2021年

9月

30日

椅子作り(その4)

 後脚にほぞ穴を開けました。真直ぐな角材ではないので、工夫が必要です。左写真は側面幕板と側面貫のほぞ穴を角鑿盤で開けたところですが、後脚をカットしたときに切り落とした端材を脚の下に置いて作業しています。後幕板、後貫、背貫、笠板のほぞ穴はやはり適当な木片をかませながら開けました。結構手間がかかります。他の部材の幅、厚み、長さを予定の寸法にカットしました。残るは前脚と背板です。

 

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2021年

9月

29日

椅子作り(その3)

 椅子の後脚を切り出しました。幅5ミリのブレードを付けた小型のバンドソーでカットしましたが、能率が悪いので、大型のバンドソーをもっと活用するべきでした。凸型の木端はディスクサンダーで整えました(左写真)。凹型の木端は凸型の手鉋をかける予定です。お客様対応があり、午後は松の木の手入れをやりましたので、今日の木工はこれだけです。

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2021年

9月

28日

椅子作り(その2)

 椅子の図面を書き、後ろ脚は実物大の型紙を用意しました。材料の準備に入りました。幅広の欅材があったので、座板に当てることにしました。座板幅は45センチの予定ですが、我が工房の自動鉋は幅30センチが限界です。近所の建具屋さんの自動鉋を借りて削りました。右写真の最下部の板が座板用です。

 

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2021年

9月

27日

椅子作り

 知り合いの方から椅子を1個頼まれました。食卓用ですが、現在1個足りない状況になっているのでその補充用です。寸法の参考のために使用中の椅子1個を持参されました。素人の私には同じ形のものは無理と伝えましたが、形、材料はお任せしますというので引き受けました。左の写真は私が初めて作った椅子です。基本的にはこの形で作りますが、少々重いので重量を減らす予定です。現物は欅で8Kgほどありますが欅を使い、6Kg程度までに減らしたいと思っています。高さは80センチですが90センチにしますので、材料を薄く、細くする必要があります。椅子作りはこの形で1回しか経験がありませんので、何かと苦戦しそうです。

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2021年

9月

25日

桜の器(その2)

 今日も桜材で器を挽きました。直径約20センチ、高さ約7センチの器が取れました。上左写真は真空チャックで保持して、高台を仕上げ、サンディングしたところです。生地完成です(上右写真)。右の写真は木固めエースを塗ったところです。ぐい吞みは3回目、どんぶり型器は2回目、大きい器は1回目の塗装が終わったところです。

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2021年

9月

24日

桜の器

 先週、桜材のぐい呑みを作りましたが、今週同じ桜材でどんぶりの様な器を挽きました。上左写真は外側を挽いてサンディングしたところです。上右写真は内側を挽いてサンディングしたところです。今日、真空チャックで保持し高台を処理して生地完成、木固めエースを塗りました。別の形の器をイメージして挽き始めましたが、木の厚み、大きさからこんな平凡などんぶりの様な器になってしまいました。木目が面白いので、まあ良しとしました。下左の写真は塗装の終わった地球儀を組み立てたところです。

 13年ほど使用していた食洗器が先日壊れてしまいました。システムキッチンに組み込まれたビルトイン型です。メーカーに問い合わせるともう部品もなく、買い替えを進められました。DIY精神で自分で交換することにし、同製品の後継機をネットで注文しました。今日届いたので午後は取り付け作業をしました。2時間ほど奮闘した結果、何とか取り付け完了しました。試運転はこれからです。

 

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2021年

9月

23日

ボーリングピン型置物作り(その2)

 ピン型置物の接着剤が乾いたので旋盤に乗せました(左写真)。挽始めてからチャックは芋虫型の方が挽きやすいことを思い出し、ワークを反転させて、ピンの下側に径9ミリの穴を開けました。チャックに芋虫型のものを取り付け、ピン型に削り、サンディングしました。台も残っていたので、10ミリの丸棒を取り付け、ピンの底に開けた径9ミリの穴を10ミリに広げました。生地完成しました(右写真)。前回はピン本体に米ヒバを使いましたが、市松模様に使用したカヤと米ヒバの色が似ているので、配色としては今回使用した栃の方が面白いですね。

