2014年

11月

29日

姿見、どう作る?

 姿見の作成を依頼されました。鏡の上部に葡萄の彫刻を入れて欲しいとのこと。軽い気持ちで引き受けてしまいましたが、意外に難しい事が解りました。構造は額縁に鏡を入れ、その後ろにスポンジなどの緩衝材を置き、合板またはむく材の背板で支えるという方法を考えています。額縁の上辺には桂などの彫刻材を当て、その他の縁は桜材で作る予定です。しかし彫刻材は面積も広く、他の縁材との接合部をどのように作ればいいのか、良く解らない。頭の中で考えていても決まらないので、端材を使って接合部を作ってみました。写真左は裏側、右は表面です。表面の幅広の部分に彫刻をします。作ってみてようやく接合方法が決まりました。来週は鏡の注文など準備に入ります。

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2014年

11月

28日

旋盤脇の作業台完成

 抽斗箱板を加工しました(上左写真)。抽斗底板は5.5ミリ厚のラワン合板ですので、箱板には6ミリ幅の溝を掘りました。溝掘りはダドブレードをテーブルソーに取り付けてやりました。トリマーで掘るより大分能率がいいです。手前に見える板が前板で箱の周囲より5ミリ大きくしてあるので、抽斗と本体の間の隙間を隠してしまいます。上右の写真は抽斗を組立接着をしているところです。下の写真は完成写真です。塗装はしません。抽斗前板は3年ほど前に貰った栗の原木から挽き割ったものです。原木をチェーンソーで4つ割りにしておいたものです。

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2014年

11月

27日

旋盤脇の作業台(その4)

 3枚の棚板をカットし、取り付けました。2段の抽斗を付けるので、棚受け材を柱の内側から出張らないようにする必要がありますので、薄板を前後の柱の間に取り付けました。大変手間のかかる作業になってしまいました。キャスターも4個取り付けました。面取りをしていなかったので、組立後にトリマーをかけられる所だけ面取りしました。面取りは部材の状態でかけなければいけませんね。

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2014年

11月

26日

旋盤脇の作業台(その3)

 午前中通院のため、木工は午後2時頃からやりました。作業台の棚板3枚分を1×材で板接ぎしました。棚板を3枚付け、最上部は空間、2段目と3段目は抽斗を付けます。

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2014年

11月

25日

旋盤脇の作業台(その2)

 側板と背板は杉板を使いました。天井板と思われ、両木端に段カットがなされています。この段カットを利用して幅の不足分を接ぎ足しました。板厚が11ミリなので15ミリ幅の溝に差し込んだ時隙間ができます。3ミリの薄板を隙間に差し込みました。側板の内側に高さ150ミリの板が見えます。この板の上に棚板を置き、抽斗を入れます。

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2014年

11月

24日

旋盤脇の作業台作成

 旋盤の脇に置く作業台兼物入れを作り始めました。旋盤作業をする時、色々な道具を使いますが、作業台の上に置いて、使っています。作業台と旋盤が少し離れているので、その間を何度も往復する事になります。そこで旋盤作業する時、脇に置く作業台兼物入れを作ることにしました。キャスターを付けて移動を楽に出来るようにします。材料はなるべく端材を使う事にしました。天板は厚み30ミリ、幅318ミリのタモ集成材があったのでこれを長さ500ミリにカットしました。作業台の高さは1050ミリとしました。上の写真は角鑿盤で天板にほぞ穴を掘っているところです。下左の写真は柱とキャスターを取り付ける横木を組んだところです。柱は溝が掘ってある桧の角材が何本かあったのでこれを使いました。溝幅は15ミリあります。ここに差し込む側板と背板に予定している端材の厚みは11ミリしかありませんが、何とかなるでしょう。下右の写真は柱のほぼ中央に横木を取り付けたところです。これより上に側板と背板を差し込み、引出し2段と空間1段を設けます。横木より下に溝は不要なので、角材で埋めました。

