を6枚削ってから、真空チャックで保持して裏面を削りました(上右写真)。裏面はもちろん平らです。裏面削りは2枚済みました(左写真)。

 

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2022年

11月

22日

スツール作り

 左写真は数年前に作って、我が家で使用しているスツールです。那須塩原市のお店の方からこれと同じものを作って欲しい(ただし寄木の飾りは不要)と言われ、栃の厚板を渡されました。栃材は厚さが60ミリ、長さは2Mくらいあり、大変重いです。作業台の上で、先ずは長さ方向に3つに切り分けてから、帯鋸でカットし始めました。スツールの天板は径290ミリの予定です。帯鋸の挽き割りは最高で300ミリですので、天板用の部材は幅300ミリにカットしました。300ミリの部材の挽き割は大変です。なかなか進みません。1枚切ってから、ブレードをよく見ると、ヤニがしっかりついてます。ヤニ取りのスプレーをしてもほとんど取れません。マイナスのドライバーでこすると何とか取れますが、大変時間がかかります。カッターでやると大変効率がいいことが解りました。ヤニを取ってから挽き割りしてみるとだいぶ切りやすくなりました。右の写真はカット、挽き割がある程度出来たところです。明日も帯鋸との格闘になりそうです。

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2022年

11月

21日

木工休み

 今日は所用が出来、木工は休みました。

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2022年

11月

19日

天板作り(その3)

 左写真は蟻桟を削るためのテーパー定規です。長さ800ミリの角材の幅を44ミリに削り、片端を37.6ミリの印を付け(1000分の3のテーパー)、傾斜を墨付けして、ディスクサンダーで削りました。右写真はトリマーテーブルのフェンスと蟻桟で定規を挟み、テーパー削りをやっていrところです。削り始めは定規を使わずに、桟の両側を溝の広い部分に合わせて削っておきます。テーパー削りは少し削っては溝にはめてみて具合を見ながら削ります。

 

 蟻桟を溝に入れ、手で押し込んで残りが15センチ程の所で削りをやめ、ハンマーでたたき込みました。両サイドの飛び出した桟をカットし、サンディングして完成です。

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2022年

11月

18日

天板作り(その2)

 蟻桟をテーパーを付けて削るための定規を作りました。(写真を撮り忘れました)

天板に蟻溝を掘りました。天板が大きいので、蟻桟の寸法としては幅50ミリ、高さ60ミリ程度にしたいところですが、依頼者が30ミリ角程度の蟻桟を付けて欲しいと言ってましたので、幅を32ミリとしました。溝も0.3%のテーパーを付けます。墨付けに結構時間がかかりますね。荒掘りとして深さ10ミリの溝を掘ってから、蟻ビットで掘りました(写真)。

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2022年

11月

17日

天板作り

 大きな天板作りを頼まれました。2枚を接ぐと幅75センチ、長さ170センチ、厚さ3.1センチとなります。依頼者に手伝ってもらい、接ぎ合せ部分を手押し鉋で削りましたが

、板が長いので2枚を合わせても中程に若干の隙間が出来ます。パイプクランプで押すと隙間が無くなるので、良しとしました。上左写真はビスケットを入れて合わせたところです。上右写真は接着しクランプしたところです。乾いたら蟻桟を入れます。右写真は完成したベンチです。

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2022年

11月

16日

ベンチ作り(その4)

 ベンチ全体を接着し、クランプしました。テーブルソーの定盤の上に置いてあります。

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2022年

11月

15日

ベンチ作り(その3)

 脚を繋ぐ横桟の下部に、天板を差し込むための溝を掘りました。トリマーに径10ミリのビットとガイドを付け、深さは5ミリです。天板には差し込むためのほぞ加工をしました。テーブルソーを使いましたが、天板が大きく重いので、ほぞ加工は大変でした。全パーツの面取りをしてからベルトサンダーで研磨しました。仮組してみました(左写真)。行けそうです。脚と横桟を接着し、クランプしました(右写真)。

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2022年

11月

14日

ベンチ作り(その2)

 脚にほぞ穴を2個ずつ開けました。脚は80ミリ幅の板で作り、ほぞ穴を開けてから下部を幅66ミリ幅にカットしました。直線部分はテーブルソー、帯鋸でカットし、曲線部分は糸鋸で切りました(左写真)。脚を繋ぐ横桟と、天板受け材をテーブルソー、帯鋸でほぞ加工しました(右写真)。

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2022年

11月

12日

ベンチ作り

 ベンチのようなものを2個頼まれました。左写真のようなもので、幅95センチ、高さ34センチ、奥行き35センチです。材料はアメリカチェリーです。60ミリ厚の板から切り出します。丸鋸で大雑把にカットしました。天板は幅が350ミリですので、我が工房の機械では加工出来ません。木材屋さんにお願いして挽き割り、鉋掛けをやってもらいました。全パーツの厚さ、幅、長さの準備が出来ました(右写真)。

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2022年

11月

11日

高さアップ用ブロック作り(その2)

 ルーターのフェンスをよく見ると使えることが解りました。あまり使ったことが無いので、調節の仕方を忘れていただけです。ルーターの掘り込み深さを30ミリにセットし、フェンスを側面に当て、反対側の側面の内側を慎重に削り、全体を30ミリの深さに削りました。角が丸く上がるので、鑿で直角に修正しました。サンディングしても焦げ目は取り切れません。面取り、サンディングして完了です。

