2023年

12月

27日

正月休み

 今日から早めの正月休みに入りました。訪問者の皆さんよいお年をお迎えください。

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2023年

12月

26日

地球儀作り(その3)

球体パーツの接着に入りました。ドーナツ型の円盤1個はパーツ数24個ですが12個ずつ接着し、間に丸棒を入れてあります。パーツは断面が台形ですが、角度を完璧には出来ませんので、12個ずつ接着し、乾いたところで、丸棒を入れた部分を平らに研磨してドーナツ型に接着します。接着のクランプは結束用のPPバンドを使用しています。バンドの端を力一杯引っ張っても、完全には張力がかかっていませんが、良しとしました。円盤12個中、8個の半円接着が済みました。

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2023年

12月

25日

いわき市の彫刻家宅訪問

 今日はいわき市の彫刻家宅を訪問してきました。この方は趣味で彫刻などをやっていますが、木工旋盤も楽しんでいます。皿などの器やペンダントなどを作っています。ただし、ボールガウジは苦手だと言って、使っていません。私は普段、ボールガウジを使う頻度が一番高いと思っていますので、この方がどのように器を削っているのか見せてもらいました。器内部を削る時は左写真のように、回転方向を逆にして、向こう側に刃物を当てて削っています。刃物はボールガウジを右写真のような形状に削って使っていました。削り上がりの状態により、手作りのラウンドスクレーパーのような刃物で仕上げするそうです。刃はかなり鋭角に研いでありました。いろいろなやり方があるものですね。

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2023年

12月

23日

地球儀作り(その2)

 昨日のブログで、材料の荒断ち写真を掲載しましたが、図面を書かないとパーツの寸法が決まりません。図面は以前に書いておきました。 左の写真は赤道から見た図面、右の写真は極点から見た図面です。これで断面が台形の部品寸法が決まります。パーツ数は一段で6×4=24、6段で24×6=144、南北の半球を合わせると288パーツとなります。

 昨日荒断ちした角材と板を自動鉋で幅、厚みを仕上げました。次は断面が台形のパーツにカットするのですが、今回は治具をセットしたテーブルソーでカットすることにしました。先ずはマイターゲージは90度のままにして、これに7.5度の傾斜を付けた木片を添わせ、ここに幅10センチ程の板を固定しました(上左写真)。この板にはスケールを貼り付け、ストッパーの位置を決めやすくしました (上右写真)。クランプで固定した板がストッパーです。傾斜を付けた板を使ったのは正確な角度を付けるためです。三角関数表からタンジェント7.5度は0.1317が得られます。長さ300ミリの角材を使ったので、300×0.1317=39.5が得られます。底辺300ミリ、高さ39.5ミリの直角三角形を作ると、7.5度の角度を持った正確な治具が得られます。これで能率よくパーツをカット出来ました(下左写真)。

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2023年

12月

22日

地球儀作り

 昨日、工房2階の整理をやりました。かなり多数の材料を廃棄することにしましたが、今日薪ストーブで燃やせるように、長さ30~40センチにカットし、薪置き場に積み上げました。薪棚1升がほぼ一杯になりました。

 栃材で寄木地球儀を作ることにしました。直径は30センチ、経度、緯度ともに15度毎に接ぐことにしました。材料を荒断ちしました(右写真)。もう少しで地球儀1個分です。結構たくさんの材料を使うものですね。

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2023年

12月

21日

工房(2F)の整理

 工房の2階は木材などの保管と塗装の作業場にしていますが、しばらく整理していなかったので、だいぶ乱れてしまいました(上左写真)。今日整理しました(上右写真)。不要な材料はストーブの燃料とします。結構な量の薪が出来そうです。そのストーブですが、昨日煙突掃除をしました。大量の煤を払い出したので、今日は良く燃えてくれました(右写真)。

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2023年

12月

20日

板材削り

 木工を再開しました。知り合いの方から栗板の削りを頼まれました。廊下などの修理に使うそうです。自動鉋で厚みを13ミリに揃え、木端の一方は手押し鉋で平らにし、もう一方の木端はテーブルソーにかけて幅を整え、所定の長さにカットしました。写真で上に乗っている3枚は端を薄く削りました。帯鋸で斜めカットしてから手鉋で仕上げました。

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2023年

12月

16日

木工は休み

 所用が出来ましたので、2~3日木工を休みます。

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2023年

12月

15日

干支の龍(その5)