 

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2021年

9月

22日

ボーリングピン型置物作り

 前回、ピン型置物を作った時の市松模様の板が4枚とネック部分に挟む紫檀の板が残っていたので、もう1個のピン型置物を作ることにしました。今回は厚さ40ミリ程の栃の厚板を使って、昨日重ねて接着しておきました。これからピン型置物の本体を作ります。前回、60ミリ角に削り、作ったところ若干寸法が足りなかったので、今回は66ミリ角に削りました。ネック部分の飾り用に2枚の紫檀の板を挟んで接着しました(左写真)。3時間ほど置いてから市松模様の板を4枚接着しました(右写真)。ズレ防止のために市松模様板の上下に薄い合板を打ち付けておきました。

 

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2021年

9月

21日

戸棚作り(その12)

 戸棚完成しました。生地完成の状態です。ガラスの取り付けと塗装は依頼者がやります。

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2021年

9月

20日

戸棚作り(その11)

 7月15日で中断していた戸棚の取っ手がようやく届きましたので、戸棚作りを再開しました。引き出しの前板に2個ずつ穴を開け、ボルトを適当な長さにカットし、取っ手を取り付けました。取っ手は径7mmの真鍮製でコの字形です。2個の穴の間隔を正確にする必要があります。しかも取っ手ごとに、間隔が違っており、96.0から95.4ミリまでばらついておりました。一応取っ手ごとに穴間隔を合わせて穴開けをしました。取っ手を取り付けてから、引き出しを組み立てました(左写真)。同様に引き戸にも取っ手を取り付けました。

 先週挽いたぐい呑みと以前に生地完成していたぐい呑みに1回目の木固めエースを塗りました(右写真)。

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2021年

9月

18日

ぐい吞み作り(その2)

 ぐい呑みをジャムチャックで支え、ぐい呑み下部を仕上げました。高台部分を4ミリ程残してチャックの掴み代をカットしました(左写真)。桜としては面白い木目のある材料でした。その後那須塩原市のアンティーク家具などのお店に出かけました。今日は北海道旭川市から「創作木彫さとう」の佐藤憲治さんが見えて、熊彫りの実演を見せて頂けるということなので見学に行ってきました。素晴らしい、沢山の作品に囲まれて熊彫りをやっておられました(右写真)。

 

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2021年

9月

17日

ぐい呑み作り

 桜材でぐい呑みを挽き始めました。大きさは径80ミリ、高さ40ミリ程度です。材料を4個準備し、1個目を削っていましたら縁が少し欠けました。よく見るとかすかな割れが入っていて、その付近が欠けました。右の写真で手前の2個は上部はほぼ終わり、下部を削って、高台の高さを4ミリになるようにチャック掴み代をカットすれば生地完成となります。

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2021年

9月

16日

地球儀作成(その18)

 地球儀に1回目のニス塗りをやりました。地球儀を自由に回せるように、地軸の両サイドを支えられるようにしています。地球儀の左に見えるのは弓です。

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2021年

9月

15日

鏡用木枠作り

 鏡用木枠を頼まれました。栗材で、大きさは1800×820ミリと大型です。角の接合は左写真のように加工しています。手前左2本が80ミリの横部材、奥側右の2本が左右の縦部材です。右写真は接着したところです。

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2021年

9月

14日

地球儀作成(その17)

 南北アメリカ大陸の国々の国名、首都名を記入しました。アメリカの州の境界線は破線で記入済みですが、州名までは入れきれません。後はニスを塗って、組み立てれば完成となります。

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2021年

9月

13日

地球儀作成(その16)

 水彩絵の具で各国に色付けし、国名、首都名を記入しました。南北アメリカ大陸には国名、首都名未記入です。昨日半日と今日一日の作業です。

 今まで地図を書く際にネットで「地図から座標値を連続取得するページ」というサイトを開き利用させてもらっていましたが、今回はなぜかこのページを開くことが出来ませんでした。そこで「グーグルマップから座標を取得する」というサイトを使いました。このサイトでは座標値が1個ずつの表示となり、複数の座標値を一度に表示することが出来ません。ちょっと使いずらいです。それから平日の昼間はアクセス数が多くなるせいか、座標値が正常に表示できなくなりました。というわけで地図書きにいろいろと新しい問題が発生しました。