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2014年

11月

22日

欅の丸太

 知り合いの方から欅の丸太を2本頂きました。写真左は長さ2M、直径は根っこに近い方が80センチ前後、遠い方が70センチ前後あります。大変太い丸太ですが、木口から大きな亀裂が入り、長さ方向で1M程まで達しています。伐採の方法に問題があり、亀裂が入ったようです。根から遠い方、写真では向こう側には芯が2つあり、入皮も見られます。つまり枝分かれしていた部分が成長に伴い、1本に合わさったものです。どの程度使えるか見当が付きませんが、製材費用くらいは回収できると思い、製材を頼みました。写真右は長さが2M、直径は30~40センチ。大きな節が2つ隠れているようです。今日は写真右の細い方だけ40~50ミリ厚の板に挽き割りしました。

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2014年

11月

21日

茶托作り(その4)

 リングチャックで茶托を保持し、別木の切り残しを削り取り、サンディングして生地完成です。ウレタンニスを塗りました(上左写真)。午後、テーブルソーのブレードにヤニクリーンをかけ、布でふき取りました(上右、下左写真)。非常に綺麗になりました。切れ味に影響が出るのは刃の回りだけだと思いますが、気持ち良く作業出来るように丸鋸全体を掃除しました。次に帯鋸の定盤もヤニクリーンをかけ、磨きました(下右写真)。こちらも大分綺麗になりました。

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2014年

11月

20日

茶托作り(その3)

 茶托の内側を削り終わったので、別木のチャック掴み代を帯鋸でカットしました(左写真)。ジグを作り、茶托を保持して、別木を2~3ミリ残してカットしました。右の写真は帯鋸でカットの終わった茶托です。未だ底に別木の残骸が残っているので高さがばらついています。午後は通院のため木工は午前中でやめにしました。

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2014年

11月

19日

桜材の乾燥具合

 桜材の乾燥具合をチェックしてみました。今年8月8日に製材し、3日後の11日に桟積みしました。その際、4枚の板の大きさと重量を記録しておきました。今日この4枚の板の重量を測定しました。木材の水分率を測定する器具もあるようですが、我が工房にはありませんので、こんな方法で乾燥具合をチェックしてみました。測定の結果を下の表にしましましたが、意外に乾燥が進んでいました。8月11日から今日11月19日まで101日間で、当初の重量の30~33%の水分が抜け、比重も1.0前後から0.7前後まで落ちました。山桜の乾燥材は比重0.6くらいらしいので、製材から1年もたたずに使えるかも知れません。材の変形具合は桟積みの最上部の数枚が木表側がへこむ反りが比較的大きく、下の方の板は上の板の重みで押さえつけられ、変形が少ないようです。なので今回、波トタンの上にコンクリートブロックや丸太を載せおもりとしました(写真)。初めからやっておけば良かったと思っています。なお下の表には罫線が入っていません。初めての表作りで、操作が良く解りません。

サイズ

CM



容積

 L



8/11

重量

Kg


8/11

比重



11/19

重量

Kg

 

101日間の乾燥水分量 Kg

11/19

比重



180×21×3 11.3 10.2 0.90 7.0 3.2-  31.4% 0.62
180×25×3 13.2

13.6

1.03 9.0 4.6- 33.8% 0.68
180×29×4 20.7 20.0 0.97 13.5 6.5- 32.5% 0.65
180×30×4 21.7 23.0 1.06 16.0 7.0-
30.4%
0.74
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2014年

11月

18日

茶托の作成(その2)

 上左の写真は接着したチャックの掴み代の芯ずれを無くすために、周囲を少し削ったところです。この後フェイスプレートを外し、別木の部分をチャックで掴み、茶托の内側を削り、サンディング、溝切りをしました。上右の写真は茶托をリングチャックで保持し、別木の掴み代を削っている所です。下左は生地完成品です。

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2014年

11月

17日

茶托作り

 妻の依頼で茶托を作り始めました。直径135㍉、高さ27㍉の予定です。樹種は不明ですが、きめが細かく色も良い材料があったのでこれで作ることにしました。材料の厚みが少し足りないので、チャックの掴み代を別の木で作り、接着することにしました。左の写真はフェイスプレーを付けて茶托の下側を削り、別の木で作った円盤を接着したところです。右の写真は準備した本体と掴み代用別木の円盤です。実際には円盤が置いてある部分にフェイスプレートをネジ止めし、茶托の下側を削ってから、下側に円盤を接着します。