  残り(17個)の龍に蜜蠟ワックスを塗りました。布では細かい部分に塗れないので、蜜蠟ワックスを溶かして筆で塗ることにしました。フライパンにお湯を入れ、湯煎状にして蜜蠟ワックスを溶かしました(左写真)。塗り終えたところで、スーパーセメダインで台座に接着しました。ワックスの上から接着出来るかどうか解らないので、予め龍と台座の接着面にマスキングテープを貼っておきました。20個完成しました。

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2023年

12月

14日

干支の龍(その4)

 龍をサンディングしました。結構時間がかかります。龍の目としてピンク色のビーズを入れることにしました。ビーズはドウナツ型で径2ミリ、高さ1.3ミリ程ですので。目の位置の穴を径2ミリ、深さ1~1.5ミリくらいに広げました。ビズを押し込むとしっかり納まるので、接着剤は使いませんでした。ビーズはピンク色なのですが穴に入れると、残念ながらほとんどピンクが見えません。台座は檜で作ってみました。周囲をトリミングし、サンディングしました。龍と台座に蜜蠟ワックスを塗りました。龍の蜜蠟ワックス塗りは、布を使いましたが、細かい隙間は塗れません。何か対策を考えます。1個だけ台座に乗せてみました(写真)。

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2023年

12月

13日

干支の龍(その3)

  龍の切り抜きを終わらせ、目の位置に径1.5ミリの貫通穴を開けました。目玉としてピンクまたは金色のビーズを入れる予定です。湯につけてデザイン画を剥がしました。槐の台を1枚用意し、乗せてみました。台は白っぽい木の方が良さそうなので、材料を変える予定です。

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2023年

12月

12日

干支の龍(その2)

 龍の糸鋸カットを開始しました。ジグザグ部分が多く、大変時間がかかります。特に口の中の歯の付近で時間がかかっています。もう少しデザインを工夫するべきでした。10個の切り抜きが終わりました。

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2023年

12月

11日

干支の龍

 来年は辰年ですので、例年通り、龍の置物を糸鋸で作りたいのですが、髭など細いものは無理なのでなかなか形が決まりません。やっと上左写真の形に決めましたが、誠に不満足なものになりました。でも作ることにしました。材料は槐にしました。緑色の材料はないので、白い木よりいいかなと思い槐にしました。12ミリ厚の板を準備し、デザイン画を貼り付けました(上右写真)。下右の写真は6年程前に作ったアクリル板入りの窓枠です。出窓の結露防止のための窓枠ですが、歪みが出て、開け閉めが少し渋くなりました。鴨居にはまる部分をキワ鉋で2ミリ程削りました。開け閉めがだいぶ楽になりました。写真で窓枠の上に置いたものがキワ鉋です。普通の鉋では削れないコーナーの内側を削れます。

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2023年

12月

09日

販売什器完成

 下の棚板を箱にビス止めし、背板を柱にビス止めしました。上の棚板は金属製の板で支えます。棚板の高さを調整出来ます。この金具には先端に上向きの突起があり、棚板が前方にずれないようになっているのだと思いますが、棚板の奥行きが長いので、棚板が突起より前方にせり出します。なので、突起が棚板に当たる部分をトリマーで3ミリ幅の溝を掘り、突起が溝にはまる様にしました。これで棚板が左右、前後にずれることが無くなりました。次に下の箱の扉のストッパーを天板裏にねじ止めしました。扉の下部は底板で止まりますが、上部は止めるものが有りません。天板木端から24ミリ奥に18ミリ厚の板をねじ止めしました。このスライド式蝶番は扉を締めた状態と、90後に開いた状態で止まる方式のもです。これで完成です。

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12月

08日

販売什器の作製(その4)

 下側の箱が出来たので、前面の扉の作製に入りました。先ずは蝶番を埋め込むために、ボール盤にパワービットを取り付け、径35ミリ、深さ12ミリの穴を開けました。次にテーブルソーで扉下部を45度の斜めカットをしました(左写真)。フェンスに厚板を当てがって、カットしています。これは扉を開ける時に手をかけられるようにするためです。全厚み24ミリの内10ミリ程は残しています。次に蝶番を付ける付ける側の木端の表側の角をR6ミリの面取りをしました。これは側板と扉木端のクリアランスを減らすためです。扉の加工が終わったので、扉、棚板、背板をベルトサンダーで研磨しました。扉に定盤をねじ止めして、側板に付けた金具に差し込みました。扉の上げ下げ、クリアランスの調整など、初めての作業ですので、結構時間がかかりました。

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2023年

12月

07日

販売什器の作製(その3)