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2021年

9月

11日

地球儀作成(その15)

 午前中はお客様対応と工房の整理をやり、午後から地球儀の地図書きをやりました。地球儀の海岸線、国境線の下書きが終わったので、ボールペン、サラサペンで上書きをやり、首都の丸を書きました。ヨーロッパの国は小さくて首都の丸印を書けない国もたくさんあります。今回はアメリカの州の境界線も入れてみました(左写真)。州の境界線は経度、緯度に沿って直線になっている部分が多いですね。その後、鉛筆で書いた経度と緯度の線を消しゴムで消したのですが、完全には消せないものですね。

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2021年

9月

10日

肘掛作り

 昨日は何故かインターネットに繋がらず、ブログ投稿もできませんでした。写真は頼まれた肘掛で、昨日作りました。写真の手前の1組は普通の肘掛で、桜材です。奥側の2組はカップホルダー付きです。1組は栗、もう1組は桜です。依頼品作りが一段落したので今日は地球儀の地図書きをやりました。写真は明日にでもアップします。

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9月

08日

工作台の脚作り(その2)

 柱に横桟を差し込み、接着しました(左写真)。下部の桟に貫を接着し、組み立てました。貫と桟は相欠きで組んでいます。

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9月

07日

工作台の脚作り

 那須塩原市のお店の方から工作台の脚部分の作成を頼まれました。天板は依頼者が取り付けます。脚部分は高さ425ミリ、貫の長さは1060ミリです。脚は50×50ミリ、横桟と貫は50×30ミリです。所定の寸法に整え、ほぞ加工、ほぞ穴開け、相欠きをしました(左写真)。

 

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2021年

9月

06日

木工休み

 モニター台は納品を急がれていたので、昨日午前中、最後の研磨、調整をやり、午後納品に行ってきました。今日は午前中、内科医院での検査があり、昼までかかりました。昨日まで急ぎの作業をしていたので、今日は午後は休養とし、木工を休みました。

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2021年

9月

04日

モニター台の作成(その7)

 脚付きのモニター台の貫をほぞ加工しました。脚を天板に取り付けるための桟を取り付け、天板が反らないように補強材を接着し、ビスも打ちました。脚に貫を差し込み、天板と組み立てました(左写真)。その他の台には天板裏側の両サイドに桟を接着剤とビスで止めました。向かい合った事務机の間に台を置いたときに安定させるためです。

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2021年

9月

03日

モニター台の作成(その6)

 板接ぎした脚材の幅、長さを所定の寸法にカットしてから、角鑿盤で貫を差し込むほぞ穴を開けました(左写真)。角鑿盤は建具の框材などの角材用に出来ているので、奥行きが浅く、幅の狭い材料しかかけられません。そこで定盤や材料押さえの部品を取り払い、手製の木製台を取り付け、奥行きを確保してしています。これで材料の端から135ミリくらいまでほぞ穴を開けられます。ほぞ穴の寸法は25×12.7ミリとしました。12.7ミリとはインチサイズで2分の1インチのことです。貫通穴ですので、一度に開けると、下側が欠けて奇麗に加工できないので、上下両サイドから掘りました。そのために卦引きを使って墨付けし、上下のずれがないように、慎重に進めました。化粧べニアとコンパネの接着は今日2枚終わらせ、10枚完了しました。

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2021年

9月

02日

モニター台の作成(その5)

 幅300ミリのモニター台には両サイドに板の脚を付けます。幅150ミリ前後の栗板を2枚板接ぎします。左写真は2組の脚を一緒にクランプしたところです。縁材の接着は今日3台やりました。残るは2台です。

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2021年

9月

01日

モニター台の作成(その4)

 モニター台の縁材の接着は今日、3台出来ました。合計5台になりました。左写真は最後(10個目)の化粧べニアとコンパネの接着です。以前のブログでモニター台を8台と書きましたが10台が正解です。1400×700ミリが4台、1200×700ミリが1台、1400×500ミリが4台、1400×300ミリが1台です。左写真は1400×300ミリのもので、台の両サイドに板の脚を付けます。

 

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戸棚作成