2018年

5月

31日

寄木のコブレット

 断面が市松模様の寄木の周りには4枚の16ミリ厚の楓材を貼ります。この接着は1枚ずつやりました。上左写真は平らな台板の上に市松模様の角材と1枚の楓材を置き、台にクランプで押し付けながら接着したところです。約3時間後に2枚目の楓材を接着しました(上右写真)。更に3時間後に3枚目の楓材を接着しましたが、下左の写真は台の上に置いてみたところです。写真で左端が1番目、上端が2枚目、右端が3枚目の楓材です。下右の写真は3枚目を押さえたところです。4枚目は明日接着します。

 接着の合間に桜材で2個のナチュラルエッジの器を粗挽きしました(左写真)。長径部分で約20センチです。半割の材料をカットするとかなり湿っぽい感じがしたので水分率を計ってみると約27%でした。写真を撮った後、木工ボンドを塗っておきました。

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2018年

5月

30日

壺作り(その3)

 スピンドルガウジの練習のために2個目の壺を作ってみました。スピンドルガウジの形状を更に変えてみました。ガウジに最初からあったベベルの形を変えるために研磨冶具の支持棒の角度を変えて爪の形を細長くするようにしました。そして2段目のベベルを再度研磨しました。この結果、壺の内部の削りが大変楽になりました。木工旋盤の初歩的なことでお恥ずかしい次第ですが、スピンドルガウジを使うのに抵抗が無くなったような気がします。

 スピンドルガウジの練習のためにコブレットを作ることにしました。ただし今回は外国の方のユーチューブ動画を参考にさせてもらって、寄木のコブレットにしました。上左写真は材料の角材を準備したところです。写真左側の角材はカリンとカヤで12×12ミリです。右側の角材は楓材で16×52ミリです。先ずは12ミリの角材を3本ずつ3組接着しました(右写真)。ここまでは昨日の作業です。今日は3組の角材を市松模様の様に合わせて接着しました(下左写真)。下右写真はその断面です。長さは42センチなのでコブレット2~3個取れるでしょう。

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2018年

5月

29日

壺作り(その2)

 壺の蓋を作りました。上左写真は蓋の外側を削り、サンディングが完了したところです。この後、掴み代から切り離し、蓋の下側を仕上げするため真空チャックにセットしたのですが、心を合わせても、蓋の縁が1ミリ程振れてしまいます。バキュームチャックのゴムの内側の角を削ったりしましたが、振れが納まりません。やむなく蓋の下側はディスクサンダーで平らに仕上げました。

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2018年

5月

28日

壺作り

 欅材で壺を作ってみました。スピンドルガウジを使うのが苦手で、今まであまり使わないでいました。スピンドルガウジを使っている時、刃物が意図しない横方向に動き、材に深く食い込み、失敗することがあり、スピンドルガウジに対し苦手意識を持つようになりました。これではまずいと思い、スピンドルガウジの練習のために縦木で壺を挽くことにしました。先ずはスピンドルガウジの形状を少し変えてみました。フィンガーネイル状の刃先を2段ベベルに変えてやってみました。従来程、横方向への動くことが無くなりました。暫くこのスピンドルガウジで練習してみようと思っています。明日壺の蓋を作ります。

 写真は我が家の庭のバラです。家内が2~3年前からバラ作りに凝るようになり、今見ごろとなりました。

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2018年

5月

26日

菓子器の粗挽き

 昨日の盆と同じ欅材で、径200ミリの菓子器の粗挽きをしました。1か月程放置し、変化が無ければ仕上げる予定です。

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2018年

5月

25日

盆の粗挽き

 径36センチの盆を挽きました。昨日の皿と同じ欅なので、粗挽きにしました。非常に堅い欅です。腕、肩が痛くなりました。

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2018年

5月

24日

皿作り

 欅材で皿を作り始めました。1年程前に手に入れた55ミリ厚の欅ですが、挽き割りしてみると、湿った感じがしたので、水分率を計ってみると15%でした。皿は薄いため変形しやすいので、粗挽きとし、後日仕上げることにしました。径240ミリで4枚粗挽きしました。

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2018年

5月

23日

時計作り(その6)

  ベニヤ板でテンプレートを作り、時計下部に長方形の穴を掘りました(上左写真)。この穴の底をサンディングしました(上右写真)。この後、文字盤を入れる穴の中央を糸鋸で切り抜きました。次に文字盤と振り子を作りました。栃の板で作る予定でしたが、適当な材が無かったのでカヤの板を使いました。糸鋸で径180ミリの円盤を切り抜き、ディスクサンダーで調整し、はめ込みました。振り子はカヤの板から糸鋸で径50ミリの円盤を切り抜き、真空チャックで保持して周囲を少し低く削り、サンディングしました。バオロッサの本体に文字盤をはめ込み、振り子を置いてみました(右写真)。