 下部の大きい箱部分を組み立てました。先ずは底板下に4個のキャスターをねじ止めしました。次に側板を逆さまに立て、底板を側板の上に載せました。ビス止めで組み立てるのですが、箱の下に大きな角材を置き、上下にクランプして上からビスを打つようにしました。ビス打ちの面を上にするため、箱を回転させることになります。重くて回転がたいへんでした。底板に背板、側板をねじ止めしてから2本の柱を差し込んで、天板を乗せクランプし、柱の位置を確定し、背板側から柱をビス止めしました。最後に天板を側板、背板にビス止めしました。上部の棚板は棚の高さを調節できるように、金具を付けます。左写真で良く見えませんが四角の穴が連続して開けてある、断面がコの字形の金具を柱にねじ止めし、棚受け金具を穴に差し込みました。

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2023年

12月

06日

販売什器の作製(その2)

 下の箱の天板に上の箱の3辺を固定しました(左写真)。天板下からビスを打つので、下の箱を組み立てる前に取り付けました。先ずは上の箱の3辺をねじ止めしました。次に3辺の位置を決めるために天板上に角材をコの字型にビス止めし、3辺を天板上に置き、上下反転してビスを打ちました。右の写真は端材を使って蝶番の取り付けを確認してみました。スライド式の蝶番は初めて使うので、取り付けの練習です。取り付けてみると、扉を開けると扉の角が側板に当たります。説明書をよく見ると、扉の厚さが24ミリの場合は締めた扉と側板の間に4.8ミリの隙間が必要だと解りました。4.8ミリは大きすぎるので、側板に当たる扉の角をR6ミリの面取りをして、隙間を減らすことにし、依頼者にも連絡を取りました。蝶番を分解し、側板側に付ける金具を箱を組む前に側板に取り付けました。

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2023年

12月

05日

販売什器の作製

 お菓子などを乗せて販売するための什器の作製を頼まれました。左写真のようなものです。高さ172センチ、幅90センチ、奥行き76センチです。材料は厚さ24ミリのユーカリ合板です。初めて使う合板ですが凄く重いです。購入先のHCで所定の寸法にカットしてもらっていますが、棚板の曲線カットは当方でやります。棚板のサイズは幅900ミリ、奥行き385ミリです。4角のカーブはR150ミリです。コンパスで墨付けし、帯鋸で粗くカットしてから、ディスクサンダーで仕上げました。材料が大きく、重いのでディスクサンダーの定盤の手前に同じ高さの台をセットして研磨しました(右写真)。

 棚板の曲線カットが出来ました(左写真)。右の写真は什器下部の箱の天板と底板です。柱を通すために切り欠きました。丸鋸、ジグソー、手鋸で切り欠きました。柱は60×35ミリ角です。栗の角材から切り出しました。

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2023年

12月

04日

椅子作り(その5)

 前脚と後脚を桟で繋いで接着しました。3個まとめてクランプしています(左写真)。この作業は昨日やっておきました。今日は座板を縦横315ミリにカットし、後脚の当たるところを切り欠きました。ビス止めのために、座板に下穴を開け、埋め木のために穴を径6ミリ、深さ7ミリまで広げました。サンディングしてから接着剤を付けてビスを8本打ちをしました。径6ミリの丸棒で埋め木しました。

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2023年

12月

02日

椅子作り(その4)

 後脚の上部木口の角一か所をトリマーでR9ミリの坊主面取りをしました。後脚合計6本を並べ、クランプで押さえて一括作業です。椅子に組んだ時、外側になる脚の角一か所はR6ミリの面取りをしました。合計12本ですが、トリマーテーブルで能率よく作業出来ました。全パーツをベルトサンダーで研磨してから、脚下部を高さ14センチまで、テーパー状にカットします。脚1本につき2面をカットしますが、線を引き、帯鋸でカットしてから、ディスクサンダーで仕上げました。接着に入りました。左写真は後脚と桟、2個分と前脚と桟、1個分の接着です。右写真は前脚と桟、2個分と後脚と桟、1個分の接着です。

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2023年

12月

01日

椅子作り(その3)

 残りのほぞ穴を開けてから、テーブルソーでほぞ加工を始めました。左の写真は厚さ2.2ミリ程切り取っているところです。鉄製のフェンスにブレードが当たってはまずいので、フェンスに木の板を当てがって作業しています。右の写真はほぞの先端を45度にカットしているところです。ほぞ穴の中ほぞが直角でぶつかるものを帯鋸でカットしています。

 帯鋸での45度カットでは、刃がぶれて正確に切れないので、ディスクサンダーで修正しています(左写真)。ほぞがほぞ穴にうまく収まるように、帯鋸で微調整します。全パーツの嵌め合いを確認する作業は結構時間がかかります。ほぞ穴とほぞ加工が完了しました(右写真)。

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戸棚作成