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2022年

11月

10日

高さアップ用ブロック作り

  知り合いの木材屋さんから、炬燵脚の高さアップ用の木製ブロック作りを頼まれました。4個の桜材のブロックを渡され、ここに深さ30ミリ、縦横140ミリの窪みを掘って欲しいということです。ブロックのサイズは縦横寸が170ミリ、高さ130ミリです。先ずはブロックの木口に段差や、焦げ目があるので、ベルトサンダーで研磨しました。完璧ではないですが、だいぶ奇麗になりました。穴をどのようにして掘るか、迷いました。ルーターには寸法的に適当なフェンスが無いので、とりあえずトリマーに径10ミリのビットを付け、フェンスをセットして、側面から15ミリの位置に溝を掘り始めました。深さ6ミリずつ掘っていきましたが、ビットの刃の長さが20ミリなので、深さ25ミリくらいまでしか掘れませんでした(上左写真)。次にルーターに径20ミリのビットを付け、フェンス無しで深さ25ミリまで掘りました(上右写真)。2個掘ったところで、角鑿盤でも試すことにしました。角鑿盤ではドリル先端を深さ30ミリにセットしても、削り取れる寸法は25ミリ程度です(下写真)。深さ30ミリまで掘るためにはフェンスを工夫してルーターで掘るしかありません。明日やってみます。

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2022年

11月

09日

巣箱作り(その6)

 重箱の最下段を完成させました。扉下部を幅80ミリ、高さ5ミリに渡り切り取りました。蜜蜂が出入りする巣門です。扉の開閉のための摘みと錠を付け、蝶番を取り付けました。重箱の左右の側面に幅60ミリの板をねじ止めしました。重箱がばらけないようにするためです。これで巣箱が完成です。

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2022年

11月

08日

材木置き場の整理

 材木置き場は工房裏手の壁面に添って、柱数本を立て、屋根として波トタンを置いた簡単なものです。最近那須塩原市のお店の方からも材木を預かったので量がだいぶ増えました。下から単純に積み上げただけだったので、蜂の巣箱用の材木を取り出そうとしたら大変なことになってしまいました。置き場所を改善することにしました。横桟を渡して、3段に積めるようにしました(上左写真)。上右写真は材木を積み上げたところです。

 巣箱作りは天井板の取り付けと蓋作りをやりました。蓋は板回りに幅60ミリの板を打ち付けました。これを天井板の上にかぶせます。

 

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2022年

11月

07日

巣箱作り(その5)

 午前中はお客様対応、通院があり木工は午後からでした。巣箱の天井板、蓋板用の板接ぎをやりました。写真の右側は天井板です。140×4ミリ幅のスリットをそれぞれ2本ずつ入れました。左側は蓋板です。蓋板には周りに数センチ幅の板を打ち付け、巣箱の上部にかぶせるようにする予定です。

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2022年

11月

05日

巣箱作り(その4)

 重箱の最下部を作りました。扉は未だ出来ていません。底板は引き出せるようにしています。底面の半分程は金網を貼りました(右写真)。夏は底板を少し引き出し、巣箱に風が入るようにしています。

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2022年

11月

04日

巣箱作り(その3)

 重箱8個を組み立てました。ビス止めです。最下部(5段目)は扉などを付けるので、後回しにしました。箱内部に十字型に竹ひごを通しました。竹ひごは片端が箱板より12ミリ飛び出すようにして、ここにストッパーをねじ止めしました。採蜜の時、ストッパーを外して竹ひごを引き抜けるようにしました。

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2022年

11月

03日

まな板作り

 まな板作りを頼まれました。巣箱作りを中断して取り掛かりました。桜材で4枚、大きさは厚さ25ミリ、長さ400ミリ、幅240ミリです。厚さ、長さ、幅を整え、上面4辺をトリマーなどで面取りしました。ボーズ面、銀杏面、30度傾斜です。30度傾斜はテーブルソーでブレードを30度傾けて面取りしました。サンディングして完了です(写真)。

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2022年

11月

02日

巣箱作り(その2)

 板接ぎした材料の幅、長さを整え、ビス用下穴を開けました。長さ30センチの材料全部(20枚)に、4個ずつの穴を開けるので、ボール盤の定盤にストッパー治具を置いて開けました。次に箱内に十字状に竹ひごを取り付けるための穴を開けました。ここまでで半日かかりました。午後はお客様対応のため、木工はここまでとしました。

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2022年

11月

01日

巣箱作り

 すぐには必要ありませんが、蜜蜂の分蜂に備えて巣箱を作り始めました。厚さ25ミリ強、幅210ミリの杉板を持っていたので、これを使います。2個作れそうです。重箱式に作ります。高さ140ミリ前後にしたいので、210ミリ幅の板からとりますと、70ミリ程、余ります。余り分は板接ぎして使うことにしました。左写真は板接ぎしたところです。右写真は接ぎなしの部分で136ミリ幅に仕上げ、長さは250ミリと300ミリの2種にカットし、内寸250×250ミリの升状に組みます。

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戸棚作成