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2018年

5月

22日

時計作り(その5)

 4個目の時計を作り始めました。今回はバオロッサを使って縦長の時計を作ることにしました。幅24センチ、長さ38センチです。文字盤は径18センチの栃の板を埋め込みます。今日は文字盤を埋め込む穴をルーターで掘りました。径12ミリのルータビットの周りに外径18ミリのシリンダー状の金具を取り付けました。この金具を添わせるために5.5ミリ厚のベニヤ板に径186ミリの穴を開け、バオロッサの板にセットしました。ルーターで穴堀を開始しました(上左写真)が、バオロッサはもの凄く堅いですね。深さ12ミリ掘るために5回くらいに分けて少しずつ掘りました。穴の中央にはムーブメントを入れる穴を糸鋸で繰り抜くので、この部分はルーターで掘る必要はないので、途中で、径70ミリの円盤を穴の中央に取り付け、真ん中は残して掘りました(上右写真)。下の写真はテンプレートを取り外したところです。

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2018年

5月

21日

高柴山のつつじ

 田村郡小野町の高柴山に登り、つつじを見てきました。小野町浮金の登山口から2キロ弱の山道を登ると頂上(884M)に着きます。つつじは満開を少し過ぎた状態ですが、見事な眺めでした。

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2018年

5月

19日

時計作り(その4)

 接着したパドックは裏表をベルトサンダーで研磨してから真空チャックで保持してムーブメントを入れる穴を掘り、この穴をチャックで保持して表面をサンディングしました。3種の時計本体が出来たので、ムーブメントと針をセットしてみました。文字盤の数字をどうするかまだ決めていないので、針をセットして感じを見ています。オフコーポで数字セットを扱っていますが、現在欠品中です。入荷したら購入する予定です。

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2018年

5月

18日

時計作り(その3)

 2個目の時計はエンジュで作り始めました(右写真)。裏側にムーブメント用の穴を開けてから、表に径150ミリの穴を掘り、10ミリ厚の栃の板をはめ込みました。上の写真は3個目のパドックです。板接ぎした材料から4個の三角形を切り出し、型紙を糊付けしました(上左写真)。接合部分をディスクサンダーで整え、周囲のあまり部分を帯鋸でカットしてから、ディスクサンダーで研磨し、型紙をはがしました。上右写真は接着しているところです。

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2018年

5月

17日

時計作り(その2)

 時計作り1個目は楢材を削りました。上左写真は30ミリ厚の楢の円盤を真空チャックで保持して時計のムーブメントを入れる部分を掘ったところです。この穴をチャックで保持し、表側を削り始めたところ、虫穴が出てきました(右写真)。楢は諦め、桜材を削りました(左写真)。

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2018年

5月

16日

時計作り

 息子の依頼で木の時計を作り始めました。1個だけ作るのは効率が悪いので、ムーブメントは3個取り寄せました。まだデザインが決まってないのですが、取り敢えず幅25センチ程の板を準備しました。左の写真の左側は桜材、右側はパドックです。パドックはJWA会員の方から頂いたテーブル天板の端切れから切り出しました。しらた付きでしたので、赤み部分を接ぐことにしました。エンジュ材もいいかなと思い、丸太から板をとることにしました。右の写真は冶具を使って、帯鋸で挽き割りしているところです。

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2018年

5月

15日

八方ヶ原のつつじ

 今日は木工は休み、八方ヶ原につつじを見に行ってきました。八方ヶ原は矢板市の北方で塩原温泉に近い所です。ゴヨウツツジやトウゴクミツバツツジなどが今満開となっています。大間々駐車場に車を置き、往復5.5キロ程のコースを歩いてきました。標高は1200Mか1300Mあるのでしょうが、半袖Tシャツでも暑いくらいでした。

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2018年

5月

14日

お椀の拭き漆

 午前中お椀の拭き漆をやってから歯科医院に通院しました。左の写真は3回目の拭き漆が乾いたところです。写真を撮ってから4回目の拭き漆をやり室に入れました(右写真)。室の下の方に皿を置き水を入れてタオルを入れてあります。これで温度を30度に設定しておくと湿度は60%前後になります。午後は会社OBとの麻雀をやりましたので、木工は無です。

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2018年

5月

12日

一輪挿しの塗装

 一昨日一輪挿しに1回目のニスを塗りました(写真)。すっかり乾きましたが表面に少しざらつきがあります。800番の水ペーパーをかけてから2回目のニスを塗りました。子供向け椀にも2回目の拭き漆をしました。その後、松の芽摘みをやりました。今年は松の芽も成長が例年より10日くらい早い感じです。