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2014年

11月

14日

帯鋸のブレード研磨装置完成

 ディスクを前後に動かすハンドルを旋盤で作り直して、握る部分を丸くしました(左写真)。右の写真は反対側から撮ったものです。側板の後方を15ミリ厚の板で蓋をしました。これで完成です。運転テストをする前に、しばらくディスクを回転させずに、動作チェックをしました。ストッパーの出具合とディスク先端からの距離を調整しました。ストッパーは鉄板製なので、ペンチで曲げて距離を調整できます。サンダーのスイッチを入れ、研磨テストをしてみました。刃の数で20枚以上研磨してみました。刃の顎の部分をルーペで覗くと研磨しようとした部分が一様に光っているので研磨できていると判断しました。更に色々とテストしてみた結果、いくつかの問題点も見えてきました。運転の振動のため、蝶ボルトが回転してディスクが下がってしまう事が起こりました。蝶ボルトにナットを2個付けて板を挟む必要があります。また刃を上げる際に、刃を上げるパーツの先端に刃の先端が引っかかり、刃が上がり過ぎてしまう事もありました。このパーツは少し改造する必要がありそうです。結論としてはもう少し改造、調整する事により実用になりそうです。

 明日は桐生で同窓会があり、出席しますので木工を休みます。

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2014年

11月

13日

帯鋸のブレード研磨装置(その6)

 今日はディスクのストッパーを取り付けました(下右写真)。ディスクを前進させ刃と刃の間の谷に移動した時、谷に接触しないように、ストッパーが先にブレードの谷に当たり、前進を止めるようにしました。蝶ボルトの右の方に見える白い板がストッパーで、1.5ミリ厚の鉄板で作りました。鉄板に2個の長穴を開け、2本のボルトとナットで板に止め、ストッパーを前後に調節出来るようにしました。これでパーツがだいたい揃ったので、組立ました。上左の写真はハンドルを手前に引き、刃を上げるパーツが次の谷に入ったところです。上右の写真は、ハンドルを前進させ、ストッパーがブレードの谷に当たり、止まったところです。同じ状態を反対側から撮ったのが下左の写です。ここで下の方に見えるハンドルを上に上げると偏芯カムの働きでディスクが上に移動し、ブレードの刃を研磨します。ディスクとストッパーは連動しているので、ストッパーよりディスクが先に研磨面に当たるように調節する必要があります。明日研磨のテストをする予定です。ただし私のブレードは数カ月前に購入し、使う頻度も高くないので、未だ研磨する必要はありません。実際の研磨は先になります。

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2014年

11月

12日

帯鋸のブレード研磨装置作成(その5)

 左の写真はヤニクリーンを使って帯鋸ブレードのやにを拭きとったところです。テックさんに教えてもらったヤニクリーンですが近くのHCには置いてないので、ネットの通販に発注しました。ようやく届いたので早速ブレードに吹きかけ、ブレードを1回転させると、やにがべたべたな状態になり布でふき取る事が出来ました。

 右の写真は帯鋸のブレード研磨装置ですが、今日はディスクを上げ下げする装置を作りました。ボルト2本見えますが、右のボルトに赤い銅の円盤をナットで挟みました。ボルトを通した穴は円盤の中心から少しずらした位置にあります。偏芯カムの様にしています。ボルトの延長上にハンドルを取り付け、このハンドルを上下に動かすと、ディスクを上げ下げ出来るようになります。ディスクの端を鋸刃の谷まで移動したらディスクを少し上げて、研磨する部分に当てる必要があります。

  さて、ひねもす工房のHPはJimdoのシステムを使わせて貰っています。最近操作方法が変わり、戸惑っていましたがJimdoサポートに問い合わせたりしてようやく操作できるようになりました。今まで使っていたブラウザ、インターネットエクスプローラーではバージョン10以上が必要、推奨はブラウザをグーグルクロームに変えるといいと言うので、今はグーグルクロームでブログ投稿しています。一つ困ったことがあります。グーグルクロームの画面ではヤフーの画面の左横の方にあったお気に入りの項目が出てこないのです。どなたか解決方法を知っている方がおりましたら教えて欲しいと思っています。


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2014年

11月

11日

我が町の城跡公園の紅葉

 今日は通院やその他所用により木工は出来ませんでした。上の写真は昨日の早朝に撮った、我が町の城跡公園の紅葉です。今年は色づきが今一の感はありますが、結構な風情です。特に下左の写真は銀杏の葉が落ちて地面を埋め尽くしている情景で、誠に素晴らしかったです。写真の腕が悪く、充分に伝わらない感じで、ごめんなさい。