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2018年

5月

11日

子供向け椀作り(その3)

 椀を真空チャックで保持して底外側を仕上げました。上左写真は椀をバキュームチャックにセットしているところですが、テールストックにコーンを取り付け、器に押し付けています。まだ真空ポンプは回していません。この状態でゴムハンマーで底部分をたたきながら芯を出しています。写真には写っていませんが、この作業は刃物台の端を底の周囲に宛がってやっています。芯が出たところで真空ポンプを回してみると、真空度は-0.06MP程度にしか上がりません。両手で器を包んでみると真空度が少し上がります。器を空気が通り抜けるようですね。真空度が余り上がらないので、刃物を深く入れないようにして、掴み代を削り取り、サンディングしました。サンディングが進むにつれて真空度が上がっていきます、6個中最も上がったものは-0.073MPとなりました。サンディングで木の粉が道管などに詰まるためですかね。右の写真は生地完成したところです。左奥の1個は内側の削りが深過ぎたもので、高さ5ミリ程の高台付きに仕上げました。塗装に何を使うか迷ったのですが、この椀で子供が食事をとるので、安全のためにやはり漆で仕上げることにしました。

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2018年

5月

10日

子供向け椀作り(その2)

 昨日外側を削った椀の内側を削り、サンディングしました。6個中1個は内側の底の方を削っていた時キャッチングを起こし、その傷が無くなるまで削ったところ、5ミリ程深すぎ、失敗品になりました。明日、底の外側を削ります。

 昨日届いたドゥーパに掲載されたひねもす工房の記事です。何故か、とじ込み付録という掲載です。紙面の上の方が3センチ程短くなっていました。この写真では内容が解りませんね。すみません。

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2018年

5月

09日

子供向け椀作り

 姪の子供たちのために、小さな椀を作り始めました。上2枚の写真は桑材で作った試作品です。径90ミリ、高さ50ミリです。本番は欅で6個作り始めました。径90ミリ、高さ55ミリの物と、径95ミリ、高さ60ミリの物を3個ずつ作っています。高台の様に見える掴み代は最後に取り去ります。

 ひねもす工房は3月にドゥーパの取材を受けましたが、今日その雑誌が届きました。JWAの講習会の様子も掲載されました。

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2018年

5月

08日

一輪挿し作り(その6)

 7個目の一輪挿しを作りました。これもしらた部分はありません。水を入れる部分はステンレスパイプで作りました。外径25ミリと、19ミリの2種のパイプを切断機でカットし、底板は0.5ミリ厚のステンレス板を丸くカットし、はんだ付けしました。

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2018年

5月

07日

一輪挿し作り(その5)

 午前中は歯科医院、内科医院と梯子通院でつぶれました。午後5個目、6個目の一輪挿しを作りました。今度の材料は大きな塊から切り出したので、周囲にぐるりとしらた部分が現れることはありません。左の写真は径20ミリのドリルキーで穴を開けているところです。径19ミリのステンレスパイプを使います。右の写真はサンディング上がりです。

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2018年

5月

03日

拭き漆の器

 昨日、8回目の拭き漆をした器です。2個のナチュラルエッジの器は今年の3月に挽いたもので、樹種は不明です。器内部のサンディングがうまく行かず、拭き漆により、欠点が強調されてしまいました。蓋付き器も3個中2個は内部の磨きが十分でなく、黒っぽくなってしまったところがあります。サンディングに頼ることなく削り技術を上げればいいのでしょうが、難しいですね。

 今日から2~3日木工を休みますので、ブログも7日から再開する予定です。

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2018年

5月

02日

一輪挿し作り(その4)

 4個目の一輪挿しです。昨日、節穴にエポキシを塗り込んでおいたものを、仕上げました。写真で2個の節穴が見えますが、裏側にもう1個あります。エンジュの木屑を目の細かい篩(ふる)いにかけた粉をエポキシに混ぜて塗ったのですが、色は一致しませんね。アクセントと思って完成品にすることにしました。蓋付きの器に8回目の拭き漆をしました。

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2018年

5月

01日

一輪挿し作り(その3)

 一輪挿し3個目を作りました(左写真)。2個目より少しマシな形に出来ました。径の大きいところ(しらた部分)が約70ミリ、くびれ部分が40ミリ弱です。写真は斜め上から撮っているのでくびれ部分が太く見えています。4個目を挽き始めたところ、大きな節穴が3個も出てきました。廃棄しようかとも思いましたが、エポキシで埋めてみることにしました。エポキシにエンジュの粉を混ぜて塗りました(右写真)。明日削ってみます。

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