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2014年

11月

10日

帯鋸のブレード研磨装置(その4)

 装置を帯鋸に乗せ、刃を1個ずつ上に送ってみました。まだ刃の動きとディスクの動きが連動していませんが、刃をクランクの上死点まで移動した時ディスクの端が刃の先端より少し下がった位置にくる必要があります。そのためクランク軸を通す側板の穴を上下に10ミリ程長くしました。上左の写真でクランク軸の穴が一部見えているのが解るでしょうか。そしてクランク軸を適当な高さに保つための変形扇型?の金具を2個、側板の内側にボルトとナットで取り付けました。右写真の側板右下、クランク軸の下に小さなボルトの頭が見えています。更にディスクグラインダー下部の厚板に止め付けた横木を7ミリ下げました。これでディスクの端の高さをちょうど良い位置に調節できるようになりました。左の写真で黒い棒状のものは2ミリ厚の鉄板で作ったものでクランクを回すための連結棒です。今日は調整に手間取り、作業があまり進みませんでした。明日は通院、その他の所要のため木工を休みます。



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2014年

11月

08日

帯鋸ブレードの研磨装置(その3)

 座板は20ミリのランバーコアで作りました。この上に18ミリ厚の板2枚を止め付け、ディスクグラインダーの下部の厚板を挟みました。この厚板が座板から10ミリ程度浮くように、水平に横木を厚板に取り付けます。手前の横木と反対側の横木は写真に向かって右の端でコの字形に(相欠き)繋ぎました。厚板への取り付けかたは、写真に向かって左端の付近を1本のネジで止め、右端の方は蝶ボルトで押さえるだけにします。蝶ボルトでディスクグラインダの傾きを微調整出来るようにしました。大雑把な図面を作っただけなので、考え、考え作業を進めています。なので1日やってもこの程度しか進みません。納期もありませんので一向に構わないのですが。

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2014年

11月

07日

ブレードの研磨装置(その2)

  刃を1個ずつ上に移動する機構に目途がついたので大雑把な図面を作成しました(左写真)。ディスクグラインダーを板に止め付け、この板を厚板に接着します。厚板を下の2枚の板で挟み、移動出来るようにします。右の写真の状態まで出来ました。グラインダーを幅15ミリ、厚さ1ミリの金属製の帯でを板にボルト止めしました。帯の名前は解りませんが、HCにありました。ディスクグラインダーはヤフオクで中古品を格安で手に入れました。ディスクはダイヤモンド砥石?です。ディスクグラインダーで帯鋸を研磨するとブレードが振動するかも知れないとテックさんが指摘してくれましたので、グラインダーを手で支えてブレードに当ててみました。このやり方ではほとんど振動はありませんでしたので、とりあえず製作を進めます。

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2014年

11月

06日

帯鋸ブレード研磨装置作成開始

 帯鋸ブレードの研磨装置を作り始めました。ブレードを機械に取り付けた状態で、ダイアモンドディスクを付けたディスクグラインダーで研磨する方法を考えています。上の写真は刃を1個ずつ上に送る装置のテストをしているところです。下部のクランクを前後に振ると刃を1個ずつ上に送ることが出来ます。うまくいきそうです。

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2014年

11月

05日

今日もブログに挑戦

 写真をコピーし、コピーしたものをドラッグ&ドロップして上に配置することが出来ました。でもこれは正規の方法ではないような気がします。

  11月5日の時点では未だブログの操作方法が解らず、写真の説明も出来ていませんでした。今日11月8日ですが、ようやく操作が出来るようになりましたので、書き加えます。写真は栗の木の板を手押し鉋、自動鉋で整形したところです。知り合いの方から倉庫の外壁の下部の板貼りを頼まれました。板は先方から提供されました。板貼りする所は幅は約280センチ、高さ110センチくらいです。下見貼りにして欲しいというので、下側の木端を10ミリ程度切り欠きする予定です。

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2014年

11月

04日

ブログの投稿うまくいきません

 jimdoのホームページの操作方法が変わり、ブログの投稿もうまくいきません。現在jimdoサポートに問い合わせ中です。

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2014年

11月

02日

木彫展の見学

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戸棚作成